※本ブログは、米国時間 9 月 15 日に公開された ”Microsoft announces participation as a Strategic Principal Sponsor of COP27” の抄訳を基に掲載しています。
2022 年 9 月 14 日、エジプト、カイロ: 本日、マイクロソフトはエジプト外務省と共同で、国連気候変動枠組み条約第 27 回締約国会議 (COP27) の戦略的テクノロジ パートナーおよびプリンシパル スポンサーとしての役割を発表しました。2022 年 11 月 6 日から 18 日にかけてエジプトのシャルム エル シェイクで開催されるこの国連会議では、世界の指導者、企業、および市民が気候危機の緩和における役割について議論することになっています。
マイクロソフトはこのパートナーシップを通じて、今日の複雑な気候変動の課題の多くを解決するのに役立つテクノロジの変革の可能性について、人々および組織の理解が深まるようサポートすることを目指しています。
カイロにある外務省の執務室で行われた調印式で、マイクロソフト エジプト法人のゼネラル マネージャー、ミルナ アリフは次のように述べました。「マイクロソフトは、国連気候変動枠組み条約締約国会議の変革の力を信頼しています。光栄なことに、今年のイベントでは再び重要な役割を担うことになりました。アブドゥルファッターハ エルシーシ大統領の下、Egypt Vision 2030 の一環として気候変動を重要視するエジプト政府の取り組みをマイクロソフトは賞賛します。今日の最も差し迫った気候変動の課題の多くは、その解決のためにテクノロジが役立ちます。また、COP27 は官民一体となって気候変動対策に取り組み、エジプトだけでなくさらに広範囲の地域で取り組みを進展させるための良い機会です。」
マイクロソフトのプレジデント兼副会長ブラッド スミスが次のように付け加えました。「この世界に求められているのはより迅速な動きです。COP27 はそうした誓いをさらに進展させるための重要な会議となります。エジプト政府とパートナーを組み、この緊急の取り組みを支援できることは、誠に光栄です。」
COP27 の議長に指名されたエジプト アラブ共和国の外務大臣、サーメハ シュクリ閣下は、エジプトの大統領がマイクロソフトのような大手企業やその他の利害関係者と積極的に協力して気候変動対策の迅速化を図っていることを指摘しました。エジプト政府が民間企業に対して信頼を置いている点は、気候変動の課題に取り組む革新的な力と、気候変動に特大の影響を与えるよう、直接の利害関係者 (サプライヤー、投資家、雇用者、パートナーなど) に働きかける能力です。
COP27 の組織面と財務面を担当するゼネラル コーディネーターのアシュラフ イブラヒム大使は、マイクロソフトを COP27 のプリンシパル パートナーとして歓迎しました。大使が力説したのは、持続可能なビジネス モデルの推進および合意を得た気候目標の支援において、国際的に活動する民間企業の果たす役割がいかに重要なのかという点です。大使は、シャルム エル シェイクで開催される会議への道筋でのマイクロソフトの貢献を強調するとともに、この支援が継続的に行われることによって結果的に COP の影響力が強まることを期待していると述べました。
マイクロソフトは、環境フットプリントの削減、研究の推進、顧客に対する持続可能なソリューション構築の支援、環境にプラスになる方策の提唱を行うことで、さらに持続可能な未来への歩みを加速させています。
2020 年、マイクロソフトは野心的な取り組みと詳細な計画を発表しました。2030 年までにカーボン ネガティブを実現し、さらに 2050 年までに、創業以来排出してきた炭素の総量を環境から除去するというものです。マイクロソフトは、この誓約をさらに発展させ、2030 年までにウォーター ポジティブと廃棄物ゼロを実現し、Planetary Computer でエコシステムを保護するという取り組みを追加しています。
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