日本マイクロソフト株式会社は、和歌山県教育委員会が、19,239 台の Surface Go 2 と Microsoft 365 ライセンスを、和歌山県の全日制および定時制県立高校*¹ の全ての生徒向けに展開することを発表します。和歌山県教育委員会では、2017 年から教員の校務用 PC として Surface を導入しており、県立の全日制および定時制高校の全ての教員と生徒、双方が Surface を活用している国内初の事例となります。
和歌山県教育委員会は、「きのくに ICT 教育」という県独自の取り組みを推進しており、コンピューターなどの情報手段の操作・活用方法の習得や、プログラミング的思考の育成を行っています。このような先駆的なプログラミング教育に加え、ICT 教育をより推進するための最適なデバイスとして、Surface Go 2 が選定されました。
Surface Go 2 は生徒が自分たちの能力を最大限に発揮できるよう、タッチの精度、ペンの描き心地、筐体サイズやキーボードの打鍵感に至るまで、細部までこだわりぬいたデバイスです。和歌山県教育委員会では全生徒に Microsoft クラスルームペンを配布しており、生徒たちがより自由に・直感的に表現することが可能です。
Surface Go 2 と Microsoft 365 は 2020 年 11 月中旬より順次配備されています。導入にあたり、和歌山県教育委員会では Microsoft Intune を用いたモダン展開*² を活用しました。これにより、端末展開時の作業が大幅に削減され、短期間かつスムーズに生徒に端末を配布できました。和歌山県教育委員会は、このモダン展開を実施した国内最大規模の事例です (2020 年 11 月 30 日時点)。
日本マイクロソフトでは、和歌山県教育委員会が目指す教育の情報化に向けて、ICT 環境の整備を支援していきます。
参考:
第 3 期 和歌山県教育振興基本計画
教育機関向け Surface Go 2
Microsoft クラスルームペン
Microsoft 365
*¹ 通信制課程高校についても、Windows 端末が同時に導入されています。
*² Microsoft Intune を用いたモダン展開: Microsoft 365 に含まれる Intune と Azure Active Directory を使うことで、設定パッケージの作成、端末の一斉更新やユーザー登録、アカウントの状況把握などを短期間で容易に行うことができます。
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