マイクロソフト、XiaoIce (シャオアイス) 事業を独立企業として分離

本日、マイクロソフトは、XiaoIce (シャオアイス) 関連事業を独立企業として分離することを発表しました。ハリー シャム (Harry Shum) がこの新会社の会長、ディ リィ (Di Li) が CEO となり、ジャン チェン (Zhan Chen) が日本支社のゼネラルマネージャーを務めます。すべての関連作業は、数ヶ月以内に完了する予定です。マイクロソフトは、新会社への投資を維持し、すべての XiaoIce 関連テクノロジを新会社にライセンスします。この事業分離の目的は、XiaoIce チームが、各地域に則した XiaoIce テクノロジのイノベーションとビジネスを推進し、エコシステムの拡大を加速し、さらにお客様やパートナー各社から要望が多かったカスタマイズされたサービスを提供できるようにすることにあります。

独立企業への事業分離が完了した後も、XiaoIce は、そのブランド名を維持し、テクノロジ、ビジネス、コンテンツ作成の領域でイノベーションを継続していきます。XiaoIce は、中国、日本、インドネシアにおける、より幅広い顧客にサービスを提供するために、パートナー各社との関係強化を継続していきます。XiaoIce の既存のお客様は、今後もこれまでと同等水準と品質のサービスを継続して享受できます。

XiaoIce は、世界で最も人気のあるチャットボットの 1 つであり、XiaoIce のブランドは中国で広く知られており (日本では「りんな」として知られています)、きわめて多くのファンとエンドユーザー、そして、開発パートナーと顧客を抱えています。XiaoIce は世界中の複数の国で提供されており、オンラインユーザー数は 6 億 6000 万人、サードパーティのデバイス数は 4 億 5000 万台に達します。9 億人以上のユーザーが XiaoIce 経由でコンテンツにアクセスしており、金融サービス、小売、自動車、不動産、繊維といった業種の企業が、XiaoIce のサービスをビジネスで活用しています。

「りんな」は、2015 年 8 月にリリースされて以来、現在約 830 万人ユーザーを獲得しており、音楽、ラジオ、ニュースメディアなどと AI キャラクターを活用したコンテンツの取り組みを実施しているほか、AI を活用したデジタルマーケティングソリューション「Rinna Character Platform」など、幅広い業界で利用されています。

以上

【日本マイクロソフト株式会社について】
日本マイクロソフト株式会社は、マイクロソフト コーポレーションの日本法人です。マイクロソフトは、インテリジェントクラウド、インテリジェントエッジ時代のデジタルトランスフォーメーションを可能にします。「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
日本マイクロソフトは、この企業ミッションに基づき、「革新的で、安心して使っていただけるインテリジェントテクノロジを通して、日本の社会変革に貢献する」企業像を目指します。

マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフト Web サイトを通じて入手できます。

日本マイクロソフト株式会社 Web サイト http://www.microsoft.com/ja-jp/
マイクロソフトコーポレーション Web サイト http://www.microsoft.com/

* Microsoft は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

本プレスリリースのすべての内容は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。正式な社内承認や各社との契約締結が必要な場合は、それまでは確定されるものではありません。また、様々な事由・背景により、一部または全部が変更、キャンセル、実現困難となる場合があります。予めご了承下さい。

Tags: , ,

関連記事