●マイクロソフト、Windows Embedded 8 の提供を開始

[2013年3月22日]

日本マイクロソフト株式会社

本日、マイクロソフトコーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、自社のウェブサイトにおいて、Windows Embedded 8オペレーティングシステムファミリの提供開始を発表しました。
Windows Embedded 8は、多様なエッジデバイス向けにWindows 8のテクノロジを拡張し、IT基盤を横断して重要なデータを捕獲、分析、活用するプラットフォームの提供により、企業のお客様が “インターネット オブ シングズ(「モノのインターネット」)” を活用できるよう支援します。
マイクロソフトのWindows Embedded担当ゼネラルマネージャーのケビン ダラス(Kevin Dallas) は次のように述べています。「マイクロソフトは、インテリジェントシステムについて、接続されたデバイスが組織内の広範なIT基盤と協調動作する『モノのインターネット』を企業へ応用したものと見ています、企業のお客様は、従業員や顧客に直感的なデバイスの快適な体験を提供し、Windows Embedded 8ベースのデバイスとシステムが明らかにしてくれる有益な情報を活用することで、長期的な競合優位性を獲得できます。」
マイクロソフトの統合ソフトウェアやサービスと接続されたエンタープライズネットワークのエッジ上のデバイスが、データへのアクセスを向上し、パフォーマンスを強化し、セキュリティを拡張し、柔軟な業務アプリケーションを支援することで、かつては不可能であった企業による機会の発見と活用に貢献します。企業は、Windows Embedded 8によって、顧客や従業員が求める情報をアクセスするためのリッチかつ自然な体験など、インテリジェントシステム内の業界向けデバイスをサポートする機能を備えたWindows 8テクノロジを、求められる一貫性と予測可能性を確保しながら活用することができます。また、マイクロソフトが7月に提供開始予定のライセンシングオプションにより、企業は、Windows Embedded 8ベースのソリューションに自社独自の機能を追加、あるいは、購入できるようになります。
OEMパートナーと開発者にとって、Windows Embedded 8は、先進的ビジネスや消費者向けデバイスを構築するのに有効なWindows OS特有のパワー、なじみやすさ、信頼性を提供します。エッジデバイス向けの追加組み込み機能とWindows 8のイノベーションの組み合わせが、セキュリティの強化、洗練されたアプリケーション、タッチ操作を優先した業界向け体験によって、差別化をもたらすソリューションの迅速で効率的な提供に貢献します。Windows Embedded 8 StandardそしてWindows Embedded 8 Proは、ソリューションの構築と提供を行うOEMパートナー向けに直ちに利用可能になります。プラットフォームのダウンロードのために、マイクロソフトはウェブサイト http://www.getwindowsembedded8.comを立ち上げました。Windows Embedded POSReadyの次世代製品であるWindows Embedded 8 Industryは、4月第一週に提供開始されます。
さらに、http://www.getwindowsembedded8.com では、企業のお客様とOEM向けのパネルディスカッション動画などの参照情報を提供し、Windows Embedded 8によるインテリジェントシステムの活用を支援しています。動画は、インテリジェントシステムにとって多大な可能性をもつ3つの業界、すなわち、ヘルスケア、小売、製造にフォーカスしています。これらの業界には、キオスク、ヒューマン マシン インターフェース (HMI) パネル、デジタルサイネージ、POS端末などのデバイスに対する独自のニーズと要件があります。動画に登場するパネリストは、Windows Embedded担当ゼネラルマネージャーのケビン ダラスとバーブ エドソン (Barb Edson)、Worldwide Health担当ゼネラル マネージャのニール ジョーダン (Neil Jordan)、Worldwide Manufacturing & Resources担当グローバルテクノロジ戦略ディレクターのロヒット バルガバ(Rohit Bhargava)、Worldwide Retail担当のマネージングディレクターのブレンデン オミアラ (Brendan O’Meara) 、そして、業界調査アナリストのコーネリア ウェルズ モーグ (Cornelia Wels-Maug) (Ovum)、クレイグ レスニック (Craig Resnick) (ARC)、ジェリー シェルドン (Jerry Sheldon) (IHL Group)です。パネルのモデレーターは、GigaOm Researchのアダム レッサー (Adam Lesser) が担当しています。

Windows Embedded 8に関する追加情報はhttp://www.getwindowsembedded8.com/およびWindows Embedded News Center をご参照ください。また、http://twitter.com/MSFTWEB およびハッシュタグ#getWE8でツイッター上のWindows Embedded 8に関する対話を是非フォローしてみてください。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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