日本マイクロソフトでは、2020年1月14日に Windows 7、同年10月13日にOffice 2010のサポートを終了させていただきます。当社では、Windows 7とOffice 2010から、最新のクラウド環境（Microsoft 365）へのお客様の移行状況と移行支援施策を本日2018年10月17日（水）に発表しました。
■ 日本の法人のお客様のサポート終了に向けたご対応状況
従業員1,000人以上の企業においては、95%のお客様がWindows 10への移行に向けた取り組みを開始（出典：楽天インサイト 2018年9月）されていますが、中堅中小企業では、Windows 7のサポートが2020年1月に終了することの認知が57%に留まり（出典：楽天インサイト 2018年9月)、2017年12月の調査からは8ポイント上昇したものの、まだ半数近くの中堅中小企業のお客様が、最新環境への移行に向けた取り組みを開始されていない状況にあります。
また、中堅中小企業のお客様において、Office 365などのクラウドサービスを利用されている割合に地域差があり、とくに東京と、その他の地域を比較すると、クラウド利用は、東京以外の中堅中小企業のお客様のクラウドサービスの利用は約半分に留まっています（日本マイクロソフト調べ）。
また、日本の中堅中小企業の85%のお客様が、購入から4年以上経過したPCを所有されており、PCの買替サイクルは5.4年で、他国の平均よりも約1年も長いことがわかりました。また、購入から4年以上経過したPCは、新しいPCよりも、故障して修理に出す頻度や、PCの起動などにかかる時間が多くなることから、年間129時間もの生産的な時間が奪われ、PC1台当たり 349,983円相当の損失があることも明らかになっています（いずれも出典：Techaisle 2018年8月）。
■ Microsoft 365とモダン デバイスによるIT環境の最新化
日本マイクロソフトでは、Windows 7 と Office 2010からの移行先として、マイクロソフトの統合ソリューション「Microsoft 365」と、パフォーマンスや携帯性に優れた最新デバイス「モダン デバイス」をご提案しています。
Microsoft 365は、Office 365、Windows 10に加えて、ID管理・デバイス管理・データ保護ソリューション「Enterprise Mobility + Security」を含むインテリジェントな統合ソリューションであり、PCとスマートフォンによるスムーズな連携機能を取り入れたり、リアルタイム翻訳や画像認識などの AI を活用したりするなど、日々進化しており、お客様のより生産的でクリエイティビティにあふれたワークスタイルをご支援します。
モダン デバイスは、ハードウェアのパフォーマンスの高さに加えて、優れた携帯性（モビリティ）と、生体認証などのより高度なセキュリティに対応した、進化したデバイスです。現在 国内で法人向けに出荷されているPCの25%はモダン デバイスになっています。
日本マイクロソフトでは、下記の57社（2018年10月17日時点）のパートナー企業とともに、Microsoft 365とモダンデバイスによる、お客様のIT環境の最新化に貢献していきます。
■ ITの最新化に向けた移行支援施策
とくに中堅中小企業のお客様において、最新環境への移行を早期にご検討いただきたいこと、また、東京と地方とでクラウドの活用に差があることから、当社では、中小企業のお客様を対象とした、２つの移行支援施策を本日発表しました。
日本マイクロソフトでは、本日2018年10月17日（水）より、Microsoft 365 Business もしくは Office 365 Business Premiumを購入されたお客様 先着200社様を対象に、最大100万円をキャッシュバックさせていただくキャンペーンを開始しました。詳細は、こちらをご覧ください。
日本マイクロソフトでは、財務管理、経営コンサルタント、弁護士など中堅中小企業のお客様の様々な課題解決をサポートする各分野のスペシャリスト「中小企業お助け隊」による、「クラウド活用による経営力強化セミナー」を2018年11月～12月に全国10都市で実施します。詳細はこちらをご覧ください。
中小企業お助け隊のアンバサダーに、タレントの稲村 亜美さんを任命させていただき、本日の記者説明会では、中堅中小企業のお客様に「クラウドで新しい風を」吹かせていただきたいと祈念して、「神スイング」も披露していただきました。
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