マイクロソフト、日本における耐障害性と高性能なクラウド基盤の拡張を発表

マイクロソフト、日本における耐障害性と高性能なクラウド基盤の拡張を発表

本日、マイクロソフトは、日本における AI およびクラウド基盤への継続的な投資の一環として、西日本リージョンのデータセンターへの Azure 可用性ゾーン (Availability Zone) の提供開始を発表しました。この投資により、日本におけるクラウド基盤の効率性と信頼性が強化され、顧客やパートナーが危機的な状況においても事業の継続性を維持し、高いサービスレベルを提供する能力が向上します。

本件は、2025 年 3 月 27 日の発表に基づいており、その際には AI パフォーマンスの向上と日本におけるハイパフォーマンスコンピューティングへのアクセスの拡大に向けたクラウド基盤の拡張を発表しました。これは、日本における AI 時代のワークロードを支えるための高度なインフラに、マイクロソフトが継続的に投資していく姿勢を示すものです。

この投資を通して、事業継続性とシステムの安定性を確保することに加え、最新のクラウドおよび AI のイノベーションを活用したいと考える官民の組織による、効率的でスケーラブルなコンピューティングパワーへの需要増加に応えます。

Azure 可用性ゾーンは、独立した電力、冷却、およびネットワーキングインフラを備えた、Azure リージョン内の物理的に分離されたデータセンター群です。これにより、ソフトウェアやハードウェアの障害、または天候によるシステム停止といったトラブルから保護されます。特に日本では、これが重要な役割を果たします。これらの耐障害性機能は、顧客やパートナーの事業継続性とデータの可用性を向上させるだけでなく、マイクロソフトのクラウドコンピューティングおよび AI サービスへの安定したアクセスも提供します。

西日本における新しい Azure 可用性ゾーンの導入は、この市場における継続的な投資の重要な要素です。マイクロソフトは 2023 年 2 月にこの地域に複数の新しいデータセンターを設立し、将来の Azure 可用性ゾーンの基盤を整備しました。また、最近では低遅延のデータセンター間接続も確保し、必要なネットワーク環境を整えました。

加えて、組織は重要なシステムの安定性オプションを得ることができます。これは、2014 年に東日本および西日本リージョンを設置して以来、日本国内でデータの居住地を提供し、地域間のレプリケーション、バックアップ、サイトリカバリを通じて提供されてきた事業継続性と災害復旧機能に加わるものです。

マイクロソフトは、AI およびクラウドの能力への継続的な投資を通じて、今後も増大する需要に応えていきます。

 

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