[2013年3月5日]
日本マイクロソフト株式会社
日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、以下 日本マイクロソフト)は、株式会社セブン銀行(本社:東京都千代田区、以下 セブン銀行)が、同社の勘定系基幹システムを、Microsoft SQL Server 2008 で刷新したことを発表します。
セブン&アイ・ホールディングス グループのセブン-イレブン、イトーヨーカドー等の店舗をはじめ、空港や駅、金融機関店舗等、全国に約17,000台の現金自動預払機(ATM)を設置し、100万件以上の個人口座を管理する、セブン銀行では、お客様や取引の増加に対して既存システムの処理能力が限界に近づいたことから、24時間365日の確実な稼働を実現するより強固な勘定系基幹システムへの刷新を検討していました。セブン銀行では、複数社の製品を比較検討した結果、可用性・信頼性の高さや、サポート期間をはじめとするライフサイクルの長さ、これまでの同行での11年間の運用実績などから、Microsoft SQL Server 2008 の採用を決定しました。
セブン銀行は、2011年8月にシステム更改プロジェクトを開始し、入念な検証・テストを経て、2012年11月中旬に、新しい勘定系基幹システムへの移行を実施しました。2012年11月16日(金)~19日(月)の4日間で行われた新システムへの移行は、万が一を考えATMサービスを5時間停止させたものの、システムとしては常にオンラインの状態を保ち、実質的に無停止のまま移行を完了しました。
セブン銀行では、新システムへの移行により、オンライン処理・バッチ処理などの処理時間が従来の半分以下に短縮されたほか、データベースの圧縮機能の導入により、バッチ系データの容量を旧システムから8割減らすなど、今後のお客様や取引の増加、海外とのATM連携などの事業拡大に向けて、より強固な IT 基盤の構築を実現しました。
株式会社セブン銀行 取締役執行役員 システム部長 石黒 和彦氏は、「一般の銀行のような法人融資分野や銀行店舗を持たない当社の業態では、ATM がビジネスの中心になっています。まさにビジネスにとって最大のリスクは、システムが止まった時です。それだけに、勘定系基幹システムとそのバックエンドにあるデータベースは、きわめて高い可用性と信頼性、さらにはセキュリティや BCP といった要件を満たす製品を選択したいと考え、Microsoft SQL Server を採用しました」と述べています。
本件の詳細は下記Webサイトを参照ください。
http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/sevenbank3.aspx
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【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。
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マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
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