クラウド事業強化の一環として ExpressRoute for Office 365 をパートナー4社と連携し提供開始

[2015年12月16日]

金融や公共分野などでのクラウド利用を推進

 

日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:平野 拓也、以下 日本マイクロソフト)は、日本市場におけるクラウド事業強化の一環として、パートナー企業4社と連携して、パブリッククラウドベースの統合型情報共有クラウドサービス Office 365とお客様設備を、専用線やVPNなどインターネットから分離された閉域網で直接接続する「ExpressRoute for Office 365」を2015年12月21日より順次提供を開始します。

「ExpressRoute for Office 365」は、業務でやりとりされる機密情報などを含む Office 文書やメール、オンライン会議、インスタントメッセージ等への高い秘匿性や、業務上一貫して安定したパフォーマンスを必要とするお客様の要望に応えるものです。お客様のデータセンターや社内システムとマイクロソフトのデータセンターを直接接続することで、ネットワーク経路上のセキュリティや、オープンなインターネット経由でのパフォーマンスに関する懸念を解消します。

日本マイクロソフトは、日本市場におけるクラウド利用を促進するべく、2014年より順次主要パブリッククラウドサービス(Azure、Office 365およびDynamics CRM Online)を国内データセンターから提供開始しており、国内にデータ保管することをパブリッククラウド利用の要件とされることが多い金融、医療や官公庁・地方自治体などのお客様にも、パブリッククラウド利用の選択肢を拡大してきました。

今回、以下のパートナー企業4社と連携し「ExpressRoute for Office 365」の提供を開始することで、メールのやり取りや作成した文書の共有など、インターネットを介さず業務データのやり取りを行うことへの要望が特に強い金融や公共分野におけるクラウド利用を推進します。

  • 株式会社インターネットイニシアティブ
  • エクイニクス・ジャパン株式会社
  • エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
  • ソフトバンク株式会社

(社名五十音順、敬称略)

サービス提供にあたり、すでに大成建設株式会社(本社:東京都新宿区)が「IIJクラウドエクスチェンジサービス Office 365接続オプション」(株式会社インターネットイニシアティブ提供)による利用を決定しています。大成建設株式会社は、社員ひとり一人が仕掛りの書類や図面データを格納する個人ストレージとして活用することや、リアルタイムでコミュニケーションできる環境を実現するために、安定したパフォーマンスと低遅延の「IIJクラウドエクスチェンジサービス Office 365接続オプション」経由でOffice 365のサービスを利用することを決め、ワークスタイルの変革を促進すると共にICTを活用した生産性向上を目指します。

日本マイクロソフトは、パートナー各社との連携を強化することで、日本企業のワークスタイル変革、競争力の強化、グローバルビジネスの拡大など、クラウドサービスを活用したプロダクティビティ (生産性) 向上と新たなビジネスの創造により一層貢献していきます。

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト&クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、親しみやすく、安心でき、喜んで使っていただけるクラウドとデバイスを提供する会社」を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Surface、Windows、Office 365 は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


参考資料

パートナー企業 株式会社インターネットイニシアティブ エクイニクス・ジャパン株式会社 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 ソフトバンク株式会社
サービス名 IIJクラウドエクスチェンジサービス
Office 365 接続オプション
Equinix Cloud Exchange Arcstar Universal One Multi-Cloud Connect ダイレクトアクセス for Microsoft Azure –
Office 365 接続オプション
接続提供開始日 2015年12月21日 2016年2月中 英国:2016年1月
日本:2016年2月
米国:2016年3月
シンガポール等順次拡大
2016年1月中
利用可能帯域 10Mbps, 50Mbps, 100Mbps, 200Mbps, 500Mbps, 1Gbps*
(*1Gbps超は個別相談)
50Mbps*, 100Mbps*, 200Mbps, 500Mbps, 1Gbps, 2Gbps*, 5Gbps*, 10Gbps
(*2016年2月サービス提供予定)
50Mbps、100Mbps、200Mbps, 500Mbps、1Gbps*
(*1Gbps超については個別相談)
10Mbps, 30Mbps, 50Mbps, 100Mbps, 200Mbps, 500Mbps, 1Gbps*
(*1Gbps超については個別相談)
URL http://www.iij.ad.jp/
biz/cloudex/
http://www.equinix.co.jp/
solutions/by-services/interconnection/
exchanges/equinix-cloud-exchange/
http://www.ntt.com/
vpn/data/op_mc.html
http://tm.softbank.jp/
security/cloud_access/
direct_access_for_az/

*Office 365へのアクセスを可能にするためのネットワーク設定を含めたサービス提供

 

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