アクセシビリティの取り組みをさらに推進: テクノロジ、ワークフォース、ワークプレースにおけるアクセシビリティ拡大に向けたマイクロソフトの次のステップ

ブラッド スミス (Brad Smith)
プレジデント

※本投稿は、米国時間 4 月 28 日に公開された “Doubling down on accessibility: Microsoft’s next steps to expand accessibility in technology, the workforce and workplace” の抄訳を基に掲載しています。

Jordan Nicholson
ジョーダン ニコルソン (Jordan Nicholson) 写真提供: Disability: IN (CC BY-ND 4.0 ライセンス)

世界中の 10 億人以上の人々に障碍があり、私たちの多くもある時点で何らかの形の一時的あるいは永続的な障碍を持つ可能性があります。これが現実に及ぼす影響は膨大です。障碍のある人々の雇用率は低く、教育機会は限られ、貧困率は高くなっています。そして、残念なことに、この重要なコミュニティの社会参加は 30 年にわたり低いままでした。しかし、25 年間にわたるマイクロソフトでのアクセシビリティへの取り組みから学んだことは、障碍のある人々は世界最大規模の未活用人材であるという点です。これらの人材を活かすために大胆な行動を起こさなければなりません。

喜ばしいことに、世界銀行が適切にも「障碍による格差」(disability divide) と呼んだギャップを埋められるであろうことは楽観視しています。コミュニケーション、対話、情報収集などにおける障壁を排除する上で、デジタル技術が重要な役割を果たし得ます。これが、本日、マイクロソフトがアクセシビリティに向けた取り組みの次のステップ、すなわち、障碍のある人々への機会を作り出し、拡大するための、5 年間にわたるテクノロジに基づいたコミットメントを発表する理由です。このコミットメントでは、マイクロソフトのビジネスのあらゆる局面を次の 3 つの優先事項にフォーカスして集結します。すなわち、業界と経済全体を通じてアクセシビリティを備えたテクノロジの開発を推進していくこと、このテクノロジを活用して障碍のある人々のワークフォース参画の機会を創出すること、そして、障碍のある人々にとってよりインクルーシブなワークプレースを構築していくことです。

これらの取り組みはすべて相互に関連しています。障碍のある多くの人々が開発に協力してくれなければ、次世代のアクセシビリティ技術を生み出すことはできません。そして、開発に協力してくれる人材を育成するためには、インクルーシブなワークプレースを作る必要があります。このような強力な基盤があれば、「設計思想としてのアクセシビリティ」(“accessibility by design”) を実現できます。ここでは、マイクロソフトの製品だけではなく、あらゆる開発者とサプライヤーを支援するツールやサービスも対象になります。

この大胆な目標は、障碍のある人々を支援するためにマイクロソフトが長期的かつ広範に行なってきた取り組みに基づくものです。Windows で容易にショートカットを活用できるようにするための固定キー機能は 1990 年代に開発されました。Seeing AI や Xbox Adaptive Controller などのデジタルアクセシビリティはマイクロソフトのエンジニアリングにおける DNA の一部です。過去 5 年間において、Chief Accessibility Officer のジェニー レイフレリー (Jenny Lay-Flurrie) のリーダーシップの下、マイクロソフトはアクセシビリティの企業文化を推進し、革新的テクノロジソリューションを開発し、Autism Hiring Program により雇用方針を変更し、従業員のコミュニティを拡張し、多くの障碍のある人材の機会創出のために他社と協力してきました。

テクノロジ

アクセシビリティを備えたテクノロジこそが、社会のあらゆる人々にとっての機会を最大化するための基本構成要素であると、マイクロソフトは考えています。マイクロソフトの製品が設計思想としてアクセシビリティを備えていることが出発点になります。これにより、後に機能を追加した場合でも、障碍のある多様な人々の生産性向上を支援できるようになります。次に、新たなツールやデータリソースにより、業界全体のソフトウェア開発、そして、他組織によるその顧客や従業員に向けたソフトウェア開発を支援していきます。最後に、基礎研究と新たなデータサイエンス能力を支援する広範なテクノロジの取り組みにより、イノベーションを継続的に推進していきます。

設計思想としてのアクセシビリティ

本日、マイクロソフトは、Microsoft 365 において、2 億人以上の人々のドキュメントの作成・編集・共有を支援する、設計思想としてのアクセシビリティに基づいた多様な新機能と機能強化を提供することを発表しました。AI (人工知能) などの先進的テクノロジの活用により、スペルチェッカーと同等の手軽さでコンテンツのアクセシビリティを向上できることを目指しています。たとえば以下のような機能が提供されます。

  • バックグラウンドのアクセシビリティチェック機能が新たに提供され、Office のコアアプリと Outlook のコンテンツにおけるアクセシビリティ上の問題を修正するためのプロンプトを表示することで、ユーザーに問題の修正を促します。
  • Microsoft Word の AI 機能が視覚障碍者向けにヘッダーのスタイルを自動的に変換します。
  • スクリーンリーダー向けに作られた Excel ナビゲーションペインがスプレッドシート内のオブジェクトの発見とナビゲーションを容易にします。
  • 毎月 3,500 万人のユーザーに使用されているイマーシブリーダー機能を、PowerPoint のスライドとノートの理解を支援するよう拡張します。
  • Teams では、PowerPoint Live を使った共有コンテンツのアクセスにハイコントラストモードが使用できるようになりました。これにより目の疲労を軽減し、Word のダークモードと共に光過敏症に対応します。
  • LinkedIn Live ブロードキャストの自動キャプション、エンタープライズコンテンツのキャプション、ダークモードなどの LinkedIn の新機能が、今年後半に提供されます。

また、アクセシビリティツール、プロンプト、AI による自動化機能を組み込み型で提供することで、開発サイクルの最初からアクセシビリティ機能が含まれるようにソフトウェア開発者を支援します。その例として、UI のアクセシビリティのテストと修復を行ない、ウェブサイトやアプリのアクセシビリティ向上を支援する開発者向けツール Accessibility Insights があります。現在、このツールは、アクセシビリティの問題の最大 40 パーセントを発見できています。自動テストの拡張と AI のさらなる活用により将来的にはさらに多くの問題を発見できるようになるでしょう。まもなく、Accessibility Insights を多くのマイクロソフト製品に組み込むことで、アクセシビリティに優れたテクノロジの開発を支援していく予定です。

世界最大の開発者向けソフトウェアコラボレーションプラットフォームである GitHub では、視覚障碍のある人々へのアクセシビリティ向上のための新しいテーマが採用されました。最初のものは、光過敏症のユーザーのためにコントラストを削減したダークテーマです。今後数カ月間に、GitHub は、弱視者向けのハイコントラストテーマや色弱者向けテーマなどの新たなテーマを追加していく予定です。

リサーチとデータ

Microsoft Research は、アクセシビリティの研究の専任チームを有する少数の研究機関のうちの 1 つであり、人間とコンピューターの対話を進化させるためのユーザー中心型の研究を推進しています。同研究所により、ALS の人々の視線によるコミュニケーションを支援する視線制御機能が、Windows 10 に搭載されました。2014 年から、6,500 人以上のマイクロソフト従業員が Ability Hack に参画し、てんかんを患った児童の発作の要因を検出し、臨床研究に役立たせることができる MirrorHR などのおよそ 1,000 件のプロジェクトが生み出されました。

また、マイクロソフトは世界中のアクセシビリティに関する最先端の研究者とも協業しています。アクセシブルなテクノロジとインクルーシブなコミュニティを推進する技術とイノベーションモデルの研究を行う学際組織である CREATE において、ワシントン大学との協業を開始しました。英国では、非営利団体 SeeAbility と協業し、生活環境におけるアクセシビリティテクノロジの重要性の研究を行ない、現場の介護担当者にテクノロジ利用のスキルを提供しています。

データはデジタル技術の推進要素です。今日、様々なデータセットでは障碍のある人々に関するデータが不足しています。これは、「データの砂漠」(data desert) と呼ばれる問題です。マイクロソフトは、人工知能や機械学習による意思決定を歪めるバイアスを排除し、よりインクルーシブにするために、障碍のある人々を表すデータがデータセット中で占める割合を高めることを目指しています。マイクロソフトの AI for Accessibility Program は、世界中のプロジェクトに投資し、この障碍に関するデータの不足という問題に対応しようとしています。しかし、このデータ不足という問題はマイクロソフトだけで解決できるものではありません。マイクロソフトは、障碍とアクセシビリティ関連のコミュニティと協力し、この取り組みを推進しています。来年にはさらなる成果が発表できるでしょう。

アクセスの向上とコスト低減

多くの人々が、コストおよびコネクティビティの不足により、支援技術の恩恵にあずかれません。マイクロソフトはこの課題に対して 2 つの方向から対応しています。第 1 に、マイクロソフトは、支援技術のコストを削減し、アクセス可能な人を増加するイノベーションを触発するために、AI for Accessibility プログラムの一環として Low-Cost Assistive Technology Fund を設立します。このファンドは今秋に開始される予定です。第 2 に、米国において、マイクロソフトは、インターネットプロバイダー、市政府、地域社会組織と協業し、障碍のある人々に安価なブロードバンド接続、ソフトウェア、ハードウェア、デジタルスキルのリソースを提供します。現時点では、ロサンゼルスとニューヨークにフォーカスしています。そして、第 3 に、本日、Microsoft Stores は、聴覚障碍のあるお客様が、マイクロソフトのサポート担当者の支援によりマイクロソフト製品の検索を行なえるようにするための ASL (アメリカ手話) ビデオコール機能を発表しました。

ワークフォース

アクセシビリティを提供するテクノロジだけでは、障碍のある人々に十分な機会を提供できないことを、マイクロソフトは認識しています。また、アクセシビリティを提供す技術の開発には障碍のある人々を含む多くの人材が必要であることを経験から理解しています。ゆえに、マイクロソフトは、より多くの障碍のある人々が参画できるワークフォースの構築へのフォーカスという 2 つ目の柱に注力しているのです。経験から言えることですが、これは倫理的に正しいと同時にビジネスとしても魅力的です。障碍のある人材を雇用し、支援し、昇進させる企業は、業界平均を上回る業績を上げていることが調査により示されています。

スキルの向上と研修

このようなワークフォースの構築には、障碍のある人々にも他のすべての人と同等な研修と雇用へのアクセスを提供するための協調された取り組みが必要です。スキル開発と研修へのアクセスを最大化し、障碍のある人々と雇用機会を結び付ける上では、技術が重要な役割を果たすと考えています。

デジタル時代における新世代の技術に対応するためには、障碍のある人々を含め、あらゆる人々が新しいスキルを習得しなければなりません。これが、マイクロソフトの新たな取り組みに、多くの人々にアクセシビリティのニーズとデザインを学ばせることが含まれている理由です。デジタルアクセシビリティに対する学生の理解を深めるという重要なニーズに対応する業界コラボレーション Teach Access との取り組みの成果に基づき、テクノロジセクターにおける障碍のある人々を念頭においたテクノロジ開発という組織文化へのシフトを推進していきます。

1 つの企業でできることは限られていることをマイクロソフトは認識しています。しかし、できることの可能性については大いに期待しています。マイクロソフトのグローバルなスキル構築の取り組みによって、人々が直面する現実の問題、そして、それを克服するための新たな方法についての洞察が得られました。この学びを、LinkedIn、Microsoft Learn、GitHub を含むマイクロソフト全社のスキルリソース構築に活用することにコミットします。アクセシビリティに関する認定プログラムや研修カリキュラムを強化すると共に、カリキュラム自身のアクセシビリティを向上し、Microsoft Learn と LinkedIn Learning における新たなカリキュラムも提供していきます。

また、新たな取り組みである Accessibility University Initiative により、教室におけるアクセシビリティ向上のためにデジタル技術を活用していきます。イリノイ大学における試行プロジェクトの経験を、テキサス大学オースティン校、ジョージア工科大学、フロリダ A&M 大学などの他大学へ拡張し、STEM (科学・技術・工学・数学) 分野における障碍のある学生の卒業率向上を目指し、これらの大学との協業により、STEM 教育における最高レベルの Universal Design Learning (UDL) 環境を構築しています。この取り組みは、アクセシブルなテクノロジが学生にもたらす影響という重要なテーマに関する学術研究を推進し、障碍のある人々のワークフォースへの参画を推進するための洞察を提供してくれるでしょう。

最後に述べたい点として、学生が社交や感情に関するスキルを獲得できるようにするための支援策を発表しました。Microsoft Teams for Education の反映機能は、学生が感情に関する語彙を学び、他者との協調性を強化できるよう支援するために、SEL (対人関係能力育成) をサポートします。

スキルのある人材と雇用を結び付ける

障碍のある人々がワークフォースに参画するために必要なスキルを獲得したならば、次の重要なステップはそれらの人々を雇用と結び付けることです。本日、LinkedIn CEO のライアン ロスランスキー (Ryan Roslansky) と私は、LinkedIn の、新しいアクセシビリティ関連リソースと機能により、これを実現していくことを発表します。アクセシビリティに関する新たなリソースと機能によって、よりインクルーシブなスキルベースの労働市場を構築し、スキル学習者と雇用とを適切に結び付けるための学習パスを提供します。このプログラムには、今日のワークプレースにおけるアクセシビリティにフォーカスした、新しい LinkedIn Learning コースが含まれます。

高等教育機関の学生には、LinkedIn を活用した Microsoft Teams 内の Career Coach アプリにより、アクセシビリティ関連スキルの向上が支援されます。今年後半には、障碍のある求職者の雇用機会の発見を支援するためのイベント LinkedIn Coaches を開催します。マイクロソフトは、LinkedIn Coaches の経験から学び、その学びを将来の戦略立案に活用する計画です。また、LinkedIn は、マイクロソフトの Disability Answer Desk の取り組みに基づき、Be My Eyes と協業し、動画による視覚的支援に同社のスタッフを配置する予定です。

また、マイクロソフトは、業界のパートナー、非営利団体、政府機関、障碍者コミュニティの長期にわたる協力体制を拡張し、障碍のある人の採用における障壁に対応していきます。ここでは、障碍のある人々の失業率を減らすという明確かつ定量的な目標があります。第 1 に、他企業との協力関係を強化し、障碍のある人々が求職案件を発見しやすいようにします。Inclusively が支援し、Dell、EY、JPMorgan Chase などの企業が参加している Autism Employer Hiring Coalition プログラムを企業による自閉症の求職者の採用を支援するよう拡大していきます。また、マイクロソフトは、ワークフォース開発組織との協力関係も拡大し、デジタルアクセシビリティにフォーカスしたツールと研修で支援していきます。このような取り組みの例としては、英国の DWP (労働・年金省) において、26,000 名の担当者に障碍のある求職者の支援のための最新のアクセシビリティツールに関する研修を行なった試行プログラムなどがあります。このようなパートナーシップは、マイクロソフトの戦略の中核であり、将来的により多くのパートナーシップを締結すると共に規模も拡大していきます。

ワークプレース

ワークフォースの育成には、障碍のある人々を積極的に受け入れる組織文化の育成が不可欠です。これには、障碍のある人々にとって魅力的な仕事、アクセシビリティの高いデジタルそして物理的な職場環境、サプライチェーンのアクセシビリティ強化、サプライヤーにおけるアクセシビリティ強化の取り組みの支援などが必要です。

25 年にわたる取り組みの後でも、マイクロソフトは、学ぶべきことはまだ多く、持続可能なアクセシビリティの組織文化の育成にはさらなるイノベーションが必要であると考えています。10 月に、マイクロソフトは、Disability Representation レポートにおいて、米国内従業員の 6.1 パーセントが自己申告ベースで障碍があることを公表しました。現在、このサーベイを他の 45 カ国にも拡張しており、全従業員の 90 パーセントをカバーする予定です。ワークフォースの拡大に伴い、あらゆる従業員が成功に必要なものを獲得できるようにするための集中化された対応体制を整備しています。

インクルーシブな人材採用

マイクロソフトはインクルーシブな採用プログラムを拡大していきます。Supported Employment Program を 1 カ国から 12 カ国へと拡大し、Autism Hiring プログラムを拡張して、ADD/ADHD, 読字障碍、統合運動障碍、学習障碍などのニューロダイバーシティ (神経多様性) にも対応します。また、今後 12 から 18 カ月の間に、このプログラムの対象地域をアジアと欧州を含むよう拡大します。

アクセシブルでインクルーシブなツールと場

インクルージョンの考え方を社外にも拡張しなければならないことをマイクロソフトは認識しています。そのため、マイクロソフトの 20,000 社のサプライヤーがアクセシビリティの組織文化を構築できるよう支援し、業界全体、そして、ビジネスコミュニティを横断して効果が波及していくことを期待しています。2015 年以来、マイクロソフトは、アクセシビリティの視点を購買プロセスに含めており、現在ではマイクロソフトと取引を行うための必須条件になっています。これは、一部のサプライヤーにとって負担になっている可能性があるため、マイクロソフトは、Supplier Toolkit の提供によりサプライヤーを支援しています。このツールキットには、アクセシビリティの基本研修、デジタル資産を管理・設計・制作・編集する人に向けたアクセシビリティの入門用リソース、製品の設計・開発・テストにアクセシビリティを実装するための技術研修リソースなどが含まれます。マイクロソフトは従業員の公正な賃金支払いにコミットしており、サプライヤーに対してもその従業員に少なくとも最低賃金を支払うことを求めています。また、影響力のある非営利団体 Disablity:IN と協力し、サプライチェーンのベストプラクティスを他社と共有し、学習しています。

従業員

マイクロソフトのアクセシビリティに関するすべての取り組みでは従業員からのフィードバックを参考にしています。マイクロソフトの Disability Employee Resource Group には、現在 22 の障碍関連のコミュニティが存在し、地域や部門ごとの分科会があります。また、マイクロソフトの社内ツール、研修とコンテンツ、物理的環境、サプライヤーとの関係におけるアクセシビリティ向上にフォーカスする Employee Experience Accessibility チームを新たに結成しました。これにより、障碍のある従業員のキャリア目標の達成を支援し、アクセシビリティの組織文化をさらに拡大していくための、インクルーシブなワークプレースの構築の取り組みがさらに推進されるでしょう。

お客様とパートナーのアクセシビリティの取り組みを支援する

アクセシビリティに対するマイクロソフトの最も重要な貢献は、マイクロソフト自社内の取り組みではなく、マイクロソフトのお客様やパートナーがテクノロジを活用して、それぞれのアクセシビリティに対するコミットメントを実現できるよう支援することから生まれると考えています。昨年、マイクロソフトは、お客様による自身のアクセシビリティに関するロードマップとビジネスプランの策定を支援する「ハウツー」を記載した Microsoft Accessibility Evolution Model を公表しました。このモデルは、組織がアクセシビリティに対応した行動、規準、プロセスを実現できるよう支援するための機能別のガイドとリソースを提供します。マイクロソフトは、継続的に新たな学びを取り込み、エンタープライズのお客様、非営利団体、パートナーとの協力関係を強め、デジタル技術によるアクセシビリティの向上を支援していきます。

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マイクロソフトのアクセシビリティチームは、「私たち抜きに私たちのことを決めるな」(“nothing about us, without us”) というモットーを思い出させてくれます。これは、インクルーシブな未来を造る上で常に心に留めておかなければならないモットーです。2021 年 5 月 5 日と 6 日に開催される年次イベント、Ability Summit の第 11 回において、上記のすべての取り組みを紹介します。CEO サティア ナデラ (Satya Nadella) を含むマイクロソフトのシニアリーダー、業界各社のリーダー、障碍のある人々の代表者、関連団体、アクセシビリティの専門家が結集し、将来のインクルージョンとアクセシビリティの未来に向けた構想、構築、支援を議論します。

マイクロソフトのコミットメントに関する追加情報は、https://news.microsoft.com/accessibility-commitment をご参照ください。

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【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフト株式会社は、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、インテリジェントクラウド、インテリジェントエッジ時代のデジタルトランスフォーメーションを可能にします。「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフト Web サイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Web サイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Web サイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Xbox、Outlook、Excel、PowerPoint、Teams は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
* Microsoft 365 は、Microsoft Corporation が提供するサービスの名称です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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