国内ソフトウェア ベンダー (ISV) の既存アプリケーションのクラウド化を支援する「クラウド スターターパック」提供開始

[2016年4月7日]

期間限定で Azure 技術トレーニング、アプリケーションの移行支援サービスを無償提供

 

日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:平野 拓也、以下 日本マイクロソフト)は、国内のソフトウェア ベンダー ( ISV ) が提供している既存アプリケーションの Microsoft Azure (クラウドプラットフォーム)上でのクラウド化を支援するために、クラウド環境の提供、技術トレーニング、アプリケーション移行支援サービス、およびクラウド対応後のプロモーション支援をセットにした「クラウド スターターパック」の提供を2016年4月11日より開始します。

ソフトウェア業界におけるクラウドシフトは加速の一途をたどり、初めからクラウドを利用することを前提とした ”Cloud First” な SaaS 型のアプリケーションが主流になりつつあります。従来のオンプレミス(自社設置型)のアプリケーションを提供しているISV企業の多くもクラウドへの対応を検討し始めていますが、移行にあたって検討すべき様々な課題(ビジネスモデルの変更、技術的な検討事項、評価検証環境の構築など)に対して障壁を感じているケースもあります。このたび、日本マイクロソフトでは Azure をベースとしたクラウド環境の提供、技術トレーニング、移行支援サービスおよびクラウド化後のプロモーション支援をセットにした「クラウド スターターパック」を 320 万円 (税抜) にて提供します。

既存のアプリケーションを Azure 上でクラウド化することの主なメリットは以下のとおりです。

  • マイクロソフトが提供する安心・安全なクラウド環境を国内の2リージョン(東日本・西日本)のクラウドデータセンターから利用でき、営業エリアの拡大、新規顧客開拓につながります。
  • Azure は既存の投資を最大限活用できる選択肢です。Windows ベースのアプリケーションはもちろんのこと、Linux、Java、PHP Web アプリケーション プラットフォームなどもサポートしています。
  • Azure Active Directory による ID とアクセスの管理を追加することで、多くの企業が導入しているOffice 365 や他のクラウドサービスとのシングルサイオン環境を実現します。Android や iOS などを搭載のモバイルデバイス連携も安全に構築することができ、アプリケーションを強化します。
  • Azure IoT Suite などを活用し、デバイスから収集したデータを Azure Machine Learning で分析・予測することで、自社アプリケーションにさらなる価値を付加することができます。

また今回、2016年5月31日までの早期申込み企業に対しては、技術トレーニングおよび アプリケーション移行支援サービス(ビジネス支援もしくは技術支援のいずれか)を無償提供とし、さらに特別価格の200万円(税抜)で提供します。

「クラウド スターター パック」 に含まれる支援内容

  1. オンサイトによるAzure技術トレーニング (3 日間)[*1]
  2. アプリケーション移行支援(下記いずれかひとつ選択)[*1]
    A ビジネス支援:クラウド化に必要なビジネスコスト・期間・タスク・体制などのシミュレーション支援
    B 技術支援サービス:検証項目などの作成、QA対応(チケット制)による技術支援
  3. クラウド プラットフォーム環境 (Microsoft Azure ボリューム ライセンス契約 [*2])
  4. 日本マイクロソフトによるISVソリューションの販売プロモーション [*3]
    パートナーソリューション デジタルカタログサイト(http://aka.ms/psdc)掲載による御社製品訴求強化
    Azure Marketplaceによる販促強化およびグローバル展開のサポート

[*1] 技術トレーニングおよびアプリケーション移行支援サービスは、日本マイクロソフトのトレーニングを受けたマイクロソフト認定パートナーが行います。
[*2] ボリュームライセンス契約は、日本マイクロソフトのライセンス販売代理店との契約になります。
[*3] Azure Marketplace は、登録および代理請求に関する手数料が別途必要となります。
詳しくはAzure Marketplace のページをご確認ください:
https://azure.microsoft.com/ja-jp/marketplace/faq/

※ 価格はすべて税抜、参考価格となります。正式な価格は「クラウド スターターパック」ご契約の際、ライセンス販売代理店に直接お問い合わせください。

この「クラウド スターターパック」は、Azure 上で展開できる OSS ベースのアプリケーションも含めたすべての ISV 企業を対象とし、日本マイクロソフトは、今後 1 年間で 200 アプリケーションのクラウド対応支援を行うことを目指します。

 

■ ISV 企業向け 「クラウド スターターパック」 に関するお問合せ窓口:[email protected]
■ ISV 企業向け 「クラウド スターターパック」 お申込みWebサイト:
https://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/campaign/azure_starterpack/default.aspx

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト&クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、親しみやすく、安心でき、喜んで使っていただけるクラウドとデバイスを提供する会社」を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft、Azure、Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本プレスリリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。正式な社内承認や各社との契約締結が必要な場合は、それまでは確定されるものではありません。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

Tags:

関連記事