本日より Dynamics CRM Online を日本国内のデータセンターから提供開始

[2015年3月9日]

日本生命 不動産部が、営業活動の効率化のためクラウドの導入を決定

 

日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行)は、日本市場におけるクラウド事業強化の一環として、本日より「Microsoft Dynamics CRM Online(以下Dynamics CRM Online)」(統合型CRMアプリケーションサービス)の日本国内のデータセンターからの提供を開始しました。

当社では法人向けパブリッククラウドサービスとして、すでに「Microsoft Azure」(クラウドプラットフォーム)を2014年2月より、「Microsoft Office 365(以下Office 365)」(クラウド プロダクティビティ     スイート)を同12月より国内データセンターから提供開始しています。本日のDynamics CRM Onlineの   提供開始により、当社のパブリッククラウドサービスの中核となるAzure、Office 365およびDynamics CRM Onlineの3サービスを日本国内のデータセンターから利用可能となりました。

国内データセンターからのサービス提供開始に伴い、日本生命保険相互会社(本社:大阪府大阪市、社長:筒井義信、以下日本生命)が、不動産部の営業支援システム(SFA)としてDynamics CRM Onlineを約100ユーザーへの導入を決定しました。

日本生命不動産部では従来、 Microsoft Access を基盤とした社内システムを使用し、営業担当者の案件や商談、顧客訪問記録を管理していました。データは社内のファイルサーバーに保存し、報告業務にはMicrosoft Excel等を使用していましたが、より使いやすく、より効率的に、また外部の業務委託先などとの情報共有を  迅速かつ安全に行える環境への移行を決断し、2014年4月より複数のクラウド型SFAの検討を開始しました。その結果、Microsoft Officeなどのマイクロソフト製品でなじんだ操作性、Microsoftが提供するクラウドサービスへの信頼性に加え、国内データセンター開設により、データを国内で管理することが可能となったことを評価し、Dynamics CRM Onlineの採用を決定しました。導入後はまず既存のAccess を基盤とした案件・商談管理をDynamics CRM Onlineに移行し、今後はビル管理業務などの他の不動産関連業務への適用も検討されています。

日本生命保険相互会社 不動産部長 池田宜之 様のコメント

「当社は全国に多数のオフィスビルを保有しており、日々、テナント候補企業様への営業活動を行っています。これまで使用していた社内システムは、社内や外部業務委託先会社との速やかな情報共有に課題がありました。また今後のシステム自体の維持・更新コストの課題等、長期的な視野に立ち、クラウドサービスへの移行を判断しました。Dynamics CRM Online の導入決定に当たっては、実際にマイクロソフトの運営する日本国内のデータセンターの説明を受けましたが、クラウドサービスの運用体制の面からも、また建築物としてのデータセンターの堅牢性や安全性などの観点からも、信頼性が高いと考えました。」

なお、今後新規にDynamics CRM Onlineを導入される場合、日本国内のお客様の環境は、国内のデータセンター内に構築されます。また現在、国外のデータセンターにてDynamics CRM Onlineを利用中のお客様は、お客様のご希望により、国内のデータセンターへの移行が可能です。移動に必要な手続きや期間の詳細などは、随時、Dynamics CRM Online のウェブサイトなどでご紹介予定です。

http://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics/japan-datacenter.aspx

 

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Microsoft Dynamics、Azure、Office 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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