マイクロソフトと楽天が特許ライセンス契約を締結

[2016年3月10日]

複数製品を適用対象とするライセンスに合意

[米国ワシントン州レドモンド — 2016年3月9日— ] Microsoft Technology Licensing LLCと楽天株式会社は、世界規模の特許クロスライセンス契約を締結しました。本契約は、LinuxとAndroidベースのデバイスを含む両社のコンシューマーエレクトロニクス製品を対象としたものです。

Microsoft Technology LicensingのプレジデントであるNick Psyhogeos氏は次のように述べています。

「楽天と当社の契約は、クロスライセンシングがもたらす両社のテクノロジ全般にわたるビジネス機会をさらに拡げるものです。最終的にお客様の利益につながり、相互に利益のあるコラボレーションへの道を築けたことをうれしく思っています。」

楽天の取締役常務執行役員の杉原 章郎氏は次のように述べています。

「本契約により、双方の特許が持つイノベーションの価値を互いに評価しつつ、当社はお客様に魅力的な新商品を提供できるようになりました。」

本契約の具体的な内容は非公開です。

 

マイクロソフトのIPライセンス供与に対するコミットメント

特許契約は、健全で活発な技術のエコシステムを構築する上で知的財産 (IP) が担う重要な役割のひとつです。マイクロソフトは、2003年12月にIP ライセンシングプログラムを立ち上げて以降、1,200件以上のライセンシング契約を締結してきました。マイクロソフトのライセンシングプログラムに関する追加情報は、http://www.microsoft.com/iplicensing をご参照ください。

Microsoft Technology Licensing について

Microsoft Technology Licensing LLCは2014年に設立され、マイクロソフトの特許ポートフォリオを取得、管理、ライセンス供与しています。

マイクロソフトについて

マイクロソフトは、モバイル ファースト&クラウド ファーストの世界におけるプラットフォームとプロダクティビティのリーディングカンパニーで、「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。

Tags:

関連記事