Posted by:加治佐 俊一
マイクロソフト ディベロップメント株式会社 代表取締役 社長 兼
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 最高技術責任者
皆さん、こんにちは。
以前よりお伝えしてきたとおり、2014 年 4 月 9 日(日本時間)に、Windows XP および Office 2003 のサポートを終了させていただきます。本日、両製品向けに最終となるセキュリティ更新プログラムが提供されていますので、両製品をお使いの場合は、速やかに適用いただくようお願いいたします。
4 月 9 日以降も何らかの理由で Windows XP から移行できないお客様もいらっしゃると思います。そうした場合は、セキュリティ上の脅威を軽減するため、最低限以下の対策をお願いいたします。
- 本日提供されたものを含め、すべてのセキュリティ更新プログラムを適用下さい。
- セキュリティ製品も最新の状態にして下さい。定義ファイルの延長サービスのご利用もご検討ください。
- PC を利用される場合はインターネットに接続しないようにお願いします。
- USB など、外部記憶媒体の利用はできるだけ控えて下さい。
上記の対策をとっていただいても、根本的な解決ではありません。
Windows XP は、Windows 8 の 21 倍マルウェアの感染率が高いという当社の調査結果もありますので、出来るだけ早く最新環境への移行計画を検討下さい。
個人の方向けには、最新 PC への移行について、データの移行や設定、最新 Windows や Office の操作方法まで、分かるまで説明させていただく相談窓口(フリーダイヤル:0120-256-790、5/31 まで)、法人の方、特に中小企業のお客様向けに、移行に関するご相談の窓口(フリーダイヤル:0120-023-999、6/30 まで)をご用意していますので、是非ご利用下さい。
Windows 製品のサポート期間は、2001 年の発売以降、合計約 12.5 年にわたりました。2007 年 1 月に発表して以降、折に触れ、お客様や報道関係の皆様向けに、サポート終了の事実と最新環境への移行を呼びかけてきました。
Windows XP が発売された 2001 年当時から、IT を取り巻く環境は大きく変化し、インターネットへの常時接続やワイヤレス接続も一般的になるとともに、悪意を持ったユーザーも増え、攻撃の手口も巧妙になっています。
高度化かつ悪質化する攻撃手法に対応するだけでなく、PC で生活を楽しく、あるいは生産性の高い業務を遂行するためにも、最新のセキュリティ対策を備え、多層的に OS を守るテクノロジを備えた最新OSを利用いただきたいと考えています。
本日より、キーボードとマウスの操作性を向上するなど、お客様のフィードバックに基づいた改善と改良を施した最新の Windows 8.1 Update の配信も開始しています。この機会に、Windows XP をお使いのお客様も、Windows 8.1 搭載PCへの移行を検討下さい。
ご参考:Windows 8.1 Update と Windows RT 8.1 Update の新機能
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/whats-new
以上
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