[2014年2月20日]
スマートフォンユーザーのアプリ利用 “ビッグデータ”をExcel環境で多面的に分析できる基盤を提供
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ
日本マイクロソフト株式会社
株式会社ビデオリサーチインタラクティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 荻野 欣之、以下VRI)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト)は、10万人超のスマートフォンユーザーから収集したアプリ利用データを基に、時間帯・日別でのアプリ利用動向や、データマイニング機能を活用した利用アプリ間の関連性や個別アプリのライフサイクルを予測・分析するプラットフォーム「Cloudish」を、2014年4月より提供します。
本サービスでは、VRIが提供するスマートフォンユーザーのアプリ利用データを、日本マイクロソフトが提供するパブリッククラウドサービスMicrosoft Windows Azureに蓄積し、Microsoft Excel上で機動的にかつ様々な軸での柔軟な分析及びレポーティングを可能にします。本サービスを活用することで、スマートフォン上でのマーケティング精度の向上や、アプリを活用した新たなビジネス機会の創出が期待できます。
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■ サービスの特徴
- 分析の多様性・柔軟性: 集計された月次でのアプリ別の利用率・ランキングのみならず、時間帯・日別での分析および年代・性別や端末レベルなどのプロフィールでの詳細な利用データの分析も可能となり、スマートフォン利用に関する行動特性をより精緻にトレースすることが可能。また、ユーザー属性に応じた利用アプリの関連性等から消費者の嗜好パターンを発見する機能や、個別アプリのライフサイクルを予測するデータマイニング機能も利用可能。
- 分析の容易性:当サービスは、予め用意されたExcelベースの分析テンプレートを活用することで、専門的なトレーニングに時間をかけずに利用可能。また、Excel のPower View機能を活用することで、クリックひとつでユーザー属性や利用アプリ毎のデータをグラフ上でドリルダウンすることができ、容易に詳細な影響分析が可能。
- データ粒度: 日本全国のスマートフォンユーザー(約12万人)から取得したアプリ利用データがクラウド上に蓄積され、クラウド経由でいつでも最新のデータにて分析可能。
- データ保護の観点: 取得されWindows Azureに蓄積されるデータは、独自に発行したIDで管理し、個人を特定できるデータは含まれないため、個人情報保護に対応。データ取得に関しても、ユーザーから許諾を上で取得。
- 分析の拡張性: 自社保有の販売データや、SNS情報などと組み合わせることで、更なるマーケティング効果分析や販売促進施策の立案が可能(オプション。別途見積もり)
■ サービス提供時期
サービス提供開始:2014年4月予定
■ 販売目標
初年度で20社の導入を目指します。
■ 今後のサービスの拡張
VRIのスマートフォン広告DBサービス「SmartPhone Ads Report」の広告出稿状況データと組み合わせることで、広告出稿とインストールや利用率・利用頻度の関係性把握など、コミュニケーション効果検証ができる分析プラットフォームの提供
多種多様なデータ保有企業と連携し、各種データを融合した統合分析プラットフォームの提供
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マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。
日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/
*Microsoft、Excel、Windows Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。