マイクロソフトは、寄付マッチングプログラムとして社員が時間とお金をかけて非営利団体に寄付した金額と同額を寄付することで、社員の寄付に対する情熱を支援しています。1983 年以来の伝統として、毎年 10 月を寄付月間として定めていることも、年間を通した寄付に加え、毎年大きなインパクトを与えています。
寄付は、マイクロソフトの企業文化の中核であり、私たちのミッションを実現するひとつの活動です。私たちは、社員の時間、資金、スキルが、非営利団体のミッションを加速させるために役立てられると考えています。また、募金活動だけでなく、職場や家族、友人と立ち上げたプロジェクトや、マイクロボランティアに参加するなど、社員の専門的なスキルを活かす形で時間を提供することも実施しています。
寄付マッチングプログラムの主な内容は次のとおりです。
- 1 年あたり、従業員 1 人あたり合計 15,000 米ドル、または現地通貨の同等額までマッチングされます。
- ボランティア時間は 1 時間あたり 25 米ドルでマッチングされます。
- Microsoft Store (Microsoft.com) または会社のストアから購入した物品も寄付可能
日本マイクロソフトでは社員有志チームが中心となり、このプログラム社員が参加しやすくなるような企画するとともに、寄付活動を奨励する活動を行いました。日本が抱える社会課題を知る機会の提供、ボランティア機会の提案、そして、落札金額をそのまま寄付とする社内チャリティオークションなどです。
チャリティオークションでは、社内の高い関心を反映してか、様々な出品物がありました。過去に制作したノベルティから役員とのメンタリングの機会まで、社長はじめ役員も参加し、この活動は全社に広がっています。
また、有志チームの呼びかけを受けて、各事業部門それぞれが個別のチャリティ活動を開催するなど、全社的な活動となりました。
一連の活動を通して、活動前と比較して寄付した団体は約2倍、寄付金額も 2.5 倍以上となり、大きな成果を挙げることができました。
当社の公共部門が参加した、認定 NPO 法人グリーンバードのゴミ拾いボランティアの様子
当社では以前より、会社にとって重要なテーマの啓発や実行を、社員コミュニティが中心となって活動を推進しています。寄付活動を推進する社員有志チームに参加した社員からは、このような声がありました。
- 寄付は与えるだけではなく、アクションを通して自分自身へも幸せをもたらすものと感じている。誰もが楽しみながら寄付活動に継続的に関われる仕組みづくりに参加することが、自分のやりがいにもつながった。
- 業務では得ることが難しい、新たなつながりや、新たな学びを得ることができた。
- 日ごろから参加したいと思うものの踏み込む勇気がなかった寄付活動に、会社の一員として参加できる機会を得て一歩を踏み出すことができた。
私たちの企業ミッションは「すべての個人と組織がより多くのことを達成できるようにする」ことです。そして、社員が自発的に活動を計画して実行することができる風土があります。私たちは、あらゆる可能性で我々ができることを、社員の思いや活動を通じて社会に更に大きなインパクトを出せるよう、日々模索していきます。
当社の活動をより詳しくはこちら (英語)。Employee Giving & Corporate Giving Program | Microsoft CSR
日本における代表的な活動: 被災地支援 – マイクロソフトのフィランソロピー (microsoft.com)
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