Peggy Lo、Compatibility Program Lead、Xbox
※本ブログは、米国時間 11 月 15 日に公開された “Celebrate 20 years of Xbox with over 70 new Backward Compatible Games” の抄訳を基に掲載しています。
概要:
- Xbox の 20 周年という節目を記念して、Xbox One と Xbox Series X|S の後方互換ライブラリに、70 以上の Xbox 360 および初代 Xbox タイトルを本日追加しました。
- 追加されたタイトルは Xbox Series X|S の次世代の性能によって、以下の恩恵を受けることができます:
- 全タイトルが Auto HDR に対応
- 多くのタイトルが向上した画面解像度でプレイ可能に
- また、本日追加されたものの中から 11 タイトル、そして既存のライブラリに存在している 26 タイトルに、FPS ブースト機能が追加されました。
- 本日より Xbox Cloud Gaming (ベータ) で『Fallout 76』や『Fallout 4』などのタイトルをお楽しみいただく際にも、FPS ブースト機能が順次利用可能になります。
Xbox ではゲーム文化を称賛し、これまでのゲームの歴史を大切にすることに重きをおいています。魅力的なビジュアル、刺激的な劇伴、感情に訴えかけるストーリー、そしてインタラクティブでまるで生きているかのような世界を組み合わせることで独自の世界観に没入することができる芸術のかたちは他にありません。2015 年以来、Xbox One と Xbox Series X|S の後方互換ライブラリは、世界中のゲーマーに Xbox の 20 年にわたる歴史を織り成す何千ものタイトルを再発見し、体験することを可能にしてきました。
また、Xbox を語るうえで欠かせないのが、私たちの旅のあらゆるステージに密接に関わってきた情熱溢れるコミュニティの存在です。これまでも、そしてこれからも、私たちの未来は彼らの働きかけによって形作られていくでしょう。今回、コミュニティは超大型タイトルからカルト的人気作までを含めた、後方互換ライブラリの更なる拡充を求めました。今回のタイトル追加は、コミュニティの声を私たちが確かに聞いた、という証左に他なりません。
本日、Xbox の 20 周年を記念して後方互換ライブラリに追加される 70 以上もの初代 Xbox、そして Xbox 360 タイトルの追加を皆さまにお知らせできたことは大変喜ばしく思っています。今回の追加タイトルには以下のようなファンの皆さん待望のタイトルが含まれています:
- 『Max Payne』シリーズ全作、『F.E.A.R』シリーズタイトルが初めて Xbox Series X|S と Xbox One でプレイ可能になります。
- 『Skate 2』を含めた『Skate』シリーズ全作が Xbox Series X|S と Xbox One でプレイ可能になります。
- コミュニティの初代 Xbox タイトルの追加を求める声を受け、今回『Dead or Alive Ultimate』、『Star Wars: Jedi Knight II』、『Star Wars: Starfighter』、そして『O・TO・GI ~御伽~』シリーズ作を含めた 20 以上もの初代 Xbox タイトルが本日よりお楽しみいただけます。これらの名作タイトルを新世代のゲーマーの皆さんにお届けできることを大変嬉しく思います。
以上のタイトルはすでにディスク形式、またはデジタル形式で所有している場合、すぐにプレイいただけます。お持ちでない場合でも、大多数のタイトルが本日中に Microsoft Store にてデジタル形式で販売を開始いたします。
後方互換タイトルをプレイするなら Xbox Series X と Series S で
後方互換プログラムが始まった当初から取り組みの核となっていたのが、コミュニティの皆さんが愛してやまないタイトルを、ただプレイできるように補完するだけではなく、最新のテクノロジを活用することでそれらのタイトルがもたらす体験を、開発者によるビジョンを守りつつも、より優れたものにしよう、という信条でした。Xbox Series X|S はこうしたビジョンを実現する FPS ブースト、Auto HDR、高速なロード時間といった数々の革新的なテクノロジが搭載されており、過去の名作をプレイする際に体験を大幅に改善してくれます。
- 本日追加された後方互換タイトルの全てが対応ディスプレイでのプレイ時に自動的に映像を HDR モードに切り替えてくれる Auto HDR に対応しており、改善されたビジュアルをお楽しみいただけます。
- 初代 Xbox のタイトルは対応ディスプレイに接続された Xbox Series X|S、そして Xbox One でのプレイ時に向上した画面解像度でのプレイが可能になりました:
- Xbox Series X、そして Xbox One X では画面解像度が 4 倍に
- Xbox Series S では画面解像度が 3 倍に
- Xbox One S、Xbox One では画面解像度が 2 倍に
- 本日追加されたタイトルのうち、11 作に対して FPS ブースト機能が追加され、旧来の毎秒 30 フレームの描画から新たに毎秒 60 フレームでのゲームプレイが可能になりました。対応タイトルには『F.E.A.R』、『F.E.A.R 2: Project Origin』、『F.E.A.R 3』、『Binary Domain』、そして『Nier』が含まれています。
- また、後方互換ライブラリに含まれていた既存の 26 ものタイトルに対しても、FPS ブースト機能が追加されました。今回、FPS ブーストが実装されたタイトルには多くのファンから声が寄せられた『Gears of War』シリーズ全作、『Fallout 3』、『Fallout: New Vegas』、『Elder Scrolls IV: Oblivion』、『Dragon Age: Origins』、『Dead Space 2 & 3』、『Alan Wake』、そして『Sonic Generations』などが含まれています。
- 本日より、FPS ブースト機能が Xbox Cloud Gaming (ベータ) を介してプレイでき、Xbox Series X|S に向けては既に実装済みだった『Fallout 4』、『Fallout 76』、そして『The Evil Within 2 (PsychoBreak 2)』を含めた 33 ものタイトルに追加されます。
FPS ブースト機能、および Auto HDR 機能は全てのタイトルの「ゲームの管理」画面からいつでもオン/オフが設定できます。お気に入りのタイトルを体験するとき、Auto HDR 機能や FPS ブースト機能などを利用して向上した品質でタイトル楽しみたいのか、どのようにタイトルを体験したいのかを含めたあらゆる選択肢が、プレイヤーの皆さんに委ねられることになります。
Xbox コミュニティに多大な感謝を
後方互換ライブラリに本日追加された 70 以上もの Xbox 360 および初代 Xbox タイトルは、コミュニティの皆さんの情熱と数々のフィードバックによって実現しました。特定のタイトルや機能強化を求めるプレイヤーの皆さんの声を受け、後方互換を担当しているチームは 4 世代にわたって Xbox を彩ってきた数千ものタイトルのライブラリへの追加を開発に携わったクリエイターの皆さんと共に実現してまいりました。ゲームをある種の芸術として保全し、改善していくことに注力していく中で、今回のタイトル追加に伴い、私たちはライセンスや法的、そして技術的な障壁から私たちは新たなタイトルの拡充を行う限界にたどり着きました。これまでの旅路を共に歩んでくださった皆さんには多大な感謝をお伝えしたいと、チーム一同思っております。
Xbox とそのコミュニティは共に、素晴らしいゲームの数々を守り続けていくことに情熱を注ぎ、新たな世代のゲーマーに向けて過去の名作を遺すことの大切さを証明してきました。プレイヤーの皆さんが遊びたいゲームタイトルを好きな人と一緒に、好きなデバイスでプレイできるようにすることで、どの時代に生み出されたタイトルであっても、どんな世代のプレイヤーであっても等しく体験できるように互換性を強化していきます。そして、ゲームタイトルの保存は Xbox チームの DNA の核を成す要素であり、私たちはコミュニティの皆さんと共にこれからも新たなタイトルの保存方法や Xbox エコシステムに含まれている数千にわたるタイトルを、Xbox Cloud Gaming (ベータ) やさらに未来に登場するであろうプラットフォームの数々を活用して、多くのプレイヤーの皆さんにお届けするための取り組みに力を注ぎ続けます。
Xbox Series X、そして Series S で体験できる数千ものタイトルは、xbox.com で是非ご確認ください。
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