[2011年4月26日]
日本マイクロソフト株式会社
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区)は、家庭内の写真やビデオなどのデジタルデータの管理、共有や保護を容易に実現する、家庭向けホームサーバーソリューションの最新版として、Microsoft(R) Windows(R) Home Server 2011 日本語版を、パートナー各社の対応ハードウェアならびにDSP(Delivery Service Partner)版* にて、2011年5月21日(土)より提供開始します。
現時点で6社のパートナー企業が、Windows Home Server 2011 対応ハードウェアの提供を予定しており、Windows Home Server 2011のDSP版を販売するパートナー企業各社が、本日より予約キャンペーンを実施します。
*DSP 版:OS単体製品とは異なり、システム ビルダー(PC 関連ビジネスを展開している企業)が、PCプレインストール、もしくは、PCパーツ(CPU、内蔵メモリ、DVDなどのドライブ、内蔵ハードディスク、マザーボード、内蔵拡張ボードなど)と併せて販売する製品で、そのPCパーツを組み込んで利用することを要件としています。なお、通常の DSP 版は、日本マイクロソフトはサポートを提供せず、システム ビルダーが個々の契約に基づいたサポートを提供していますが、Windows Home Server の DSP 版に関しては、日本マイクロソフトからもサポートを提供します。
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近年、家庭内で複数台のPCを所有することも一般的となり、さらに、デジタルカメラで撮影した写真や、音楽、ビデオなど、個人で保存するデジタル資産が急増しています。そのため、PCユーザーには、これらのデータの一元的な管理や保護、さらに、モバイルデバイスを含む多様なデバイスから、場所を問わずデータにアクセスするなどの新しいニーズが生じています。Windows Home Server 2011 は、家庭内のデジタル資産を一元的に管理し、さまざまなデバイスでの共有とアクセス、さらに大切な家庭内のデジタル資産の保護を実現する、以下の機能を提供します。
- ストレージおよびフォルダの共有:10台までのPCや Xbox 360(R) など Windows Media(R) Connect 対応デバイス間でフォルダを共有できます。
- 自動バックアップおよびリストア機能:10台までのクライアントPCのOSのシステムバックアップ、ファイル単位でのバックアップが可能です。リストア時は付属のリストアCDからブートしてリストアできます。
- ヘルスモニタリングとアラート機能:接続されたPCのセキュリティソフトの定義ファイルやパッチの適用状態などを監視し、3段階のアラートを表示して、対処を促します。
- リモートアクセス機能:Windows Live(R) カスタムドメインを利用して専用のURLを無料で取得でき、外出先からも共有フォルダにアクセスして、ファイルのアップロードやダウンロードが可能です。家庭内のクライアントPCへリモートデスクトップ接続することも可能です。
さらに、Windows Home Server 2011 では、家庭内におけるリッチなメディアサーバーとしての機能が強化され、家庭内外問わず、より簡単、便利に写真や動画などのメディアを楽しむための機能が強化されます。
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■ Windows Home Server 2011 の新機能と機能向上
①ユーザーエクスペリエンスの向上
- すべての機能を操作できる管理ダッシュボードが提供されるほか、クライアント側のツールであるスタートパッドにより、共有フォルダへのアクセスなどの基本的なタスクを簡単に実行できます。
②メディアストリーミング機能
- Windows Home Server 2011 では、管理ダッシュボードでメディアサーバー機能を簡単に利用できます。DNLA 2.0のサポートにより、DNLA 2.0対応のTVなどのデジタル メディア受信機で、ビデオや写真などサーバー内のデータを楽しむことができます。
③リモートアクセス機能の向上
- フルスクリーンのスライドショーや、リモートアクセスのユーザーインターフェースの操作性が向上したことに加え、外出先からインターネット経由で、Silverlight(R) 4のビデオ、音楽、写真のリモートストリーミングが可能です。
- モバイルデバイスに最適化されたリモートアクセスサイト画面によって、スマートフォンなどのモバイル端末からもサーバー上のファイルに手軽にアクセスできます。
④バックアップ機能の向上
- クライアントPCの自動バックアップ機能に加え、バックアップデータのデータベースのバックアップや、OSのイメージなど、サーバー全体のバックアップが可能となり、ベアメタルリストアにも対応します。
- サーバーの共有フォルダでは1日に2回、自動的に「以前のバージョン」が作成されるため、誤ってファイルを上書きしたり、削除したりした場合でも、簡単に復元できます。
- リストアCDは32bit/64bitの双方に対応しています。64ビットのOSをインストールしたクライアントPCのリストアも手軽に行えます。
⑤Windows Server(R) 2008 R2ベース、および 64ビット対応
- Windows Home Server 2011 は、Windows Server 2008 R2 をベースにしており、64ビット対応となることで、高い安定性とパフォーマンス、省電力を実現します。
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■ Windows Home Server 2011 対応ハードウェア提供企業(50音順)
株式会社アイ・オー・データ機器、 アプライド株式会社、株式会社クレバリー、株式会社サードウェーブ、株式会社サイコム、株式会社ユニットコム
※5月21日(土)より順次提供開始予定。
■ Windows Home Server 2011 予約キャンペーン
Windows Home Server 2011 のDSP版を販売するパートナー企業各社が、予約キャンペーンを実施します。本キャンペーンの特典や受付開始時期は販売店舗により異なりますので、各販売店にご確認ください。
実施期間:2011年4月26日(火) ~ 5月20日(金)
実施店舗(50音順):アプライド株式会社、株式会社クレバリー、エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社(NTT-X Store)、株式会社サードウェーブ(ドスパラ)、株式会社ソフマップ、株式会社Project White (九十九電機)、株式会社ユニットコム(パソコン工房、TWOTOP、FAITH)、株式会社レイン、株式会社ワンズ
■ Windows Home Server 2011 発売記念イベント
下記の要領で発売記念イベントを実施します。日本マイクロソフトの担当者などによるステージや、購入者向けのプレゼント抽選会などを実施します。
日時:2011年5月21日(土)13:00 ~ 17:00
会場:秋葉原カフェソラーレ
参加費:無料(事前登録不要)
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Windows Home Server 2011 の製品情報および予約キャンペーン、発売記念イベントの詳細は下記Webサイトを参照ください。なお、Windows Home Server 2011の評価版を5月上旬より本Webサイトにて提供する予定です。この評価版は、マイクロソフトがホスティングするサーバー上に置かれるため、Windows Home Server 2011 の機能を容易に試すことができます。
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/windowshomeserver/default.mspx
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【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。
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マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
* Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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