システムインテグレータと日本マイクロソフト、クラウド環境でのデータベース開発支援ツールの提供で協業

[2011年12月8日]

株式会社システムインテグレータ
日本マイクロソフト株式会社

 株式会社システムインテグレータ(本社: 埼玉県さいたま市、代表取締役社長: 梅田 弘之、以下 システムインテグレータ) と日本マイクロソフト株式会社(本社: 東京都港区、代表執行役 社長: 樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト) は、クラウド環境におけるデータベース開発支援ツールの提供に向けて協業することを発表します。
本協業によりシステムインテグレータは、マイクロソフトのクラウドベースのリレーショナル データベース サービスである「Microsoft(R) SQL Azure(TM)」 に対応した 「SI Object Browser for SQL」を、日本マイクロソフトの技術協力のもとで開発し、2011年12月12日(月)より販売します。また、今後の SI Object Browser の製品ロードマップにおいて、マイクロソフトのサービスや最新技術への早期対応を行うとともに、セミナーなどのプロモーション活動を共同で実施します。
SI Object Browser は、データベース製品の設計・開発・テスト支援ツールとして、国内で1.2万社、18万ユーザーが利用するシステムインテグレータの製品であり、現在はオンプレミス(社内設置型)のデータベースであるOracle Database版、SQL Server(R)版、DB2版を販売していますが、クラウドコンピューティングの急速な普及により、クラウドベースのシステム開発が急増していることから、ユーザーがクラウド上のデータベースを効率良く操作・管理できるツールが求められていました。そこで、システムインテグレータは、日本マイクロソフトの協力のもと、SI Object Browser初のクラウド対応製品として、SQL Azure 向けの SI Object Browser for SQL を開発し販売します。
これにより多くのエンジニアは、これまでオンプレミスのデータベースで慣れ親しんだ操作感のまま、クラウド上のデータベースを管理できるようになります。また、「データベース変換機能」を利用することで、オンプレミスのデータベースを即時にクラウド上の SQL Azure のデータベースに移行できます。
データベース開発・運用管理支援ツールで幅広いユーザーから支持されているシステムインテグレータと、オンプレミスとクラウドの双方にエンタープライズクラスの製品・サービスを提供する日本マイクロソフトが協業することで、データベース開発環境のクラウド対応および、クラウド データベースの利用促進を目指します。両社では、今後3年間に SI Object Browser for SQL を新たに5万ユーザーに利用いただくことを目標としています。
両社協業内容の詳細は以下の通りです。

  1. 新製品の開発・提供
    • システムインテグレータは、SQL Azureに対応した SI Object Browser for SQL を、日本マイクロソフトの技術協力のもとで開発し、12月12日(月)より販売します。
    • システムインテグレータは、自社製品を最新のマイクロソフト プラットフォームに早期に対応させていきます。
  2. 販売促進
    • 両社が連携して、SQL Azure と SI Object Browser for SQL の営業展開を行います。他社プラットフォームからの移行が伴う場合には、日本マイクロソフトが提供している移行アセスメントサービスの活用により、移行による効果や必要な費用等を、無償で検証するサービスも提供します。移行アセスメントサービスの詳細は下記を参照ください。
      http://www.microsoft.com/japan/sqlserver/2008/r2/solution/oraclemigration.mspx
    • 両社のパートナー企業と相互に連携し、各社の販路と強みを活かしたキャンペーンやプロモーション活動を実施するとともに、連携ソリューションを開発し提供します。その第1弾として、システムインテグレータは両社のパートナー企業である株式会社セカンドファクトリー (本社: 東京都府中市、代表取締役: 大関 興治) が、Windows Azure(TM) Platform を活用したデータ バックアップソリューションとして提供している「Cloudlink for Windows Azure」と、SI Object Browser for SQLを連携させた特別パックを用意し、12月12日(月)より販売します。
    • 日本マイクロソフトが2012年上半期の提供を予定している次期データベース製品「Microsoft SQL Server 2012」の提供開始に合わせたイベント等のプロモーション機会において、SI Object Browser for SQL を紹介していきます。
  3. 啓蒙活動
    • オンプレミス版のSI Object Browserのユーザーを対象に、SQL Azureの活用・開発・管理ノウハウを紹介するセミナーを共同で開催します。今後1年間に6回の開催を予定しています。
    • 両社および両社のパートナー企業のWebサイトで最新情報を発信するとともに、各社の会報誌やダイレクトメールなどにより、クラウド データベースのソリューションやクラウド開発・活用事例を紹介します。

【SI Object Browser for SQL 製品サイト】
http://www.sint.co.jp/products/siob/campaign/obsv2.html


サンプル画面1:インデックス断片化のグラフ表示および解消

サンプル画面2:テストデータ自動生成

【株式会社システムインテグレータの概要】
http://www.sint.co.jp/company/company.html

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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