マイクロソフト、コネクテッドカー分野のデジタルトランスフォーメーションを推進する IP ライセンシングプログラムを発表

[2017年3月22日]

Posted by: エリック アンダーソン (Erich Andersen)
コーポレート バイスプレジデント兼知的財産グループ主任法務顧問

自動車業界ではデジタルトランスフォーメーションが進行中です。インターネットに接続し、クラウドからサービスを提供される自動車のテクノロジが、イノベーションの新しい波を引き起こしています。実際、今後3年間に自動車の 90% 以上がインターネットに接続されるようになるという予測もあります。ガソリンの大幅な節約、予防保全、安全機能、そして、自動運転など、私たちは自動車の世界を変革する重要な変曲点にいます。

マイクロソフトは、世界の大手自動車メーカーと協業し、これらのテクノロジとサービスをお客様に提供しています。マイクロソフトは自動車を製造してはいませんが、パートナーと長期的に協力することで、自動車産業を支援する画期的な製品やサービスを提供してきました。たとえば、Azure サービスは自動車業界における主流のクラウドプラットフォームです。

マイクロソフトのビジネス デベロップメント エグゼクティブ バイスプレジデントのペギー ジョンソン (Peggy Johnson) は次のように述べています。「コネクテッドカーは自動車業界に膨大な機会をもたらします。その中核にあるのはソフトウェアの課題です。マイクロソフトのミッションは、自動車メーカーがさらに優れたドライビング体験を構築できるよう支援するテクノロジを提供することです。」

マイクロソフトは、パートナーの目標を適切に理解できるよう努力し、その達成に貢献してきました。そこでは、知的財産が重要な役割を果たすことがあります。

発表されたように、マイクロソフトのコネクテッドカー関連知的財産(IP)をトヨタ自動車にライセンスする合意に至ったのはそれが理由です。トヨタ自動車は、マイクロソフトの新しい自動車関連ライセンスプログラムの最初のパートナーです。

トヨタ自動車は世界有数の自動車メーカーとして、イノベーションと先進的研究開発の長い歴史を持っており、Toyota Connected プログラムを通じて、Azure IP Advantage の初期採用者としてマイクロソフトの重要なパートナーでした。コネクテッドカーにおけるマイクロソフトのIPが、この協力関係をさらに強固なものにできると期待しています。

マイクロソフトは、全社的に自動車業界のデジタルトランスフォーメーションに積極的に取り組んでいます。自動車メーカーとサプライヤーは、お客様への新しい体験の提供において目覚ましい成果を上げており、マイクロソフトは今後ともそれを支援していきます。

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