ラックと日本マイクロソフト、「デジタルトランスフォーメーション」の実現を支援するセキュリティソリューションで協業

[2016年11月2日]

株式会社ラック
日本マイクロソフト株式会社

より安全な働き方改革を実現する「IDベースドセキュリティソリューション」を提供

 

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下ラック)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:平野 拓也、以下 日本マイクロソフト)は、組織のデジタルトランスフォーメーションの実現に向け、必須となるセキュリティリスクに対応する「IDベースドセキュリティソリューション」の提供で協業を開始します。

多くの企業や組織において、IoTの普及によるデバイスの多様化や、オフィス以外の場所での勤務機会の増加など、最新テクノロジを活用して事業構造を変革する「デジタルトランスフォーメーション」の実現が進んでいますが、その実現に当たってはセキュリティ対策が課題となっています。特に、クラウドの利用拡大にともない、セキュリティはネットワークベースの対策から、ユーザーやデバイスのIDベースで行う必要性が高まっています。

本協業において両社は、ラックの強みであるセキュリティコンサルティングおよび監視サービス(JSOC)と、マイクロソフトの強みであるID管理のスタンダードであるActive DirectoryおよびクラウドベースのAzure Active Directoryを組み合わせ、標的型攻撃などに対応したより安全な働き方改革を実現するIDベースのセキュリティソリューションを提供することで、「デジタルトランスフォーメーション」の実現を支援します。両社は、今後一年間で50社が本ソリューションを導入することを目標に共同で活動を実施します。

日本マイクロソフトは、パートナー企業のクラウドビジネス立ち上げを支援する部門「プラクティス ディベロップメント ユニット(Practice Development Unit:PDU)」によるビジネス開発や技術支援を行います。ラックは、日本マイクロソフトが提供するパートナープログラムであるクラウド ソリューション プロバイダー(Cloud Solution Provider:CSP)プログラムに参加し、「Microsoft Enterprise Mobility + Security(EMS)」に加え、Office365などのクラウドサービスも合わせて展開することで、包括的なセキュリティソリューションを提供します。

ラックは、これまで培ってきたセキュリティ対策事業の知見を生かし、日本マイクロソフトが提供するEMSを中核としたコンサルティングサービスや、JSOCによる監視・運用を代行するマネージドサービスを開発し、導入作業も含めたワンストップでサービスを提供していきます。
また、ラックは自社システムにEMSを採用することで、セキュリティサービスとしてのEMSの有効性と利便性を評価し、社内実践で得たノウハウを今後のソリューション開発に生かしていく予定です。

さらに両社は、Office 365などのクラウドサービスを利用中あるいは導入を検討したり、セキュリティの強化を検討中のお客様に対して、セミナー開催などセキュリティに関する理解促進活動を共同で実施します。

ラックと日本マイクロソフトは、IDベースのセキュリティソリューションを連携して展開していくことでお客様のICT環境のセキュリティ強化ならびにデジタルトランスフォーメーションの実現に貢献します。

セミナーの詳細は以下サイトを参照ください。
http://www.lac.co.jp/event/2016/11/21_org_01.html

 

※クラウド ソリューション プロバイダー(CSP) プログラム:マイクロソフトが全世界で展開するクラウドパートナー企業向けのプログラムで、認定企業は、自社の持つサービスやアプリケーションとマイクロソフトのクラウドサービスを組み合わせ、統合ソリューションとしてお客様に提供することが可能となり、お客様は、クラウドサービスの維持、契約更新、サポートを、認定企業から一貫したサービスとして受けることができるようになります。
https://partnercenter.microsoft.com/ja-jp/partner/programs

【株式会社ラックについて】
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。2016年には、米フロスト&サリバンより、「セキュリティ監視」「脆弱性診断」「セキュリティ事故対応」「セキュリティコンサルティング」などが高く評価され、昨年に続き2年連続で「2016 ジャパン マネージドセキュリティサービス プロバイダーオブザイヤー」を受賞しています。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト&クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心でき、喜んで使っていただけるクラウドとデバイスを提供する会社」を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Azure、Active Directory、Office 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本プレスリリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。正式な社内承認や各社との契約締結が必要な場合は、それまでは確定されるものではありません。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

Tags:

関連記事