日本マイクロソフトは、佐賀市、国立大学法人 佐賀大学、佐賀市の次世代コンテンツ開発共同企業体 (株式会社とっぺん、株式会社ウェアサーブ、株式会社ローカルメディアラボ、NPO 法人ネットコム佐賀) による、最先端技術に対する研究開発や実践教育・人材雇用を活発化させるためのプロジェクト「次世代 MR コンテンツ開発事業」に、フェロー企業として参画します。
プロジェクトのオープニングイベントが本日開催され、当社 執行役員 最高技術責任者の榊原 彰が、Mixed Reality (複合現実、MR) に関する特別講演を行いました。
本プロジェクトは、Mixed Reality などの最新技術を使ったコンテンツの開発により、ICT 分野の雇用創出につなげることを目的としており、佐賀市の実践型地域雇用創造事業(注)として実施されます。日本マイクロソフトは、コンテンツ開発におけるノウハウや知見の共有、技術支援、プロモーション支援などを行います。本プロジェクトでは、Mixed Reality を実現するヘッドマウントディスプレイである Microsoft HoloLens、および将来的にはその次世代デバイスである Microsoft HoloLens 2 を使用します。
佐賀市では、若者の都市部への流出などによる労働力人口の減少が課題になっており、ICT を活用した新しい産業や働き方による就業機会の創出と、若者や就業を希望する方たちの ICT スキルの向上が求められています。日本マイクロソフトは、佐賀県内で ICT を活用できる人材育成などを行う拠点として『マイクロソフトイノベーションセンター佐賀』を 2016 年 10 月に開設し、県内の個人や企業に対して、ICT スキルやリテラシーを高めるためのセミナーなどを実施してきましたが、本プロジェクトへの参画により、佐賀市での取り組みを加速していきます。
(注) 実践型地域雇用創造事業は、厚生労働省が、雇用機会の不足している地域において、地域の関係者の創意工夫や発想を活かした雇用創出を支援する取り組みです。詳細は下記 Web サイトを参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000048510.html
オープニングイベントの様子
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