[2013年6月4日]
(当リリースは 2013 年 6 月 3 日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています)
ハイブリッドクラウド、モバイルワーカー、先進的なアプリケーション開発を一体化して提供する 2013 年の新製品群
本日、マイクロソフトコーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、TechEd North America 2013において、クラウドコンピューティングとコネクテッド デバイスの時代において企業の成長を支援する新しいソリューション群を発表しました。本日の基調講演で、サーバー&ツール担当のコーポレートバイスプレジデント、ブラッド アンダーソン (Brad Anderson) とマイクロソフトの経営陣は、クライアント、データセンター基盤、パブリッククラウド、アプリケーション開発の分野にわたる、マイクロソフトの新製品とサービスが、最も総合的で接続性が高いエンタープライズプラットフォームの提供に貢献することを示しました。
「本日発表した製品とサービスは、企業が新たな方法でクラウドコンピューティングを採用し、重要なアプリケーションを提供し、従業員の生産性を向上していく際に、マイクロソフトが企業のお客様に信頼いただける企業であることを表わしています。『クライアントからクラウドまで』企業内の多様な要素を結びつけられるのはマイクロソフトだけです」とアンダーソンは述べています。
本日の基調講演では、高級車メーカーであるアストンマーチンをはじめとする顧客企業が紹介されました。アストンマーチンは、マイクロソフトの製品とクラウドプラットフォームを広範に活用して情報システムの成功を達成した数多くの企業の中の一例です。
アストンマーチンのIT基盤担当マネージャーであるダニエル ローチルーク (Daniel Roach-Rooke) 氏は次のように述べています。「私の部門の唯一の目的は、アストンマーチンが世界で最も美しく、憧れの的になるスポーツカーを作れるようにするための先進的なテクノロジを提供することです。デスクトップ、ソフトウェア開発から、プライベートおよびパブリッククラウドに至るまで、マイクロソフトは当社の最優先ITベンダーです。」
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ハイブリッドクラウドの推進
TechEdにおいて、マイクロソフトはハイブリッドクラウド向けの主要ITソリューションとして提供が近づく、「Windows Server 2012 R2」、「System Center 2012 R2」、「SQL Server 2014」を紹介しました。今月後半にプレビュー版が公開されるこれらの製品群は、お客様のデータセンター、サービスプロバイダーのデータセンター、そして Windows Azure の間にある垣根を取り払います。これらの製品を使うことで、お客様はITサービスやアプリケーションを複数のクラウド上で利用したり、ビジネスの要件に合わせて規模を拡大・縮小したりすることができるようになります。Windows Server 2012 R2 と System Center 2012 R2 は、2013年末までにリリースされ、SQL Server 2014 はその直後にリリースされる予定です。
仮想化、SDN (ソフトウェア定義型ネットワーク) 、データストレージとリカバリ、インメモリ トランザクション処理などの進化に伴い、これらのソリューションは、より速いペースでの開発と市場投入など、マイクロソフトの「クラウドファースト」への注力に基づいて開発されました。大規模なクラウドサービスの運用におけるマイクロソフトの経験を取り込んでおり、Windows Azure とつながることで強力なハイブリッドクラウドのシナリオ向けに、一貫性のあるプラットフォームを提供します。Windows Server と System Center についての詳細はアンダーソンのブログを、SQL Server についての詳細はクエンティン クラーク (Quentin Clark) のブログをご参照ください。
マイクロソフトは、ハイブリッドクラウドでの優位性をさらに示すべく、オンプレミスとクラウドの両方におけるエンタープライズ統合ソリューション「Windows Azure BizTalk サービス」のパブリックプレビューも発表しました。また、Windows Azure は、仮想マシン、Webロール、Workerロール向けに業界最先端の分単位の課金を提供するようになり、お客様にとってのクラウドの経済性を向上しました。詳細は、Windows Azure blogをご参照ください。
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Windows 8.1 : 先進的なビジネスを強化
基調講演において、Windows のプログラムマネジメント担当 パートナーディレクター、イアン マクドナルド (Iain McDonald) は、最近発表された Windows 8.1 アップデートの主なビジネス機能の詳細を説明しました。イアンが説明した機能には、今日の先進的なビジネス要件に応える最も強力なオペレーティングシステムを備えた最良の企業向けタブレットを提供するための、セキュリティ、管理、モビリティ、ネットワーキングなどの強化が含まれます。
Windows 8.1 の新しいネットワーク機能は、SoC (システムオンチップ) で統合されたモバイルブロードバンド、ネイティブなMiracast無線ディスプレイ、そして、企業プリンターとのNFC (近距離無線通信) ベースのペアリングを提供することで、今日の企業ワーカーのモバイル環境における生産性向上を目指しています。また、この新しいアップデートでは、デバイスの多様化への対応、指紋ベースの生体認証、タブレット上の複数要素による認証、デバイスから安全に企業データを消去できるリモートビジネスデータ消去機能によって、企業データとアプリケーションの保護のためのセキュリティも強化されました。さらに、Windows 8.1 の管理機能の向上により、Windows Intune サポートのアップデートに加えて、System Center Configuration Manager 2012 R2 やサードパーティのMDM(モバイル機器管理)パートナーの新規ソリューションなどに対するサポートオプションがさらに柔軟になりました。
6月26日にサンフランシスコで開催される Build 2013 開発者向けコンファレンスで、マイクロソフトは、Windows 8 と Windows RT のお客様向けに Windows 8.1 アップデートのパブリックプレビューをリリースします。企業向けのWindows 展開ガイドの更新など、Windows 8.1 の企業ユーザー向け新機能に関する詳細は、Windows for Your Business blogをご参照ください。
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先進的なアプリケーション開発の促進
また、マイクロソフトは、本日 Visual Studio 2013 を発表し、オンプレミスとクラウドの両方でアプリケーションのライフサイクルを改善させる新機能を紹介しました。アジャイル ポートフォリオ計画、開発者生産性、チーム コラボレーション、そして品質向上と DevOps 向けの新機能強化を提供する Visual Studio 2013 のプレビュー版は、Buildコンファレンスのタイミングに合わせてまもなくリリースされる予定です。
さらに、マイクロソフトは、本日、InCycle Software Inc. の InRelease Business Unit の買収を発表しました。InReleaseは、Microsoft .NET や Windows Serverアプリケーション向けの主要なリリース管理ソリューションです。今回の買収は、アプリケーション ライフサイクル管理とDevOps市場においてマイクロソフトが提供する製品・機能を拡張するものです。詳細は、S. Somasegar’s blog をご参照ください。
また、マイクロソフトは、本日、Microsoft Developer Network (MSDN) サブスクライバーが Windows Azure 上でより多くのアプリケーションを容易に開発やテストできるようにするための新たな特典を発表しました。新たな特典により、Visual Studio Professional、Visual Studio Premium、Visual Studio Ultimate のMSDNサブスクライバーは、月あたり最大150ドルに相当するWindows Azure プラットフォーム サービスを追加費用無しで利用いただけるほか、一部のMSDNで提供されるソフトウェアをクラウド上で稼働できる新しい使用権を持つことができます。
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マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
* Microsoft、Windows、Windows Server、SQL Server、Windows Azure、BizTalk、Windows Intune、Visual Studio は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。