Copilot、Windows、Surface による働き方の新時代の推進

Copilot、Windows、Surface による働き方の新時代の推進

ジャレッド スパタロウ (Jared Spataro)
Modern Work & Business Applications 担当コーポレートバイスプレジデント

※本ブログは、米国時間 3 月 21 日に公開された “Advancing the new era of work with Copilot, Windows, and Surface” の抄訳を基に掲載しています。

法人のお客様とパートナー企業向けのデジタルイベントにおいて、マイクロソフトは、Microsoft Copilot、Windows、そして、4 月に販売される 2 つの 新しい Surface デバイスを使用した、組織における新たな時代の働き方についての最新情報を共有しました。

マイクロソフトが、Copilot for Microsoft 365発表してから 1 年が経ちました。Work Trend Index によると、すでに従業員の生産性と創造性の向上が見られ、月に 10 時間もの時間が節約されているケースもあります。1 マイクロソフトは、今後もイノベーションを継続し、Copilot の機能を、組織が構築するアプリケーションやサービスを含め、Windows、Microsoft 365、Microsoft Teams、Edge などの製品ポートフォリオ全般に導入していきます。

以下に詳しく述べていきましょう。

Copilot in Windows をあらゆるデバイスですべての従業員に提供

Windows 11 と Windows 365 は、すべての従業員が Microsoft Copilot を安全で信頼できるプラットフォーム上にある、あらゆるデバイスで利用できるようにし、この新しい時代の働き方を推進する中核的な存在になっています。Copilot in Windows 11 の Copilot はオーケストレーターとして機能し、アプリ、ファイル、ウェブを安全に連携し、電子メールや会議の要約から新しいデバイスのパーソナライズや最適化まで、ユーザーに代わってタスクを実行してくれます。2

Windows 365 を使用することで、従業員は、新しい PC、Windows 365 クラウド PC からのストリーミング、あるいは、この 2 つの併用により、承認された任意のデバイスで安全かつ自由に業務を行うことができるようになります。柔軟な働き方を望む従業員にとって、Windows 365 クラウド PC は、IT 部門が管理コストを抑え、効率的に管理できる、安全で魅力的なオプションです。また、現在プレビュー版の Windows App の早期採用者である Vodafone や Zurich Insurance Group では、従業員がクラウドリソースに安全に接続し、Windows 365 などの仮想サービスにアクセスできるようにしています。プレビューの開始以来、Windows App のアクティブな利用時間は、プラットフォーム全体ですでに 300 万時間を超えています。

Windows と Windows 365 は、AI を活用してビジネスを成功に導く、安全で柔軟なコンピューティング ソリューションに不可欠です。お客様は、Microsoft Intune の AI を活用したクラウド管理を利用して、デバイスの状態を自動化し分析することで、管理の効率化とコスト削減を実現できます。さらに、Windows Autopatch により常に最新の状態に保つ Windows デバイスのセキュリティ強化も享受できます。また、Windows は、Surface for Business デバイスのような新しい Windows AI PC や、Windows AI Studio で構築された AI 搭載アプリケーションを提供するイノベーションを推進するエコシステムとも緊密に統合されています。

Kantar のようなお客様は、オンプレミス管理から Microsoft Intune によるクラウド管理に移行し、Microsoft Copilot を備えた Windows 11 Enterprise、Windows 365 クラウド PC、Surface デバイスを導入し、コストと時間を要する IT 管理プロセスを合理化しながら、従業員の生産性と満足度を向上しています。

Windows 11 と Windows 365 を使用した、新しい時代の仕事を推進する方法についての詳細は、Windows Blog をご覧ください。

Surface for Business デバイス 2 機種の発表

企業が AI の旅に乗り出す際には、Copilot の体験をフルに活用できる信頼できる PC ソリューションが必要です。ビジネス専用に開発された初の AI 搭載 Surface PC である Surface Pro 10Surface Laptop 6 を発表します。マイクロソフトは、これらの製品をイチから設計し、Copilot、ポート、NFC リーダー、セキュリティ、パフォーマンスなど、企業のお客様が求めていた機能を詰め込みました。最新のインテル® Core™ Ultra プロセッサーと統合された NPU (ニューラルプロセッシングユニット) により、バッテリー寿命が向上し、CPU と GPU への負荷が軽減された AI 体験が提供されます。

これらのデバイスは Copilot 用に作られており、Laptop 6 および Pro 10 (新しい Surface Pro Keyboard と組み合わせた場合) に備えられた Copilot キーにより、ボタンを押すだけで最高の AI 体験を利用できるようになります。3 Windows Studio エフェクト を実現する NPU 搭載 Surface スタジオ カメラ、そして、ほとんどの照明条件で画面を見やすくする新しい反射防止ディスプレイにより、従業員はどこからでも仕事ができます。また、マイクロソフトの持続可能性への取り組みの一環として、これらの Surface デバイスは ENERGY STAR® 認証を取得し、より多くのリサイクル素材を使用し、明確なビジュアルアイコンとデジタル修理ガイダンスへのアクセスを備えた交換部品で修理可能です。4

新デバイスに加え、マイクロソフトは、Surface による優れた IT 管理体験を実現するための基盤への投資も続けています。IT 部門が Microsoft Intune 内で Surface デバイスを管理するのに役立つ Surface 管理ポータルをアップデートしました。また、デプロイ、セキュリティ、データ コンプライアンスなどの日常業務を支援する Surface IT ツールキットも開発しました。

マイクロソフトは、職場におけるインクルージョンを促進するアクセシブルな製品の開発にコミットしています。読みやすい太字のキーセットを備えた新しい Surface Pro キーボード、Windows 11 の Copilot アクセシビリティ新機能、および、Microsoft アダプティブ アクセサリの法人向け販売を発表しました。新しい Surface デバイスについての詳細はこちらを、IT 管理サービスの詳細についてはこちらをご覧ください。

CopilotWindowsSurface で組織の AI 対応を実現

すべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにするという企業ミッションに則り、マイクロソフトは、お客様とともに、仕事を再形成する AI のトレンドを理解し、提供するイノベーションのためにデータとインサイトを活用していくことにコミットしています。マイクロソフトは AI の未来に大いに期待しており、組織が AI の展開を開始するには今が絶好のタイミングであると考えています。これには、Windows 11 へのアップグレードや Windows 365 の利用により、Copilot をすべてのデバイスで、すべての従業員に、より安全に提供すること、そして、Copilot と AI に最適化された最新の 法人向け Surface デバイスを採用することが含まれます。

1Work Trend Index スペシャルレポート Copilot の初期ユーザーから学ぶ、生成 AI の職場での可能性)(2023 11 15 )

2Copilot in Windows (プレビュー版) は、現在、一部のグローバル市場で利用可能であり、順次、追加の市場に展開されていく予定です。詳細はこちらをご覧ください。対象の Microsoft 365 ライセンス Entra ID を持つお客様は、商用データ保護機能を備えた Copilot を追加費用なしで利用できます。

3Copilot for Windows が有効になっていない場合に、Copilot キーを押すと Windows Search が起動します。

4Surface Laptop 6 は、筐体に少なくとも 25.8% のリサイクル素材を使用するなど、Surface Laptop 5 よりも多くのリサイクル素材を使用しています。Surface Pro 10 Surface Pro 9 よりも多くのリサイクル素材を使用しており、筐体には少なくとも 72% のリサイクル素材が使用されています。この数値は、Environmental Claim Validation Procedure, UL 2809-2, Second Edition (2023 11 7 ) を使用した Underwriter Laboratories, Inc. の調査に基づきます。

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