「希望郷いわて」の実現を目指し、岩手県と日本マイクロソフトが ICT を活用した地域活性化で連携

[2012年6月4日]

岩手県
日本マイクロソフト株式会社

岩手県(知事:達増 拓也)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口泰行)は、個人や団体、組織等によるICT(情報通信技術)利活用の促進を通して、東日本大震災津波からの復興を進め、岩手県における更なる地域活性化に向けて連携していくことで覚書を締結しました。両者は、県民のICT利活用を促進し、それぞれの持つ可能性を最大限に引き出すことにより、県民一人ひとりが、共に支え合いながらいきいきと働き、安心して暮らし、楽しく学んでいくことのできる希望あふれる社会の実現を目指します。

岩手県では、「いわて県民計画 ゆたかさ・つながり・ひと ~いっしょに育む『希望郷いわて』~」を策定し、東日本大震災津波からの復旧・復興、さらにはその先にある「希望郷いわて」の実現に向けて、県民、企業、NPO、市町村など、地域社会を構成する多様な主体が、共に支え合いながら取組を進めています。今回の連携のもとで県内におけるICTの利活用を幅広く進め、産業の振興や、誰もが地域で安全に安心して暮らせる環境の実現、東日本大震災津波からの復興を進めていきます。
日本マイクロソフトは、「ITで日本全国を元気に」というテーマのもと、過去数年間にわたり45以上の自治体と企業市民活動で連携してきました。日本マイクロソフトは、昨年の東日本大震災津波に際し、クラウドサービスを活用して、岩手県Webサイトの安定稼働を支援するなど、連携関係に有りましたが、今回、地域活性化を目的に、復興に取り組む岩手県と協働で事業を実施していきます。

今回、以下の4プログラムを岩手県と日本マイクロソフトが協働で実施します。

  • IT人材育成サポートプログラム:
    地域産業の活性化を目指し、製品・サービス等に革新性を持ち、成長意欲の高い県内のITベンチャー企業及び中小IT企業、並びに情報通信を学ぶ学生を対象とした支援を実施。
  • NPO基盤強化プログラム:
    より良い地域コミュニティづくりを目指し、NPOが自立的かつ継続的に活動する基盤の強化を図るため、県内のNPO及びNPO活動を支援している団体等を対象に、ICTスキルを活用した団体運営のノウハウを習得する講座及び講師となる人材を育成する講座等を実施。
  • 高齢者向けICT活用推進プログラム:
    高齢者が地域で安心して生活し、元気に活躍できるよう、県内の高齢者及び高齢者のICT活用を支援する団体等を対象に、ICT活用の利便性を周知するイベント及びICTスキルを習得する講座等を実施。
  • 教育分野人材育成プログラム:
    学校教育における学習指導及び校務の効率化を図るため、県内教職員を対象に、eラーニング形式の研修システム等を活用したICTスキル向上支援を実施。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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