「What do you create?」Hour of Code 2018 の活動を振り返って

Hour of Code 2018

毎年全世界で実施されているプログラミング教育活動「Hour of Code(アワーオブコード)」、日本マイクロソフトとしての参加が 5 年目を迎えた 2018 年は 12 月 3 日(月)~ 9 日(日)のコンピューターサイエンス教育週間を中心に、全国 6 校において社員ボランティアによる「出張プログラミング教室」を開催したほか、社員向けの社内研修会を多数開催しました。

大人から子供まで:2020 年小学校プログラミング教育必修化に向けて

社内外にて行われたプログラミング体験会には、合計 443 名が参加、半数を超える 246 名の子どもや若者の皆さんに参加いただきました。特に今回は 2020 年から全国の小学校で始まるプログラミング教育必修化を意識し、生徒の皆さんだけでなく学校の教職員の皆さんとの体験会も積極的に開催させていただきました。

HoC 2018

活動を通じ、全国各地の教育者の方々とプログラミングを既存科目に活かすアイデアを共有するなど、コンピューターサイエンス教育に向けた先生方の熱意を直接感じることができる貴重な機会となりました。また、体験会に参加した生徒の皆さんは、プログラミングのコードを理解するだけでなく、クリエィティブな発想で新しいコードに挑戦したり、友達同士で教えあって自然にコラボレーションをしたり、作曲や数字のカウントなどを変えてみたりと個性が発揮された作品や創造性の高いものが多々生まれました。まさに今年の Hour of Code のテーマである「What do you create?」を体現するすばらしい時間となりました。

HoC 2018

その他にも、マイクロソフトと協働する NPO 法人による地域を超えたプログラミング体験イベントも実施され、その数は全国 31 法人および 36 地域にのぼりました。日本マイクロソフトとしては、期間中 20 件を超える社内外のイベント・研修会に協力、46 名の社員ボランティアがこれら全国で開催されているプログラミング授業 / 教室に参加しました。

社員 1 人 1 人もプログラミングを体験

Hour of Code の期間中は、日本マイクロソフト社内でも多くの体験イベントやワークショップを実施しました。今回は特に社員向けの社内研修会をそれぞれのボランティア活動前に多数回開催しています。IT 企業の社員として日々テクノロジーに触れることには慣れていても、社員全員がプログラミングを熟知するエンジニアでも開発者でもありません。マイクロソフトの社員として社外の皆さんのプログラミング体験をサポートするには、一定の準備や学習が欠かせません。2020 年から全国の小学校にて必修化されている「プログラミング教育」の方針を理解し、教材として利用する MakeCode を使った micro:bit のコーディング、Hour of Code の Web サイトで公開されている Minecraft のチュートリアルを実際に社員自身が体験し、「プログラミング教育」に関して理解を深めました。

HoC 2018

「プログラミング教育」をより良いものにしていくために、期間中に行われた体験会イベントに参加いただいた教育者の方々にヒアリングを実施するとともに、各活動に参加したボランティア社員からも、フィードバックを収集しました。ここで集められた「声」は、今後活動の学び・活動報告書として同 Web サイトにて公開予定です。
さらに、2020 年のプログラミング教育元年に向けて、こうした取り組みを継続した活動としてつなげるためのワークショップを日本マイクロソフトの社会貢献部では隔月にて企画しています。今後下記のWebサイトから情報発信を進めてまいりますので、是非遠慮なくお問い合わせください。

今後も日本マイクロソフトは 2020 年のプログラミング教育元年に向け、こうした取り組みを継続して活動してまいります。

プログラミング関連ワークショップのご紹介
https://www.microsoft.com/ja-jp/citizenship/education/default.aspx

その他のNPO法人による関連イベント

関連情報

  • 誰でも体験できる Hour of Code 教材はこちら:
    Minecraft の Hour of Code チュートリアル https://code.org/minecraft

HoC 2018

Photo Gallery

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