[導入事例] Microsoft(R) Visual Studio(R) 2012によるアプリケーション ライフサイクル管理 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、株式会社 富士通システムズ・ウエスト、株式会社 システムコンサルタント

[2012年10月4日]

日本マイクロソフト株式会社

 日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト)は、日本マイクロソフトが2012年9月に提供開始した「Microsoft(R) Visual Studio(R) 2012」を、株式会社エヌ・ティ・ティ・データ (本社:東京都江東区、以下 NTTデータ)、株式会社富士通システムズ・ウエスト(本社:大阪市、以下 富士通システムズ・ウエスト)、株式会社システムコンサルタント(本社:東京都墨田区、以下 システムコンサルタント)の3社がそれぞれ採用したことを発表します。

■ 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
NTTデータは、同社のプロジェクト管理システム「TERASOLUNA Critical Chain Visualizer」のインドとのオフショアによるアジャイル開発の基盤として「Visual Studio Team Foundation Server 2012」と「Visual Studio Premium 2012」 を採用しました。NTTデータでは、以前は日本とインドの開発拠点ごとに個別の開発環境、マネジメント環境、構成管理環境などの、異なるツールを使用していたため、様々なデータが散在し、データを連携させたり同期を行ったりするのに、多くの労力がかかっていました。すべてのデータを Team Foundation Server に集約・管理することで、これまで約3か月かかっていた平均的な開発期間を、約2週間にまで短縮できました。同社では日本マイクロソフトの早期導入プログラムにより「Team Foundation Server 2012」を評価したことで、製品提供が始まった2012年9月にはVisual Studio 2010からVisual Studio 2012への移行を完了しています。
NTTデータの技術開発本部 プロジェクトマネジメント・イノベーションセンタ シニアエキスパート 柴山洋徳氏は、導入効果について下記のように述べています。
「本製品の導入により、開発にかかわるすべてのデータを集約・管理することで、作業効率化されただけにとどまらず、データを通じた開発状況の透明化により、距離と時間が離れたチーム間において、シームレスなコラボレーションが実現できました。」

■ 株式会社富士通システムズ・ウエスト
富士通システムズ・ウエストは、「INTARFRM(インターファーム)」のアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) の基盤として「Visual Studio Team Foundation Server 2012」を採用しました。同社では、国内4拠点で開発を行っていますが、本製品導入により、プロジェクトの情報を集約することで効率良く共有でき、毎晩実行するようにスケジューリングした自動ビルドと自動テストにより、品質の向上と作業の効率化を実現しました。自動化そのものに手間がかかると思われがちな「テストの自動化」では、同社内のベンチマークにより、3回以上繰り返されるテスト項目では自動化の効果があることが示されています。
富士通システムズ・ウエストの経営基盤本部 開発センター長 中尾 広宣氏は、導入効果について下記のように述べています。
「昨今のビジネス環境の急激な変化にともない、システム開発においても柔軟かつ迅速な対応が求められています。本製品の導入で得られるプロジェクト情報の集約および自動ビルド・自動テストにより、さらなる品質の向上と作業の効率化を実現できるものと期待しています。」

■ 株式会社システムコンサルタント
システムコンサルタントは、株式会社ムビチケ(本社:東京都港区)が運営する映画観賞券の前売券購入と座席予約ができるオンラインサービス「ムビチケ」(http://www.movieticket.jp/)のシステム開発において、「Visual Studio 2010 Ultimate」と「Visual Studio Team Foundation Server 2010」を利用してきましたが、2012年末までに、「Visual Studio Professional 2012」と「Visual Studio Team Foundation Server 2012」にアップグレードすることを決定しました。
システムコンサルタントは、2011年9月の「ムビチケ」サービス開始に向けたシステム構築では、当初ウォーターフォールモデルでの開発を想定していましたが、複数の映画配給会社および興行会社が参加した大規模な新規システムであったため、アジャイルプロセスを取り入れた開発に変更しました。その際にソースコード管理、テスト、自動ビルドを行う基盤としてTeam Foundation Server 2010を活用することで、アジャイル開発をスムーズに行うことができました。今回、「ムビチケ」のWindows(R)ストア アプリの対応に合わせて、Visual Studio 2012で開発を行うとともに、互換性やフィードバック収集ツールなどを強化したTeam Foundation Server 2012へのアップグレードを決めました。
3社の事例の詳細は下記Webサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/dev/2012/showcase.aspx

■ アプリケーション ライフサイクル管理について
アプリケーション ライフサイクル管理は、開発のプロセスから運用、そのフィードバックを次の開発へ活かすという考え方です。マイクロソフトでは、アプリケーション ライフサイクル管理の考え方を実装するために、開発業務の基盤を支えるシステムとしてVisual Studio 2005から、Team Foundation Serverを提供しており、国内での累積ダウンロード数が19,000を超えるなど、多くのお客様や開発者に利用されています。アプリケーション ライフサイクル管理に関しては、下記のWebサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/alm

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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