現在、官民を問わず、世界各国の組織が COVID-19 (新型コロナウイルス感染症) の感染拡大防止に向けてそれぞれ取り組んでいます。マイクロソフトは、パートナー企業と連携しながらリモートワークやオンライン授業の支援をはじめ、幅広い支援を行っています。マイクロソフト コーポレーション CEO サティア ナデラも述べているように、クラウドや AI などのテクノロジはこの困難な状況に立ち向かう中で、大きな役割を果たすことができます。
現在の社会的な状況を鑑み、自動運転やドローンなどのモビリティ IoT から得られるビッグデータの分析ソリューションを提供する PSYGIG (サイギグ) 株式会社は、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム Microsoft Azure を活用して、サーモグラフィ―カメラを通して体温を自動測定し、高体温者が出入りした場合にアラート通知するシステムを開発しました。施設にサーモグラフィーカメラを設置することで、各カメラから収集された体温データや場所、時間などのデータは、自動で Azure 上に集約され、38 度以上の高体温を検知した場合、自動でアラートが発せられます。これにより、本システムによる体温測定の自動化と検知後の迅速な対応が可能になります。
PSYGIG では、今後、サーモグラフィーカメラから得た画像分析に、マイクロソフトの学習済み AI である Cognitive Services を活用し、より効率的かつ高い精度での測定を検討しており、COVID-19 感染拡大防止に向けた取り組みを進めます。
人の出入りの多い商業施設などで本システムが活用されることで、現在の社会的な課題解決につながることが期待されます。
参考: PSYGIG、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、サーモグラフィ―キット提供開始。自動で体温測定して高熱検知時にアラート通知する Web プラットフォームも同時提供
サーモグラフィ―キット概要ページ: https://thermo.psygig.com
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