青山小学校がWindows 8 タブレットを導入し、「21世紀型スキル育成授業」を開始。

[2013年2月21日]

港区立青山小学校
レノボ・ジャパン株式会社
日本マイクロソフト株式会社

 港区立青山小学校(東京都港区、校長:曽根節子)は、普通学級および特別支援学級においてWindows 8 タブレットを導入し、今後4か月間をかけてその学習効果を検証する「21世紀型スキル育成授業(以下本授業)」を開始します。本授業はレノボ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:渡辺朱美、以下レノボ・ジャパン)、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口泰行、以下日本マイクロソフト)の支援により実施され、教諭と児童はWindows 8 搭載タブレットPC「ThinkPad Tablet 2」を使用します。今後3者は共同で、2月28日(木)に予定されている青山小学校での公開授業などを通じ、教育や学習におけるタブレットPCの利活用法や、学力向上につながる取り組みを広く公開する予定です。

青山小学校と日本マイクロソフトでは、かねてより「NEXTプロジェクト(2006年6月~2009年3月、独立行政法人メディア教育開発センターとの共同研究)」、「デジタル教科書教材協議会(DiTT)実証研究(2012年9月~2013年6月)」などを通じ、教育現場でのICT利活用に共同で取り組んでいます。なかでも信州大学 東原義訓教授の指導を仰ぎ、昨年9月より取り組んだ個別支援システム「インタラクティブスタディ」を活用した実践研究(2012年9月~)では、1人1台PC環境のもと、教員OBや地域コミュニティと連携した指導を実施することで、対象児童の学習に対する意欲や算数の基礎力が著しく向上するなどの成果が得られてきています。
今回の「21世紀型スキル育成授業」は、2者のこれまでの取り組みを強化するとともに、対象を特別支援学級にも広げ、児童のコミュニケーション力を補佐するツールとしてのICTの可能性を探るものとなります。デジタル機器やスマートデバイスの活用が不可欠な時代を生きる児童たちに、それらの機器をツールとして使いこなしつつ、自らの「伝えたい」という想いを大切に、人とかかわり、伝えあう力をつけていくことをめざしています。レノボ・ジャパンは若者の未来を支援する「U.dream」プロジェクトの一環として、今回の取り組みのため、最新のWindows 8 タブレット「ThinkPad Tablet 2」31台を提供します。日本マイクロソフトは、21世紀の学習環境づくりを推進する『マイクロソフト 21世紀の教室~Windows in the Classroom~』と連携して本授業に協力します。
2月28日(木)に予定されている青山小学校での公開授業では、特別支援学級の児童を対象とした「生活学習単元」の授業として、タッチ操作、ペン入力、カメラ、データ共有など「ThinkPad Tablet 2」の利点を活かした児童のコミュニケーション力を深めることを主題とした授業などを公開する予定です。また児童に具体的な目標を伴う学習機会を提供するため、6月には、校外学習の一環として児童自ら学習の成果を PowerPoint にまとめてプレゼンテーションを行い、日本マイクロソフト社員らが講評を担当する「プレゼン大会」も予定されています。
3者は今後共同でプロジェクトを推進し、今夏をめどにその成果を公開予定です。

港区立青山小学校「21世紀型スキル育成授業」概要
期間:2013年2月~6月下旬までの約4か月間
テーマ:21世紀型スキルの育成、特にICTを活用したコミュニケーション力の育成支援
対象:青山小学校の小学校1年生から6年生までの普通学級、特別支援学級の児童
指導:信州大学教育学部教授 東原義訓教授
協力:日本マイクロソフト株式会社 レノボ・ジャパン株式会社 他
第一回公開授業:2013年2月28日(木)13:20-16:00  於 港区立青山小学校
http://www1.r4.rosenet.jp/aoyama-ea/osirase/2.28.Dittannnai.pdf
成果発表 2013年夏を予定 その他研究の進捗は随時学校HPにて公開予定
港区立青山小学校HP http://www1.r4.rosenet.jp/aoyama-ea
※公開授業は教育関係者向けのものとなりますが、報道関係者の皆様も取材・聴講いただけます。授業風景の撮影(一部児童を除く)も可能です。取材ご希望の方は日本マイクロソフト広報までお問い合わせください。

『マイクロソフト 21世紀の教室 ~Windows in the Classroom~』
日本マイクロソフトでは、初等中等教育機関・自治体の教育関係者を対象とした体感型コンセプトルーム『マイクロソフト 21世紀の教室』を品川オフィス内に設置しています。この施設では、学校の普通教室で最新のICT環境を使った授業シナリオを、模擬授業形式で例示します。この施設で利用されるICT環境は、Windows 8 タブレットやOffice 365 for Educationに加え、Windows 8 用に開発された各種デジタル教材や授業支援システムなどの最新環境です。この授業シナリオは、個別学習や協働学習など、日本の教育事情に即した形で作成されており、マイクロソフトが考える「21世紀の教室での学びの姿」を具体的に体験いただけます。パートナー企業とも連携し、2年間で1,000教育委員会へこの取り組みを紹介する計画です。
http://www.microsoft.com/ja-jp/education/ict/mtl/elementary_school/wic.aspx

レノボ・ジャパンの若者支援活動『U.dream(ユー・ドリーム)』プロジェクトについて
レノボ・ジャパン株式会社は、2011年1月、志を持つ若者の夢の実現と、若者の未来を支援する団体をサポートするプロジェクトを立ち上げました。「Education(教育)」「Entrepreneurship(起業)」「Environment(環境)」「Global(グローバル)」の4つのカテゴリがあり、国際社会で活躍する人材育成活動の一環として、PCの貸し出しや寄贈、ならびにその団体の活動紹介を、レノボのFacebookやイベントなどを通して行なっています。教育のカテゴリでは、2011年~2012年にかけて日本マイクロソフトと共に、「21世紀型スキルを育成するための実証研究」の一環として、東京大学、豊島区立千川中学校にタブレットPCを100台寄贈しました。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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