「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012」を提供開始

[2012年9月5日]

日本マイクロソフト株式会社

 日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト)は、企業内システムからプライベートクラウド、パブリッククラウドまで、多様な企業システムのニーズに対応するサーバー オペレーティング システムの新製品として、「Microsoft(R) Windows Server(R) 2012」(以下、Windows Server 2012)を、パートナー企業各社と共に提供開始しました。9月よりボリュームライセンスの販売を開始し、9月26日(水)よりパッケージ製品の販売を開始します。

■ Windows Server 2012の新機能・機能強化点
Windows Server 2012は、企業内の小規模なサーバーから大規模なクラウド環境まで、お客様の様々なニーズに対応するため、前バージョンのWindows Server 2008 R2に比べ、180以上の新機能の実装と機能強化が行われています。
● より広範なスケーラビリティを実現する「Hyper-V(R)」を搭載
新しい Hyper-V は、最大 320 基の論理プロセッサ、4 TB の物理メモリ、仮想マシンごとに最大 1 TB のメモリ、64 基の仮想プロセッサのサポート、クラスター環境で最大4,000台の仮想マシンを実行などの機能強化により、より広範なスケーラビリティ(拡張性)と安定したパフォーマンスを実現します。さらに、大容量対応の新しい仮想ハードディスク「VHDX」 、強化された「動的メモリ」および新しい仮想ネットワーク スイッチ「Hyper-V拡張スイッチ」などにより、要求が厳しいクラウド環境に対応します。
● ストレージの機能を最大限に引き出す、新しいストレージシステム
Windows Server 2012 は、新しいファイル システム ReFS(Resilient File System) を採用することで、ディスクの更新中の電源障害などによる問題を回避し、データの信頼性を向上します。また、データの増加に素早く対応する複数の物理ドライブの集約や、物理ドライブの容量を超えた記憶域を実現する「仮想ディスク」、より効率的にディスクを活用する「データ重複除去」、RDMA対応ネットワークアダプタで高速なファイルアクセスを実現する新しいSMBプロトコルなどにより、増え続けるデータに対応します。

● Windows Azure(TM) との組み合わせで実現するハイブリッドクラウド
Windows Server 2012 は、Windows Azure 仮想ネットワークにより、Windows Azure のサービスと社内のデータベースやドメイン コントローラーなどのシステムを簡単かつ安全に接続させ、Windows Azure と社内システムが同じネットワーク上にあるかのように利用できるため、自社システムとWindows Azureを容易に連携できます。
● マルチタッチ対応デバイスによる新しいワークスタイルを提供
Windows Server 2012 は、サーバーに搭載されたGPUを仮想化し高品位なグラフィックスをクライアントに転送するRemoteFX(R)と、仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)の構築支援機能を利用することで、Windows(R) 8 のマルチタッチ機能に対応したスレートデバイスを使って新しいワークスタイルを実現できます。
Windows Server 2012の詳細は下記Webサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2012
■ Windows Server 2012 ボリュームライセンス参考価格(税抜)

エディション ライセンス種類 Open Business
Datacenter CPUライセンス 925,000 円
Standard CPUライセンス 170,000 円
Foundation サーバーライセンス OEM提供のみ
5クライアント アクセス ライセンス (CAL) ユーザーあるいはデバイス 33,800 円

※ Open Business は、必要なライセンスを必要な数だけその都度購入するのに適したプログラムです。ボリューム ライセンス プログラムの詳細は下記を参照ください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/about-licensing/how-volume-licensing-works.aspx

■ Windows Server 2012の普及促進に向けた取り組み
Windows Server 2012 導入支援パートナー
日本マイクロソフトは、お客様が Windows Server 2012 を円滑に導入できるよう、ハードウェア、ソフトウェア、システムインテグレーション、クラウドサービスなど様々なサービスを提供する、以下の50社(2012年9月5日現在)の「Windows Server 2012 導入支援パートナー」と密接に連携し、お客様の導入を支援します。
アバナード株式会社、株式会社アルゴグラフィックス、アルファテック・ソリューションズ株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社インターネットイニシアティブ、株式会社インテック、インテル株式会社、インフォベック株式会社、ウチダスペクトラム株式会社、株式会社内田洋行、SCSK株式会社、NECネクサソリューションズ株式会社、株式会社大塚商会、株式会社オービックビジネスコンサルタント、キヤノンITソリューションズ株式会社、CA Technologies、株式会社CSK Winテクノロジ、GMOインターネット株式会社、シスコシステムズ合同会社、株式会社システナ、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社、株式会社シマンテック、新日鉄ソリューションズ株式会社、TIS株式会社、データ・ジャパン株式会社、デル株式会社、東芝情報機器株式会社、東洋ビジネスエンジニアリング株式会社、トレンドマイクロ株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本AMD株式会社、日本コンピューターシステムサービス株式会社、日本電気株式会社、日本ビジネスシステムズ株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、株式会社ネオジャパン、ネットアップ株式会社、株式会社ネットワールド、株式会社日立システムズ、株式会社 日立製作所、株式会社日立ソリューションズ、株式会社ビットアイル、富士ソフト株式会社、富士通株式会社、株式会社富士通マーケティング、三井情報株式会社、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社、横河レンタ・リース株式会社、リコーITソリューションズ株式会社、レノボ・ジャパン株式会社(50音順)

Windows Server 2012 「ここに”未来”を搭載せよ」 キャンペーンを開始
Windows Server 2012の導入促進を目的に「ここに”未来“を搭載せよ」キャンペーンを本日9月5日より開始します。本キャンペーンは、Windows Server 2012を導入することによるメリットなどをお客様に提案するもので、本日より掲載される広告に加えて、ポータルサイト(http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/ws2012/) を開設し、パートナー各社の最新情報や、様々な導入支援情報を紹介します。

Windows Server 2012 全国セミナー
Windows Server 2012 の導入促進を目的に、9月27日(木)~28(金)に開催する「The Microsoft Conference 2012」(http://www.microsoft.com/ja-jp/events/msc/2012/)を皮切りに、Windows Server 2012 の製品特長などをご紹介するセミナーを全国で実施します。

<添付資料 1>
Windows Server 2012 のパッケージ画像、スクリーンショット


Windows Server 2012 Standard

Windows Server 2012 画面例

Hyper-V Replica

ストレージ重複除去

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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