日本マイクロソフトは、Mixed Reality (複合現実、MR) を実現するデバイス「HoloLens 2」を、2019 年 11 月 7 日 (木) から法人のお客様向けに、マイクロソフトストア、および、認定リセラーにて販売してきましたが、本日 2020 年 12 月 8 日 (火) より、マイクロソフトストアにて、アプリケーションの開発者向けに「HoloLens 2 Development Edition」の販売を開始することを発表します。開発者および法人のお客様であれば HoloLens 2 をどなたでも購入できるようになります。
HoloLens 2 Development Edition には、HoloLens 2 デバイス 1 台に加えて、500 米国ドル分の Azure クレジット、Unity Pro の 3 か月無償利用 (450 米国ドル相当)、PiXYZ の 3 か月無償利用 (300 米国ドル相当) の合計 1,250 米国ドル分相当のオプションが含まれます。
これにより、Mixed Reality アプリケーション開発に必要なデバイス、クラウドサービス、開発ツールが利用可能となり、初心者の方でもすぐに Mixed Reality アプリケーション開発に取り組むことができます。
HoloLens 2 Development Edition 購入方法について
- 価格: 422,180 円 (税込)/1 台
- 購入方法: マイクロソフト ストア購入ページより詳細をご確認の上、電話窓口へご注文ください
- 支払い方法: クレジットカード
(月賦払いによる購入と法人向けの発注書注文による購入については、今後の発表をお待ちください) - 1 回の購入につき 1 台購入可能です。複数台の購入を希望される場合は、繰り返し購入手続きをお願いします。
Azure クレジット、Unity Pro および PiXYZ 3 か月無償ライセンスの入手方法
Azure クレジット、Unity Pro および PiXYZ の 3 か月無償ライセンスの入手方法については、HoloLens 2 デバイス出荷後、ご購入の際に使用された電子メールアドレス宛にご連絡します。
※詳細はこちらをご確認ください
Mixed Reality アプリケーションの開発を始めるには
Mixed Reality アプリケーションの設計、開発、展開などに関する情報はこちらのドキュメントを参照ください。また、Microsoft Learn では、Mixed Reality を体系的に学べるコースの拡充を進めており、現在、「Mixed Reality Tool Kit を使用して Unity で Mixed Reality プロジェクトを設定する」、「Unity と Azure Cognitive Services を使用して言語翻訳アプリケーションを作成する」のモジュールがご利用可能です。こちらも併せてご活用ください。
Mixed Reality に関するマイクロソフトの開発者向け公式カンファレンス「MR Dev Days Japan 2020」を 2020 年 12 月 16 日 (水) にオンラインで開催します。本カンファレンスでは、米国マイクロソフト本社の製品チームや日本マイクロソフトの Mixed Reality チームが、Mixed Reality アプリケーションの開発技術に関する最新情報から、詳細な技術解説、最新の活用事例まで、日本語でご紹介します。
[参考]
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