オーストラリアのスーパーマーケットチェーン Coles がマイクロソフトの AI とクラウド技術でイノベーションを実現

※本ブログは、米国時間 7/8 に公開された”Australian supermarket chain Coles stocks up on innovation with Microsoft AI and cloud technology” の抄訳です。

オーストラリアのコリングウッドに Coles 第 1 号店がオープンしたのは 100 年以上も前のことです。当時、店内に 2 シリング以上の値札がついた商品はひとつもありませんでした。Coles は大人気となり、2019 年となった現在も小売業者のリーダー的な存在です。ただし、今では Coles の抱える商品は 4 万点にのぼり、従業員は 11 万 5000 人、店舗数は 2,450 店となり、売上は 390 億ドルに達しています。ひとつ、昔から変わっていないのは、Coles が顧客重視であるという点です。

1928 年、Coles の創業者である GJ コールズ (GJ Coles) 氏は、「店内にどの商品を置くかは、お客様自身で決めているようなものです」と述べました。この方針は今も変わっていませんが、現在、小売業は大規模かつ複雑で、お客様の期待も非常に多様性に富むようになりました。そのため、ケンブリッジ大学で数学の修士号を取得した人物がその詳細を把握しようと取り組んでいるのです。

数学の修士号を持つロジャー スニーゼック (Roger Sniezek) 氏は、Coles の最高情報デジタル責任者です。同氏は、現在 Coles 全社で大規模に進められているトランスフォーメーションにおいてリーダーとしての役割を担う人物のひとりでもあります。同社のトランスフォーメーションは、マイクロソフトとの戦略的パートナーシップによってさらに強化されています。

「Coles では、クラウドや AI (人工知能) 分野で他社とパートナーを組む必要があると判断しました」とスニーゼック氏は語ります。「やりたいことを達成するには、パートナーのグローバルな専門知識を活用し、Coles の成功を真に望んでくれるパートナーと共に取り組む必要があったのです。マイクロソフトをパートナーとして選んだ理由はそこにあります」

Coles とマイクロソフトの取り組みの詳細は、Microsoft Australia News Centre に掲載されています。

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