電通グループと日本マイクロソフトソーシャルメディアマーケティング領域における業務提携で基本合意

[2011年10月26日]

株式会社電通
株式会社電通レイザーフィッシュ
日本マイクロソフト株式会社

 株式会社電通(社長:石井 直、本社:東京都港区、以下「電通」)、株式会社電通レイザーフィッシュ(代表取締役社長:得丸 英俊、本社:東京都中央区、以下「DRF」)、および日本マイクロソフト株式会社(代表執行役 社長:樋口 泰行、本社:東京都港区、以下「日本マイクロソフト」)は、ソーシャルメディアマーケティング(※1)領域における業務提携を行うことで基本合意しました。
電通グループは日本のソーシャルメディアマーケティング市場を活性化させるため、日本の広告主向けの各種ソーシャルメディアマーケティングソリューションを、マイクロソフトのクラウド基盤「Windows Azure(TM) Platform」(※2)上に構築し運用することにより、低価格かつ高機能なサービスを提供します。これにより広告主は、サービスの規模に合わせた無駄のないシステムを選択することができ、また構築および運用におけるコストやリソースを削減することが可能となります。
各社の具体的な役割としては、日本マイクロソフトがサービスの提供基盤と開発リソースの提供、電通が広告コミュニケーションの企画と設計、DRFがサービスの構築と運用を行います。
電通グループでは、この日本発のソーシャルメディアマーケティングサービスを、グローバルに展開していくことも予定しています。
今回の業務提携の第一弾として、日本マイクロソフトおよびDRFが開発支援を行い株式会社リード・レックスが開発したFacebook(R)等向けコンテンツ管理ツール(以下「sociobridge」(ソシオブリッジ))を、カスタムアプリ開発環境(※3)やその導入支援サービスと合わせたソーシャルメディアマーケティングソリューションとして、DRFが総販売代理店となって本日より提供を開始いたします。
現在、日本の企業がFacebookを活用したマーケティング活動を行う場合、Facebookページ(※4)を立ち上げた後の運用を安定的かつ安価に実施するためのツールやソリューションがまだ十分でないことが課題のひとつとして挙げられています。
「sociobridge」は、Facebookページ運用初心者でもわかりやすいインターフェイスで、Facebookページへの投稿および承認機能、投稿内容監視機能などの基本機能に加えて、自由自在にカスタムタブの制作ができる等、多数の機能を備えながら、月額85,000円~という低価格で提供されることから、日本のソーシャルメディアマーケティング市場の活性化に貢献できるものと期待しています。
「sociobridge」の詳細はWebサイト(http://www.sociobridge.jp)を参照ください。
なお、電通は2011年2月に米国Facebook社と「Facebook活用マーケティング・サポート」で業務提携しており、Facebook社からの最新の技術やサービス活用事例などについての情報入手が可能になっています。今回の「sociobridge」では、電通のFacebook社との業務提携を活かすことで、洗練されたシステム構築と安定したサービスの提供を実現します。また、日本マイクロソフトと協力して、Facebookに限らず様々なメディアへの対応、多言語への対応を進め、日本発のソーシャルメディア全般の管理ツールとしてグローバルに利用できるサービスを目指します。
(※1)ソーシャルメディアマーケティング:
SNS(「ソーシャルネットワーキングサービス」の略、Facebook等の人と人とのつながりを促進・サポートするコミュニティ型のWebサイト)やブログ等のソーシャルメディアを活用したマーケティング活動のことをいいます。ソーシャルメディア上に、自社のコミュニティを作成し、そこに集まる顧客との関係性を深めながら、販売促進や自社サイトに誘引するための施策を行います。
(※2)Windows Azure Platform:
Windows Azure Platformは、マイクロソフトのデータセンターから、インターネット経由でコンピューティングリソースを提供するマイクロソフトのパブリッククラウドサービスです。ユーザーは、必要に応じて必要な分だけコンピューティングリソースを利用することが可能なだけでなく、現在利用中の自社運用環境にあるサーバーやソフトウェアとクラウドをシームレスに組み合わせて運用することが可能になります。Windows Azureは、Microsoft .NETに加え、JavaやPHP、Rubyなど、幅広い開発環境に対応しています。
(※3)カスタムアプリ開発環境:
Facebookページには、基本データ、ウォール、写真、ビデオ等のアプリが標準で搭載されており、これらはデフォルトアプリと呼ばれています。これに対し、カスタムアプリとは、Facebookページ上に、企業が独自に作成するアプリのことをいいます。カスタムアプリ開発環境とは、そのカスタムアプリの開発において必要な機能がひとつのインターフェイスで扱える環境のことをいいます。
(※4)Facebookページ:
Facebookページは、団体、企業、ブランド、有名人、アーティストなどがファンやユーザーに正式な情報を公開するためのFacebook上のページです。プロフィールと同様に、Facebookページはアプリケーションで改良できます。アプリケーションは、ファンとのコミュニケーションや交流、友達へのおすすめ、ニュースフィード記事、Facebookイベントなどを通じてファンを獲得するうえで役立ちます。
■「sociobridge」(ソシオブリッジ)の概要
【サービス概要】
sociobridgeは、Facebookページへの投稿管理、投稿内容監視、カスタムタブ作成、簡易アプリ搭載といった機能を持つFacebookページの運用統合管理ツールです。
【サービス開始予定】
2011年10月26日
【販売価格】
初期設定費用 :85,000円
スタンダードプラン:定価月額85,000円
■「sociobridge」サービスイメージ
(TOP画面)

(投稿管理画面)

■会社概要
・電通
http://www.dentsu.co.jp/vision/summary/index.html
・電通レイザーフィッシュ
http://www.dentsu-razorfish.com/#!/blog/blog/profile/144
・日本マイクロソフト
http://www.microsoft.com/ja-jp/presspass/cp/outline.aspx

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフトは、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、モバイル ファースト& クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/

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