約 300 社 / 100 万ユーザの導入実績による新サービス
日本電気株式会社
日本マイクロソフト株式会社
日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:新野隆、以下 NEC)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:平野拓也、以下日本マイクロソフト)は、マイクロソフトのクラウドソリューション「Microsoft 365 (注1)」導入時に必要なサービスを組み合わせた「NEC 365 (注2)」を共同開発し、本日より NEC にて販売活動を開始します。
今回発表の「NEC 365」では、Windows 10 や Office 365 (注3)が利用できる「Microsoft 365」に加え、約 300 社 / 約 100 万ユーザの Office 365 導入実績で培ったノウハウをもとに、運用管理者が直面するクラウドサービス特有の課題を解決する、NEC 独自の付加価値サービスが提供されます。本サービスは、マイクロソフトのクラウド領域における戦略的協業に基づき、日本マイクロソフトのプレミアサポート (注4) の連携により実現しています。今後は、両社のお客様に対して、共同でマーケティングや提案活動を推進していきます。
2020 年 1 月の Windows 7 のサポート提供終了による Windows 10 への移行とともに、昨今の働き方改革の動きと連動し、クラウド型の情報共有基盤として Office 365 を導入する企業が増加しています。また、Office 365 ユーザ企業では Microsoft Teams (注5)などの新しいサービスの導入検討も加速しています。一方、クラウドサービスは、利用状況の把握や更新される機能への対応など、情報システム部門において、オンプレミスとは異なる管理が必要となります。
Windows 10 デバイスからクラウドサービスまでをトータルに提供可能な NEC は、「NEC 365」の提供により、「Microsoft 365」のより安全でスムーズな導入・利用・運用を実現します。
【主な特長】
1. 「Microsoft 365」の導入から運用、定着化までの課題を解決する各種サービス
「Microsoft 365」に、NEC が独自に培った付加価値の高いサービスを組み合わせ、業界に先駆けたサービスとして提供します。
「Microsoft 365」をスムーズに導入、利用、運用、保守していくために必要な機能を、5カテゴリ(「導入」「運用」「セキュリティ」「利活用促進」「利便性向上」)、15 サービスとして提供し、「Microsoft 365」を採用されたお客様の情報システム部門やエンドユーザが直面するクラウドサービス特有の課題を解決します。
2. 豊富な導入ノウハウを活かした「運用」「セキュリティ」関連サービス
約 300 社 / 約 100 万ユーザ ID の Office 365 導入、5,000 社の運用サービスなどの実績を持つ NEC ならではの「運用代行」サービスを開発しました。
本サービスにより、更新頻度の高い「Microsoft 365」の機能やサービスの更新情報を、日本マイクロソフトと連携した NEC がタイムリーに把握・影響範囲を整理し、情報レポートをお客様へ提供、パッチの最新化やライセンスの管理などを行います。
また「ファイル暗号化サービス」は、「Microsoft 365」では暗号化できないテキスト(txt、xml)、CAD などの様々な形式のファイルや、クラウドストレージ「OneDrive for Business」内のファイルも自動的に暗号化できます。
さらに「ヘルプデスクサービス」は、Office 365 の操作方法や障害時の原因調査などに加え、「Microsoft 365」に含まれる「Windows 10 Enterprise」の導入や利用促進も支援します。専用Webサイトや電話で 24 時間 365 日での問い合わせが可能です。
3. 日本マイクロソフトによるサービス開発およびサポート体制の支援
「NEC 365」で提供される各サービスは、日本マイクロソフトのプレミアサポートの技術者向け、教育サービス・問い合わせ対応・最新情報提供サービスなどの支援を受けた開発・サポート体制のもと、提供されています。また、両社のお客様に対して、両社共同で「NEC 365」の提案活動を行います。
以上
(注1) Microsoft 365 は、創造力とチームワークを高め、個人と組織のパフォーマンスを最大化して活躍する働き方を、安心・安全な環境で支援するインテリジェントな統合ソリューション。最新の統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」、最新オペレーティングシステム「Windows 10」、ID ベースのセキュリティソリューション「Enterprise Mobility + Security」が含まれます。
(注2) NEC 365 は、マイクロソフトの Microsoft 365 に対して、NEC 独自の付加価値をのせる形で提供する、NEC のサービスの名称です。
(注3) Office 365 は、マイクロソフトの統合型情報共有クラウドサービス。Office をはじめ、メールやストレージなど、ビジネスに必要な機能がクラウド経由で提供される。
(注4) プレミアサポートは、日本マイクロソフトの最上位の企業向けサポートプログラム。
(注5) Microsoft Teams は、Office 365 に含まれるチャットベースのワークスペース。
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参考資料:「NEC 365」が提供する15 のサービス内容
●「運用」カテゴリ | |
運用代行 | 障害監視や Active Directory操 作などの Office 365 運用を代行するサービス。 |
ヘルプデスク | 電話または専用 Web サイトから 24 時間 365 日「技術問い合わせ」と「障害時調査」に対応するサービス。 |
ライセンス管理 | ライセンス数の適切な把握、受発注や更新タイミングの通知など。 |
●「セキュリティ」カテゴリ | |
シングルサインオン認証サービス | Office 365 に認証させるためのシングルサインオンサービス。 |
ファイル暗号化サービス | Microsoft 365 では対応できないテキスト(txt、xml)、CAD などの様々な形式のファイルの暗号化が可能。Azure Information Protection と連動。クラウドストレージの OneDrive for Business 内のファイルも対応可能。 |
パッチ配信管理 | Windows 10 の更新パッチ配信基盤の構築。 |
●「活用促進」カテゴリ | |
Microsoft 365ニュース | Microsoft 365、Office 365 のサービス更新情報やインシデント情報などを一覧形式のレポートで提供するサービス。 |
エンドユーザ教育サービス | エンドユーザを対象とした基礎トレーニングを e ラーニング形式で提供するサービス。 |
利活用相談サービス | 双方向コミュニケーションによりお客様の Office 365 の利活用を支援するサービス。電話または Skype for Business にて対応。 |
●「利便性向上」カテゴリ | |
ネットワーク高速化サービス | インターネット回線の帯域圧迫や Proxy 性能劣化をオフロード技術により、ネットワークのレスポンスを高速化。また、Office 365 の URL リスト変更作業を機器単体で自動化するサービス。 |
階層型アドレス帳 | ブラウザインターフェースの階層型アドレス帳。階層型アドレス表示のほか、検索、マイリスト機能や Skype for Business 連携による在席情報確認も可能。 |
テンプレートサービス | SharePoint のデザインパッケージ機能を使用し、手軽にサイトのデザイン変更が可能なサービス。 |
●「導入」カテゴリ | |
アセスメント | Office 365 環境を導入するための事前検証サービス。 |
Microsoft 365 提供 | ライセンス販売。 |
設計・構築サービス | Office 365 導入における導入支援サービス。 |
※ Microsoft、Office 365、Windows、OneDrive、Skype は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
※ Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
※ Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
※ その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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