マイクロソフト、クラウド、AI、Mixed Reality によりお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援し、次世代コンピューティングのフロンティアへ大きく前進

[2017年9月26日]

(当リリースは 2017 年 9 月 25 日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています)

マイクロソフトは本日、フロリダ州オーランドで開催中の年次 IT イベント Microsoft Ignite に参加した 25,000 人以上の法人顧客に対して、お客様の未来のビジネスの構想と実現を支援するために、クラウド、AI、Mixed Reality(複合現実)を自社の製品に融合していくことを発表しました。また、量子コンピューターが、地球上の最も困難な課題の解決に貢献する可能性も示しました。Office 365、Windows 10、Microsoft Azure、Dynamics 365、Microsoft AI といったマイクロソフトの法人向けビジネス全般にわたる発表を行い、特に、人々と組織が急速に変化する職場環境において成功するための支援、そして、お客様のビジネスプロセスの強化と将来に向けたイノベーションの実現のための、データ、AI、ハイブリッドクラウドのテクノロジの活用にフォーカスを当てました。

マイクロソフト CEO のサティア ナデラ (Satya Nadella) は次のように述べています。「デジタルテクノロジは、私たちの社会と経済のあらゆる局面に影響を与えており、あらゆる規模の組織に対して未曾有の機会を提供しています。世界中あらゆる場所のお客様、そして、パートナーや開発者の皆様の創造力によって、Microsoft 365、Dynamics 365、Azure に融合された Mixed Reality と AI の可能性が最大化されることにより、変革が達成され、世界に影響を及ぼすことを、大いに期待すると共に、大きな刺激を受けています。」

コンピューティングの次なるフロンティア

マイクロソフトは、量子物理学に基づいたスケーラブルなコンピューターを構築するというビジョンに対する12年間の投資の結果、本日、量子コンピューターの活用に最適化された新プログラミング言語、そして、当該言語の Visual Studio への密な統合について発表しました。この統合により開発者は、デバッギングやその他サポート、最新のシミュレーターが、ローカルでも Microsoft Azureでも実行可能になります。これらのツールは本年末までに無償で提供開始されます。開発者の皆様は http://www.microsoft.com/quantumからサインアップすることでマイクロソフトの量子コンピューティングのコミュニティに参加できます。

最前線で働く人々を支援し、新たな職場の文化を育成する

マイクロソフトは、最前線で働く人々(販売、工場、医療、カスタマーサービスなど)と教職員・児童・生徒・学生の支援を目指した2つのソリューションによる、Microsoft 365 の拡張を発表しました。さらに、新しいインテリジェントなサーチ機能、Microsoft Teams を中心としたインテリジェントなコミュニケーションのビジョン、そして、EU一般データ保護規則 (General Data Protection Regulation) への準拠などにより顧客の安全性とコンプライアンスの維持を支援する、セキュリティと IT 管理面での強化も発表しました。

  • Microsoft 365 F1 は、Office 365、Windows 10、そして、Enterprise Mobility + Security を組み合わせ、お客様との最初の接点となり企業を代表して働く人々、製品開発の現場で働く人々といった世界中の20億人以上の最前線で働く人々(販売、工場、医療、カスタマーサービスなど)を支援します。
  • Microsoft 365 Education は、Office 365 for Education、Windows 10、Enterprise Mobility + Security、そして、Minecraft: Education Edition が含まれ、教職員・児童・生徒・学生に、能動的な学習や学校運営の充実に必要なすべてのものを提供します。
  • 新たに HP、Lenovo、Acer、富士通から提供される、275 ドル~の法人向けWindows 10 S デバイスなどの Microsoft 365 搭載デバイスは、セルフサービスを展開でき、管理を簡素化し、常に最新のアップデートが保たれ、法人の総保有コスト削減を実現します。クラウドベースの ID 管理とシステム管理向けに設計され、最前線で働く人々、学生、そして教育者にとって理想的なデバイスです。
  • マイクロソフトは、新しい Intelligent Communications 構想を発表しました。これには、Skype for Business Online の機能を Cognitive Services や Data Services と共に Microsoft Teams に取り込む計画が含まれます。これによりインスタントメッセージ、音声通話やビデオ機能も含め、Microsoft Teams は Office 365 によるチームワークを実現するための真のハブとなります。
  • インテリジェントな検索体験では、AI と機械学習を使用し、Microsoft 365 のどこで検索を行なってもより関連性が高い結果を提供できるようになります。この新たな体験には、Bing for business のプライベートプレビューが含まれます。これにより、組織内外でパーソナライズされ、文脈で整理され、一元化された検索結果が提供されます。
  • Microsoft プロファイルカード内に新たに LinkedIn が取り込まれたことで、LinkedIn プロファイルの情報をマイクロソフトのアプリやサービスから見ることができます。Outlook Web Access、SharePoint、そして、OneDrive for Business のお客様に対して最初に提供されるこの新しい体験は、コラボレーションを強化し、組織内外で共同作業を行う人々の情報を Office 365 から提供することで、リレーションを強化します。
  • HP と Lenovo は、2018年1月から個別の発注に対して、顧客企業に対して個別のデバイスIDを提供することで、Surfaceに続きWindows AutoPilotのサポートを開始いたします。これにより、企業別の構成とアプリが設定された新規デバイスを容易にセットアップでき、IT 部門がデバイスを操作したり、アップデートを直接管理したりする必要がなくなります。
  • Microsoft 365 は、Advanced Threat Protection (ATP) の強化、フィッシング攻撃への対応機能の向上、SharePoint Online や OneDrive for Business、Microsoft Teamsの保護の拡張、そして、クラウドとオンプレミス間のアイデンティティ脅威検知機能の統合を提供します。

マイクロソフトのモダンワークプレースソリューションに関する追加情報は、こちら(英語)をご参照ください。

クラウドとAIでビジネスプロセスの近代化

マイクロソフトは、ビジネスユーザーが日々行なっているプロセスの再発明を支援するために、重要なエンタープライズのシナリオやアプリケーション、サービスを変革する新たなAIソリューションによってDynamics 365を拡張しました。

  • Microsoft Dynamics 365 AI ソリューションは、高付加価値の複雑なエンタープライズシナリオに対応し、既存のプロセスやシステム、データに適合するように設計されています。最初に提供されるソリューションでは、顧客ケアのためのインテリジェントな仮想エージェント、顧客サービススタッフのインテリジェントアシスタント、そして、会話管理ツールが提供されます。これらはすべて Microsoft AI が支援しています。既に、オーストラリア政府福祉部門、HP、Macy’s、そして、マイクロソフトが、このテクノロジを活用し、顧客の総合満足度を向上し、より短時間で多くの要求に応えられるようになりました。
  • Dynamics 365のモジュラーアプリは、既存システムを統合し、Dynamics 365、LinkedIn、Office 365 のワークフローと分析機能を強化し、顧客の重要ビジネスプロセスの迅速な変革を支援します。最初のモジュラーアプリである Attract と Onboard により、企業は最も有望な候補者を採用し、パーソナライズされた採用プロセスにより確実な成功を目指せます。両アプリは、今年末までに Dynamics 365 for Talent の機能として利用可能になります。
  • Office 365 や Dynamics 365、そして PowerAppsとMicrosoft Flow の統合が強化されました。これにより、InfoPath のフォーム、Access のデータベース、SharePoint になじみのあるビジネスユーザーが、PowerApps と Microsoft Flow を使用して、ビジネスプロセスの拡張と自動化のためのアプリを構築できるようになりました。

これらの新テクノロジを活用した企業によるビジネスアプリケーションとプロセスの強化については、こちら(英語)をご参照ください。

エンタープライズクラウドの進化

Microsoft Azure は、オンプレミスであってもクラウドであっても一貫したデータ、アプリ、インフラストラクチャを提供するというユニークなハイブリッドクラウドのアプローチにより、新たなレベルの組織の生産性、インテリジェントなデータドリブンの体験、ビジネスの信頼性の強化の実現を推進します。

  • Dell EMC、HPE、Lenovo などの OEM パートナーを通じて Azure Stack が提供されます。Azure の拡張機能である Azure Stack は、市場における真にユニークな存在です。Azure クラウドとまったく同じ API、ツール、体験を使用し、アプリの構築や展開が可能になることで、組織に一貫性をもたらします。
  • SQL Server 2017 の一般提供開始により、Linux、Windows、Docker上でのSQL Serverの利用が可能になります。SQL Server は、クラウドで生まれた最初のデータベースであり、オンプレミスでも利用可能です。SQL Server 2017 により、SQL Server のパワーが、Windows、Linux、そして、Docker のコンテナーに初めて提供されます。これにより、開発者は、好きな言語と環境を使用してインテリジェントなアプリケーションが構築できるようになり、高レベルのパフォーマンスとデータセキュリティを実現し、さらに生産性を向上できます。
  • 完全に自動化された Database Migration Service と SQL DB Managed Instance が利用可能になり、オンプレミスの SQL Server データベースを、Azure SQL データベースに容易に移行可能になりました。
  • SQL Data Warehouse が、新たにコンピュート性能に最適化された階層を提供し、クラウド内でのアナリティクス性能を大幅に改善しました。この新しいコンピュート性能に最適化された階層は、スケーラビリティも向上し、最大30,000コンピュートの Data Warehouse Unitがサポートされます。プレビューは今秋に提供されます。
  • SQL Server 向けの Azure Hybrid Benefit は、割引料金により既存のライセンスへの投資を最大化し、データ投資に対するハイブリッドの可能性をさらに広げます。
  • Cloudyn が提供するAzure Cost Management サービスは、マルチクラウド環境における単一の統合ビューを通じて、クラウドのコストの管理と最適化を支援します。お客様やパートナーは、このサービスを無料で使用し、Azure のコストを管理できるようになります。
  • Azure Security Center に新たな統合セキュリティ機能が提供されます。主な新機能として、脆弱性の削減と脅威からの保護の強化、そして、ハイブリッドなワークロード保護の拡張を行っています。
  • Azure Machine Learningのアップデートのプレビューにより AI 分野の開発者とデータサイエンティストに、クラウドやオンプレミス、エッジであっても機械学習と AI のモデルを開発し、管理できる新しいツール群が提供されます。これらの新しいアップデートは、広く普及したオープンソースのフレームワーク、ツール、ランタイムを活用することで、AI 分野の開発者とデータサイエンティストの生産性を向上します。
  • Azure CosmosDB と Azure Functions の統合。マイクロソフトによる業界初の広域分散型のモダンなデータベースサービスである Azure CosmosDB のパワーを、サーバーレスサービスである Azure Functions と組み合わせることで、開発者は新たなレベルでの生産性を実現し、数行のコードを書くだけでアプリを開発でき、IoT センサー、データベース変更などの「イベント」に対応するイノベーションをより迅速に達成できるようになります。
  • 開発者が容易にAI機能をアプリケーションに追加できるインテリジェントなAPIで構成される Microsoft Cognitive Services のアップデート。今回のアップデートには、ネガポジ(Sentiment)分析、キーフレーズ抽出、文章の言語検知などを行う、言語処理のためのクラウドベースサービス Text Analytics の一般提供の開始が含まれます。来月には、ウェブの一部に対するカスタム化された検索体験を提供する Bing Custom Search、そして、ウェブ、ニュース、動画、イメージ検索においてより関連性の高い情報を提供し、新バージョンのオートサジェストとスペルチェックも提供する Bing Search v7 の一般提供も開始されます。

マイクロソフトのエンタープライズクラウドソリューションに関する追加情報はこちら(英語)をご参照ください。

※Microsoft 365 F1 、Microsoft 365 Education の日本市場での展開は決まり次第お知らせします。
※法人向けWindows 10 S デバイス、Windows AutoPilot のサポートの日本市場での展開は現時点では未定です。

 

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Office365、Windows、Azure、Dynamics、Visual Studio、Skype、OneDrive、Bing、Access、SharePoint、Outlook、InfoPath、PowerApps、SQL Server は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本プレスリリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。正式な社内承認や各社との契約締結が必要な場合は、それまでは確定されるものではありません。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

、Office365、Windows、Azure、Dynamics、Visual Studio、Skype、OneDrive、Bing、Access、SharePoint、Outlook、InfoPath、PowerApps、SQL Server