クラウド時代の統合ライセンス「Enterprise Cloud Suite」を 12 月 1 日(月)より提供開始

[2014年11月21日]

 高度な生産性を維持しながら、安全で管理しやすい、BYOD のニーズにも対応した新しいライセンスを提供

 

 日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行)は、法人向けの新しい統合ライセンスとして、「Enterprise Cloud Suite」(エンタープライズ クラウド スイート、以下 ECS)を 2014年12月1日(月)より提供開始することを発表します。ECS は、現在の多様なワークスタイルに対応するために、マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス「Microsoft Office 365 E3」と、モバイル環境管理ソリューション「Enterprise Mobility Suite」、クライアントOSの Windows Enterpriseの利用権「Windows Software Assurance per User」の3つを1つのライセンスとして提供する、新しい統合ライセンスです。

 現在の企業のIT環境では、クラウドサービスの普及や、携帯性に優れたモバイルPC、タブレット、スマートフォンなどの多様なデバイスが登場したことで、従業員が場所や時間にとらわれずに働くワークスタイルの変革や、個人所有のデバイスを仕事でも利用する BYOD(Bring Your Own Device)が急速に広がり、使い慣れたツールを使って生産性を維持しながら業務を遂行しやすくなった一方で、企業のIT管理者にとって新たな課題が生まれています。IT管理者が把握していない個人所有デバイスを従業員が勝手に利用して社内リソースにアクセスした結果、企業情報が漏えいしてしまうケースや、IT管理者が承認していないクラウドアプリケーションを個人や部門単位で購入して利用してしまうケース、アプリケーションごとに異なった ID とパスワードを設定して ID が乱立し、従業員の退職時に ID を無効化ができないケースなどが発生しています。マイクロソフトでは、そうしたモバイルファースト、クラウドファーストの世界において、企業のお客様が高度な生産性を維持しながら、安全で管理しやすい IT環境を利用できる仕組みとして、ECSを提供することにしました。

 ECS は 3製品を統合したライセンスを提供することで、企業のお客様に以下のメリットを提供します。

  • 安全で生産性の高いクラウド、モバイル環境:いつでもどこからでもどんなデバイスからでも、セキュリティを維持しながら、利用者にとって最も生産性の高い環境を利用できます。
  • シンプルなユーザー単位のライセンス:従来のデバイス単位のライセンスではなく、ユーザー単位のライセンスになるため、従業員が使用するデバイスの数を確認する必要がなくなり、個人所有のデバイスも含めてコンプライアンスを維持しながら、シンプルなライセンス管理ができるようになります。
  • スイート割引によるコスト効率性:現代のクラウド、モバイル環境に必要とされる製品がシンプルに1つの製品として提供される上に、スイート割引が適用されるため、個別に購入する場合と比べて高いコスト効率で製品を購入・利用できます。

 

■ ECS に含まれる製品:

 

 ECS は、マイクロソフトのライセンシング ソリューション パートナー( http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/how-to-buy/reseller.aspx )を通じて提供されます。

 ECSの詳細は下記Webサイトを参照ください。 http://aka.ms/about_ecs

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。 

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

*Microsoft、Office 365、Windows、SharePoint、Lync、Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
*その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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