執行役員
コンシューマー事業本部長
竹内 洋平
この 2 年あまり、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行を経験し、私たちの生活は大きく変化しました。在宅で業務したり、会えない大切な人とはビデオ通話を行ったり…。仕事でもプライベートでも、様々な場面で PC を使う機会が増えたのではないでしょうか。
実際、私たちの調査からも、個人が PC と向き合う時間は平均約30%増加し、ビデオ通話をする時間は 2 倍近くに増えていることがわかっています。今まで携帯やスマホで済ませてしまっていたことを、より大きな画面でパワーのある PC へとその活用も変化してきていることが明確です。
コロナ禍の変化に対応した OS Windows 11
マイクロソフトでは、こうした変化に合わせてデザインした次世代の OS として Windows 11 を 10 月 5 日から提供を開始しています。左下に位置していた「スタートボタン」を中央に配置し、ユーザにとってシンプルなデザインを目指したほか、個人向けの Microsoft Teams をタスクバーに統合してコミュニケーションを強化しました。また、複数のアプリを操作する場合にも最適な配置を行ってくれるレイアウト機能「スナップ レイアウト」や、在宅で仕事をすることが増える中、プライベートと仕事のデスクトップを簡単に使い分けることができるよう「仮想デスクトップ」の機能も強化しています。
またWindows 11 に合わせ、Office 製品も Office 2021 として刷新したほか、10 月 1 日からは、Xbox Game Pass Ultimate ユーザ向けに、クラウド ゲーミングである Xbox Cloud Gaming (Beta) も日本の皆様に提供を開始しています。
OEM パートナー企業各社がプロモーションやキャンペーンで Windows 11 促進を盛り上げ
先日 11 月 18 日に報道機関向けのメディアブリーフィングを行い、Dynabook 株式会社様、デル株式会社様、株式会社日本 HP 様、富士通クライアントコンピューティング株式会社様、NEC レノボ・ジャパングループ様といった主要 OEM パートナー企業の方々に登壇いただきました。各社からは、Windows 11 を搭載した最新の PC の紹介のほか、年末商戦に向けたキャンペーンをお話しいただきました。
Windows 11 において学生向けの取り組みを強化
日本マイクロソフトでは、未来を担う学生に、最新の Windows で、明るく、楽しく、自分らしい世界を作ってほしいというコンセプトで、学生向けの取り組みを強化しています。店頭や広告での大規模なキャンペーン展開を行うほか、株式会社ベネッセホールディングス様と連携し、東大クイズ王を講師に迎えた PC の使い方を楽しく学べるセミナーや、進研ゼミの公式バーチャル ティーチャー「なるり先生」と一緒に、パソコンを使ってミュージック ビデオを作成するワークショップ等を開催する予定です。
さらに、5 点満点中 4.9 点の評価をいただいているこの春から実施のオンライン接客についても、これまでは Surface 限定でしたが、今後はパートナー様のデバイスにも対応してきます。そうすることで、コロナ禍でオンラインが中心となる現在でも、全国の消費者の皆さんに対して、どこからでもリアルタイムで Windows 11 搭載デバイスのご購入の相談を頂ける体制をさらに拡張してきます。
私たちは、「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」という企業ミッションを掲げています。ただ、このミッションは、マイクロソフトだけでは達成できません。
OEM パートナーをはじめとする Windows に関連パートナー企業の皆さんと共に、変化する新しい暮らしのかたちに、Windows 11 搭載の PC で貢献してまいります。
最後に、Windows 11 の責任者であり、マイクロソフトコーポレーションのチーフプロダクトオフィサー パノス・パネイから、日本のお客様に向けたスペシャルメッセージが届きましたので是非ご覧ください。年末、そして来る新たな年に向けて、PC を通じ、お客様が家族や友人など大切な人とつながり、楽しい時を過ごしたり、新たな挑戦を行ったり、見たこともない素晴らしいもの新たに創り上げる姿を目にすることを、私もとても楽しみにしています。
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