●マイクロソフト、2012 年度第 2 四半期の決算を発表

[2012年1月20日]

日本マイクロソフト株式会社

 ~ (当リリースは2012 年 1 月 19 日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています)~
マイクロソフト コーポレーション(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、米国時間1月19日(木)、2012年度第2四半期(2011年12月31日締め)の売上が208億9,000万ドルとなったことを発表しました。
これは前年同期比で5%の伸びです。また、営業利益、純利益、ならびに一株あたり希薄化後利益は、それぞれ79億9,000万ドル、66億2,000万ドル、ならびに 0.78ドルでした。これらは、前年同期では、それぞれ81億7,000万ドル、66億3,000万ドル、ならびに、0.77ドルでした。前年比の業績にはOffice 2010アップグレードプログラムに関連した繰延収益の認識分の2億2,400万ドルが含まれています。

 マイクロソフトの最高経営責任者であるスティーブ バルマー (Steve Ballmer) は「当社の主要製品とサービスの多くが新製品提供に向けた準備をしていた中でも、堅調な業績を達成できました。Consumer Electronics Show(CES)を終えた今、当社の新しい携帯電話とPCはとても好意的な評価を受けています。また、2012年に当社の携帯電話、PC、タブレット、テレビを通じて消費者のお客様の体験を一元化することになる新デザイン『Metro』も反響を呼んでいます」と述べています。

 Microsoft Business 部門では、第2四半期において62億8,000万ドルの売上を達成しました。これは、前年同期比で3%の伸びであり、Office 2010アップグレードプログラムの繰延収益の認識分を除けば7%の伸びとなります。Office 2010は出荷開始から18か月で約2億ライセンスが販売されています。また、前年同期と比較して、ExchangeとSharePoint(R)の売上は10%以上、Lync(R)とDynamics CRMの売上は30%以上の伸びを示しました。

 Server & Toolsビジネスは、第2四半期において47億7,000万ドルの売上を達成しました。これは、前年同期比で11%の伸びです。これには、Windows Server(R)と SQL Server(R)プレミアムエディションの2桁成長、そして、System Centerの売上の20%以上の伸びが反映されています。

 マイクロソフトの最高財務責任者であるピーター クライン (Peter Klein) は「PC市場全体が軟調であり、世界の主要地域において経済的な不確実性が継続しているにもかかわらず、当社の企業向け製品とサービスへの需要は堅調です。将来の成長への投資を行いつつコストを継続的に管理してきたことで、過去最高の一株あたり利益を達成できました」と述べています。

 Windows and Windows Live 部門は47億4,000万ドルの売上を達成しました。これは、前年同期比で6%の減少です。マイクロソフトはWindows(R) 7の立ち上げ以来、5億2,500万以上のライセンスを販売しています。

 Online Services 部門は7億8,400万ドルの売上を達成しました。これは前年同期比10%の伸びです。Bing(R)の米国市場での単独シェアは15.1%に拡大し、Yahoo!のサービスも含めたBingテクノロジによる米国市場でのシェアはおよそ27%になりました。

 Entertainment & Devices 部門は、42億4,000万ドルの売上を達成しました。これは、前年同期比15%の伸びです。現時点でのXbox 360(R)導入機器数は、約6,600万台のコンソール機と約1,800万台のKinect(TM)センサーとなりました。Xbox LIVE(R)には世界中に4,000万人のユーザーがいます。これは、前年同期比で33%の伸びです。

 マイクロソフトの最高執行責任者であるケビン ターナー(Kevin Turner)は「マイクロソフトの消費者市場向けビジネスが継続的に堅調であることに加えて、今年のホリデーシーズンの販売は弊社の歴史上最も好調でした。これは、優れた営業力、そして、Xbox 360やKinectなどの魅力的な製品によるものです。Windows 7 Ultrabookから新しいWindows Phoneに至るまで、新しいデバイスに対する大きな反響を感じています。加えて、Windows 8への期待も高まっています。」と述べています。

今後のビジネス展望
マイクロソフトは、2012年6月30日締めの会計年度における営業経費の予想額を、285億ドルから289億ドルの範囲に下方修正しました。

 マイクロソフトは、この発表中に含まれる将来の予想に関する記述を、実際の結果や自社の予想変更に合致するよう更新する義務を負っていません。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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