今こそ技術で世界を目指そう! ~世界最大の学生向け IT コンテスト「Imagine Cup」、日本予選大会の応募受付開始~

Posted by:伊藤かつら
執行役 デベロッバー エクスペリエンス&エバンジェリズム統括本部長

マイクロソフトが主催する学生向けの IT コンテスト「Imagine Cup」が、今年もいよいよ始まります。7 月下旬に米国シアトルで開催される予定の世界大会に先立ち、その日本代表を選出する日本予選大会を 4 月 11 日(土)に開催します。本日より 3 月 19 日(木)まで、作品の応募を受け付けています。参加資格、応募方法などの詳細は、こちらのサイトをご確認ください。

Imagine Cup は、マイクロソフト創設者、現・テクノロジアドバイザーのビル ゲイツの発案で 2003 年に始まった世界最大の学生向けの IT コンテストです。これまでに、190 を超える国から、延べ 165 万人以上の学生が参加しています。昨年の世界大会には、全世界から 16,892 人、 7,491 作品の応募があり、各国、各地域の予選を勝ち抜いた 34 チームが世界大会に臨みました。

昨年大会でワールドグランプリに輝いたのは、オーストラリア代表チームによる「Eyenaemia」

下まぶたの裏側にある結膜の写真を携帯電話で撮影することで、結膜の分析と貧血の検査、リスクがわかるという、画期的なソリューションです。検査機器が満足に揃えられない医療地域の問題を解決できる可能性が、マイクロソフト CEO のサティア ナデラをはじめとした審査員から高く評価されました。賞金 $50,000 (約 600 万円)のほかに、副賞として、ビル ゲイツからのメンタリングの機会が与えられました。

昨年の日本代表は鳥羽商船高等専門学校のチーム「かぞくぐるみ」。ぬいぐるみをインタフェースにした遠隔コミュニケーションシステムでイノベーション部門に出場しました。惜しくも入賞は逃しましたが、日本の技術力と発想のユニークさで、世界を驚かせてくれました。

マイクロソフトでは、学生のみなさんに開発ツールを無償で提供する DreamSpark や、数々の教育機関でのプログラミング授業、Hour of Code への参画などの取り組みを通じて、若者たちのプログラミングスキル習得を支援しています。中でも Imagine Cup は、その技術レベルの高さや歴史の長さ、規模においても、他に類を見ないイベントだと自負しています。世界大会の期間中には、マイクロソフト本社見学ツアーや、他国の代表チームとの交流(もちろん、英語です!)や、シアトルのダウンタウン散策、パーティなど、様々なアクティビティも用意されています。IT でつながった世界各国の同世代とのコミュニケーションは、人生が変わるほどの衝撃を受けるはず。学生のみなさん、ここから一緒に世界を目指しましょう!

関連リンク
Imagine Cup 2015 Webサイト
http://www.microsoft.com/ja-jp/education/imagine-cup.aspx
Microsoft Developer Network~マイクロソフトの学生開発者向けプログラム
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/student-developer-program.aspx

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