ダイワボウ情報システムと日本マイクロソフトが Windows 搭載モバイルデバイスの拡販で協業拡大

[2015年8月28日]

ダイワボウ情報システム株式会社
日本マイクロソフト株式会社

中堅・中小企業、教育市場のICT利活用促進を目的に共同で「Windowsモバイルビジネスセンター」を拡張設立

 

ダイワボウ情報システム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役社長:野上義博、以下DIS)と、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:平野拓也、以下日本マイクロソフト)は、中堅・中小企業および教育市場のICT利活用促進を目的に2011年に設立された「Windowsタブレット推進センター」を拡張し、Windows搭載スマートフォンを含むWindows搭載モバイルデバイスの導入を支援する専任組織「Windowsモバイルビジネスセンター」を、本日2015年8月28日(金)付でDIS内に設立しました。

年間平均180万台規模で出荷の推移が予測される法人向けのスマートフォンに加え従来型の携帯端末であるフィーチャーフォンの法人向け新規出荷も年間平均100万台超の市場規模が予測されます(*1)。フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行機会や、総務省による2015年のSIMロック解除義務化による携帯端末調達の多様化が予測される中、今後企業におけるスマートフォンの普及がさらに加速することが期待されます。また、タブレット型デバイスについては2010年からその携帯性、情報閲覧に適した形状や直感的な操作性などから、コンシューマー市場だけでなく、企業や教育現場への導入、利活用が進み出荷台数が伸長しており、今後の動向としてスマートフォンとタブレット型デバイスの連携による更なる生産性の向上が注目されています。

これまで企業や教育現場では導入済みのPCおよびタブレット型デバイスと、携帯電話との連動性については、異なるOSによる導入が主であり、管理・運用・保守・セキュリティの観点から課題がありました。Windows搭載モバイルデバイスの導入により、導入済み既存資産との親和性が高まるため、運用の効率化が求められるクラウドソリューションやマルチデバイス運用の場において、管理・運用・保守・セキュリティに関する課題解決が期待されています。

多様化するハードウェアやOS管理を行い、業務効率の向上、セキュリティの担保、保有資産の活用などの市場需要に対応するため、DISと日本マイクロソフト両社は「Windows モバイルビジネスセンター」を設立し、全国約90か所のDIS販売拠点とモバイルデバイス拡販に注力する約1,500社の販売パートナーを通じ、教育市場および国内約2,800万人の中堅・中小企業における潜在的フィールドワーカー(*2)に対し、多様なモバイルデバイスの選択肢の提供と、Windows 搭載モバイルデバイスの利活用シナリオ・ソリューションを創出し、その導入を推進します。同センターは、タブレット型デバイスに加えて、Windows搭載スマートフォン ビジネスに関する先駆け組織として、今後デバイスメーカー各社が開発・発売するWindows 搭載スマートフォン製品の取り扱いや、販売・導入支援を販売店パートナーへ提供致します。

*1:両社調べによる
*2:総務省「事業所・企業統計調査」(2006年)報告の中小企業労働人口を「潜在的フィールドワーカー」と定義

 

両社協業により、「Windows モバイルビジネスセンター」に両社の技術および販売ノウハウを集約し、同センターを通して今後3年間でWindows搭載スマートフォンを含む、累計200万台のWindows搭載モバイルデバイスの法人市場向け販売を目指してまいります。

各社の役割は、以下の通りです。

DIS

本日より提供開始

  • Windows搭載モバイルデバイスの導入に関する専用相談窓口を設置
  • Windows搭載モバイルデバイス導入検討企業へのレンタルパッケージの提供
  • 日本全国でのハンズオンセミナーの実施
  • Windows搭載モバイルデバイス導入に際するワークショップ、トレーニングの提供
  • 案件内容・ニーズに応じたコンサルティングの提供
    • DISの取り扱う豊富な商材から最適なデバイス・アプリケーションを提案
    • カスタマイズサービスを活用した付加価値の高い提案
    • アプリケーションの実装技術やタッチ開発の検討

年度内の提供

  • マイクロソフト製品の利活用シナリオ・ソリューションの創出
    • Office 365をはじめとするクラウド製品の年額/月額販売メニューの提供
    • 安全で柔軟なモバイル デバイス管理と管理の簡素化に最適なMicrosoft Intuneの提案と年額/月額販売のサポート
    • 新しいクラウド専用ポータル(2016年1月予定)での、デバイスからクラウドまで一元販売、管理を提供

段階的な運用を検討

  • DISの全国約90か所の販売拠点および日本マイクロソフトの拠点におけるWindows搭載モバイルデバイス体験プログラムの提供

 

日本マイクロソフト

本協業において、DISに対して、継続的に以下のような支援を行います。

  • Windows搭載スマートフォンに関する技術情報の提供や営業支援の提供
    • ハードウェア/ソリューション導入検討顧客への協調営業
    • 本協業を通じた営業ツール/コンテンツの提供
  • Windows搭載スマートフォンの製品開発パートナーリクルーティングと開発支援
  • マイクロソフト製品の利活用シナリオ・ソリューション立ち上げへの支援

 

今後両社は、Windows搭載モバイルデバイスの導入支援を通じ、Microsoft Azure、Office 365やMicrosoft Intuneに代表されるマイクロソフトの提供するクラウドサービスを活用したソリューションの提案やパートナープログラムの拡充など、活動範囲を拡大していく予定です。

「Windowsモバイルビジネスセンター」専用相談窓口
電話 : 03-5746-6298
メールアドレス : [email protected]
受付時間 : 月~金曜日9:00~17:45(祝日およびDIS休業日除く)

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Windows、Azure、Office 365、Intune は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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