マイクロソフト プラットフォーム、JT のグローバルな統合 IT 基盤として全面採用

[2012年12月27日]

日本マイクロソフト株式会社

 日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト)は、日本たばこ産業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小泉 光臣、以下 JT)のグローバルな統合 IT 基盤として、マイクロソフト プラットフォーム(注1)が全面採用されたことを発表します。

たばこ事業、医薬事業、食品事業を中核として、多角的にビジネスを展開する JT では、グローバル化を始めとした同社の成長戦略を支える新たな統合 IT 基盤の構築において、同社グループ従業員 約 49,000名(注2)が利用する PC の OS からコミュニケーション基盤、データベース環境までをマイクロソフト製品で統一することを決定し、順次その導入を進めており、2013年春には完了する予定です。また、JT では、マイクロソフトの最新 OS である Windows 8 を搭載したタブレット型PCや、次期 Microsoft Office 製品群など、次世代テクノロジの導入に向けた検証(注3)も行っています。

(注1)JTの統合 IT 基盤に採用された主なマイクロソフトの製品/サービス:

  • クライアント製品:Windows 7 Enterprise、Office Professional Plus 2010
  • サーバー製品: Windows Server 2008 R2 [ユーザー認証などの共通基盤]、Exchange Server 2010 [メール&スケジュール]、SharePoint Server 2010 [情報共有&検索]、Lync Server 2010 [リアルタイムコミュニケーション]、SQL Server 2008 R2 [データベース]
  • クラウドサービス:Office 365
    (注2)最も利用者数の多い製品/サービスにおける人数。製品/サービスにより異なります。
    (注3)JTが検証中のテクノロジ:
  • クライアント製品:Windows 8
  • サーバー製品:SQL Server 2012 [データベース]
  • SharePoint Server 2013、Lync のエンタープライズ ボイス機能などの次期 Office 製品群

世界120の国と地域で事業展開している JT では、同社のさらなる成長と国際規模での競争力強化に向けて、「グローバル化する従業員間のコミュニケーション環境の向上」、「災害時の事業継続性の確保」、「各国の市場ニーズを的確かつ迅速に捉える BI 環境」などを実現するために、それらを強力にサポートする IT パートナーを求めていました。JT はマイクロソフトの世界各国における導入実績や共通のサポート体制、技術の標準化などによるコスト削減効果などを決め手として、マイクロソフト プラットフォームで統合 IT 基盤を構築することを決定しました。日本マイクロソフトは、JT の ITパートナーとして、統合 IT 基盤の円滑で効果的な構築を引き続き支援します。

[コミュニケーション環境の刷新]
JT は、社内で従業員が利用するPC、グループウェアやポータルなどのコミュニケーション環境を、Exchange Server、SharePoint Server などのサーバー製品の採用と、PC の OS を Windows 7 Enterprise に統一することで刷新しています。また、社外のパートナー企業との情報共有に、マイクロソフトのクラウドサービスである Microsoft Office 365 を使用することで、円滑な業務の遂行を実現しています。詳細は下記Webサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/jti.aspx

[データベースの刷新]
JT は、膨大な業務データの収集、分析、活用を実現するデータベースの社内標準を、従来の Oracle からマイクロソフトの SQL Server に全面的に移行することを決定しました。JTでは、データベースの移行により、ライセンス料などの大幅なコスト削減や運用の省力化を見込んでいます。詳細は下記Webサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/jti2.aspx

 日本たばこ産業株式会社 IT 部長 引地 久之 氏は、「かつてメイン フレームからクライアント サーバーへと移行した時代から、マイクロソフト製品は一貫してエンタープライズ プラットフォームのメイン ストリームとなってきました。そうした経緯を経て、現在は企業における情報システムのスタンダードになっていると言ってもよいでしょう。事実上の業界標準、デファクト スタンダードとなれば当然スキルを有するエンジニアの数も多く、またサポート チャネルもあちこちに用意されています。それは私たちユーザーにすれば、自社のニーズに最適化された選択肢が豊富に用意されているということでもあります。そう考えると、マイクロソフト製品を選択するのはごく自然な成り行きでした」と述べています。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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