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Work Trend Index スペシャルレポート Copilot の初期ユーザーから学ぶ、生成 AI の職場での可能性

Work Trend Index スペシャルレポート Copilot の初期ユーザーから学ぶ、生成 AI の職場での可能性

生産性、創造性、時間に対する影響を初調査

※本レポートは、米国時間 2023 年 11 月 15 日に公開された “What Can Copilot’s Earliest Users Teach Us About Generative AI at Work?” の抄訳を基に掲載しています。日本を含む市場別データはこちらを参照ください。

8 か月前、マイクロソフトは Copilot for Microsoft 365 を発表しました。これは、デジタル負債を削減し、生産性を向上させることで、人にしかできない仕事に注力できるようにするものです。そして今、誰もが知りたいのは、生成 AI は本当に仕事を変革するのか、またどのように変革するのかということです。

新たなデータは、生成 AI が生産性向上を実現できることを示しています。マイクロソフトは、Copilot を拡大する中で、お客様と共に学びたいと考え、Copilot が仕事をどのように変革しているか深く理解するため、アンケートと実験を組み合わせた調査を実施しました。その調査によると、すでに Copilot は、生産性と創造性を高め、時間を節約しています。初期ユーザーは、Copilot なしに仕事をしていた頃には戻りたくないと考えており、77% が Copilot を手放したくないと回答しています。

これはほんの始まりに過ぎません。職場での生成 AI の利用が広まる中、真の機会は個人の生産性を変革するだけでなく、組織全体の能力を引き上げることにあります。Copilot により、すべての従業員が文書作成やデザイン、コーディング、データ分析などのスキルを習得できるため、新たな基準が設定されます。また、Copilot によって専門性が高められることで、”良くできた仕事”だったものが”卓越した仕事”へと引き上げられます。

ここでは、初めて実施した、職場での Copilot に関する調査から明らかになったことをご紹介します。

調査結果の概要

今回の調査では、次のような特徴が明らかになりました。

  • Copilot ユーザーの 70% が生産性が向上したと回答し、68% が仕事の質が改善したと回答しています。
  • 全体的にユーザーは、検索や文書作成、要約といった一連のタスクが 29% 速くなりました。
  • 欠席した会議の遅れを挽回する速度が4 速くなりました。
  • 64% のユーザーが、Copilot でメール処理に費やす時間を削減できたと回答しています。
  • 85% のユーザーが、Copilot によって優れた初稿をより迅速に作成できるようになったと回答しています。
  • 75% のユーザーが、Copilot によって「ファイルから必要なものを見つけられるので、時間の節約になる」と回答しています。
  • 77% のユーザーが、Copilot を一度使ったら手放したくなくなったと回答しています。

本レポートのエグゼクティブサマリーをこちらからダウンロードできます。

1.Copilot による生産性の向上

Copilot for Microsoft 365 アーリーアクセスプログラムの参加ユーザー 297 人を対象に、会議や文書作成などで Copilot をどのように使用しているか調査したところ、開発者が GitHub Copilot で経験したのと同様に、生産性向上と時間削減ができたことがわかりました。

Copilot のユーザーは生産性が向上し、仕事をより迅速に完了できています。

  • Copilot ユーザーの 70% が、生産性が向上したと回答しています。
  • 73% が、タスクをより速く完了できると回答しています。
  • 64% が、Copilot によってメールの処理時間が削減できると回答しています。
  • 85% が、Copilot によって優れた初稿をより迅速に作成できると回答しています。
  • 87% が、Copilot によって初稿に取り掛かりやすくなると回答しています。
  • 86% が、Copilot によって遅れを挽回するのが容易になると回答しています。
  • 84% が、Copilot によって会議後に行動に移すことが容易になると回答しています。
  • 75% が、Copilot によってファイルから必要なものを見つけられるので、時間の節約になると回答しています。
  • 71% が、平凡な作業にかかる時間を削減できたと回答しています。

Copilot は、品質と創造性を向上させます。

  • 68% が、仕事の質が向上したと回答しています。
  • 57% が、創造性が高まったと回答しています。
  • 68% が、創造プロセスの活性化に役立ったと回答しています。
  • 72% が、文書作成中にアイデアを生み出す際に役立ったと回答しています。

「Copilot によって、アイデアをより早く出せるようになります。Copilot は人の代わりになるものではありません。人がアイデアをさらに膨らませるために使えるものです」

– Dentsu Creative テクノロジ部門グローバルヘッド、ジェームス・トーマス (James Thomas) 氏


Copilot は、ユーザーの時間の使い方を変えています。

  • 67% が、Copilot によって時間を節約でき、より重要な仕事に集中できるようになったと回答しています。
  • 平均で 1 日 14 、1 週間で 1.2 時間分の時間を節約できたと報告しています。
  • 22% の人は、1 日 30 以上の時間を節約できていると回答しています。
  • 1 日 30 以上時間を節約できると回答したユーザーに、その節約した時間を何に使っているか尋ねました。
    • 最も多かったのは集中作業 (53%) で、データ入力などの事務作業 (7%) に時間を費やしている人はほとんどいませんでした。
    • ただ、2 番目に多かった回答は、その時間を別の会議に充てている (16%) というものでした。すでに会議の数が多いところにさらに会議が加わると、逆効果ともいえます。
  • これほどまでに時間を節約できているのはすばらしいことですが、節約した時間をうまく再投資することが重要となってきます。

Copilot による生産性の向上

従業員が Copilot にどの程度価値を見出しているかについても調査しました。初期ユーザーは、一度 Copilot を使って仕事をすると、Copilot なしで仕事をする状態には戻りたくないと答えています。

  • 77% が、Copilot を手放したくないと回答しています。
  • 大半の人が、職場での無料ランチよりも Copilot を利用したいと回答しています。無料ランチが月 1 回の場合で 88% が Copilot を選択し、2 週間に 1 回の場合で 79% が、週 1 回の場合で 77% が Copilot を選ぶと回答しています。
  • 30% が、Copilot を利用できるかどうかが勤め先の選択にまで影響すると回答しています。

Copilot による生産性の向上

2.Copilot が会議、メール、情報検索、文書作成に与える影響

定性調査に加え、ナレッジワークを構成する 4 つの要素である会議、メール、情報検索、文書作成を対象に観察調査を実施し、Copilot の生産性向上を定量化しました。マイクロソフトは、人々が感じているデジタル負債は現実のものであると認識しています。Microsoft 365 のヘビーユーザーは、1 日に 250 通以上のメールを受信し、150 件のチャットをやりとりしています1。また、1 人あたりの Teams 会議の数は、2022 年以降グローバルで 3 倍に増加しています2

Copilot が会議、メール、情報検索、文書作成に与える影響

調査 1: ある 1 日の生活

最初の調査では、一連のタスクを通じてナレッジワーカーの 1 日の生活をシミュレーションしました。147 人を 2 つのグループに分け、ひとつは Copilot を使用するグループ、もうひとつは使用しないグループとしました。彼らには、①複数の情報源から情報を検索する、②会議の録画を要約する、③ブログ記事を書くという、3 つのタスクを実行してもらいました。

Copilot のユーザーは、品質と精度を維持しつつ、より迅速にタスクを完了しました。

  • 3 つのタスクすべてで 29% 速く完了でき、所要時間は 29 42 でした。Copilot を使用していないユーザーは 42 6 でした。
  • 文書作成タスクのみでは、Copilot を使用したユーザーが初稿にかかった時間は 8 12 でした。Copilot を使用していないユーザーは 13 48 でした。
  • 3 つのタスクすべてにおいて、精度には統計的に有意な差はありませんでした。
  • LLM も Copilot を使用したブログと使用しなかったブログを採点しましたが、品質面で統計的に有意な差は見られませんでした。

Copilot は実際に作業負担を軽減します。

  • Copilot のユーザーは、労力が削減できただけでなく、自分でもそう感じています。
  • Copilot のユーザーの 85% が、Copilot によってタスクを完了する労力を軽減できたと回答しています。

調査 2: 欠席した会議

ここでは、これまでに最も Copilot が使用されている、Teams の Copilot に注目しました。60 人のマイクロソフト社員を、Copilot を使用するグループと使用しないグループに分け、欠席した会議を要約してもらいました。録画された 35 分間の会議には、複数の人が同時にしゃべっている場面や議論が行われている場面、本題から外れた内容が話されている場面などが含まれているため、要約は困難で、実際の会議のような雰囲気になっていました。

  • Copilot のユーザーは、Copilot を使用していないユーザーより 3.8 速く会議を要約し、かかった時間は 11 13 でした。使用していないユーザーは 42 34 かかりました。
  • Copilot のユーザーは、生産性が 2 向上したと感じています。
  • Copilot のユーザーは、このタスクによる疲れが 58% 軽減されたと感じています。
  • 理解度には若干低下が見られました。完璧な要約スコアが 15 となる会議の詳細のうち、Copilot ユーザーは 11 の詳細を記載し、Copilot を使用していないユーザーは 12 の詳細を記載しました。

「当社の従業員は、Copilot によって生産性が即座に向上したことを実感しています」

– Lumen Technologies 最高経営責任者、ケイト・ジョンソン (Kate Johnson) 氏


調査 3: メールの有効性

詳細を知らされていない 62 人の参加者に、複数のメールメッセージの明瞭さと簡潔さを評価してもらいました。一部は Copilot を使用して書かれたもので、一部は使用していないものです。調査参加者には、どのメッセージが Copilot を使って書かれているのか知らされていません。

  • Copilot を使用して書かれたメールは、18% より明瞭 (clear) だと評価されました。
  • Copilot を使用して書かれたメールは、19% より簡潔 (concise) だと評価されました。
  • 参加者は、Copilot で作成したメールについて、「自分ではこれ以上うまく表現できない」という点で、25% 高いスコアを付けました。

「日常生活に大きな影響がありました。情報を見つけるのが速くなったり、関連コンテンツが表示されたりすると、違いが生まれます。機敏性も高まりましたし、Microsoft Copilot が適切な情報をすぐに入手できるようサポートしてくれます」

-Bayer グローバルテクノロジ&イノベーションリード、サラ・レヴァンドウスキー (Sarah Lewandowski) 氏


調査 4: 検索の負担

Copilot を使用している 80 人と使用していない 83 人の合計 163 人の参加者に、複数のソースから情報を引き出す作業、つまりファイル、メール、予定表を横断して情報を検索する作業を再現してもらいました。被験者には、架空の企業の調達部門に所属していると想定してもらい、企業の調達方針に関する情報 (企業ファイルの検索が必要) と、架空の上司が求めている支援に関する情報 (メールの検索が必要)、今後の 2 つの会議のタイミングに関する情報 (予定表の検索が必要) を取得するよう任務が与えられました。

  • Copilot のユーザーは 27% 速く作業を完了し、かかった時間は 17 54 でした。使用していないユーザーは 24 18 でした。
  • 2 つのグループ間で、精度に統計的に有意な違いは認められませんでした。

3.役割特有の課題と改善機会

Copilot には、あらゆる部門にわたって大規模に組織的なインパクトを与えるような、より幅広い機会があるとマイクロソフトは考えています。当社では、まず営業担当者とカスタマーサービス担当者から、すべてを学ぶアプローチを進めています。

営業担当者

Copilot for Salesを少なくとも毎週使用しているマイクロソフトの営業担当者 133 人を対象に調査したところ、次のことが明らかになりました。

  • ユーザーが 1 週間に節約した平均時間は 90 でした。
  • 83% が、Copilot for Sales によって生産性が向上したと回答しています。
  • 79% が、やるべき管理業務の量を減らすことができると回答しています。
  • 78% が、仕事の流れを維持するのに役立っていると回答しています。
  • 73% が、タスクをより簡単に完了できると回答しています。
  • 68% が、より少ない労力で顧客管理 (CRM) システムを最新の状態に保つことができると回答しています。
  • 67% が、お客様との時間を増やせると回答しています。
  • 64% が、お客様とのエンゲージメントをよりパーソナライズできると回答しています。
  • 58% が、必要な CRM 情報をより早く見つけられると回答しています。

役割特有の課題と改善機会

カスタマーサービス担当者

別の調査では、世界最大級のカスタマーサービス組織であるマイクロソフトのカスタマーサービス & サポート (CSS) チームにおいて、Dynamics 365 Customer Service の Copilot が 2023 年 4 月~ 7 月に、担当者の生産性にどのような影響を与えたかを評価しています。Copilot を使用した 6,500 人と、Copilot を使用しなかった 5,000 人を比較した調査です。

  • Copilot を使用した担当者は、課題解決にかかる時間を 12% 短縮しました。
  • 通常であれば同僚との協力が必要なケースの 10% は、担当者が Copilot を使用することで 1 人で解決できました。

セキュリティ担当者

サイバーセキュリティ人材のスキルギャップを埋めるためにも、Copilot は早急に必要とされています。サイバー脅威の頻度と深刻さが増しており、その分野で世界に 300 万もの欠員があるためです。当社はある調査において、担当者の専門知識のレベルに関わらず、Copilot for Security が担当者をいかに支援できるかを調べました。調査では、149 人の新人セキュリティアナリストのパフォーマンスを、Copilot を使用するグループと使用しないグループに分けて比較しています。両グループには、サイバー攻撃者が使用するスクリプトを特定するよう指示を出したほか、インシデントレポートを作成し、適切な修復手順を割り出すよう依頼しました。

その結果は次の通りです。

  • Copilot のユーザーは、すべてのタスクにおいて 44% 精度が高く、26% 短い時間でタスクをこなしました。
  • 86% が、Copilot for Security によって作業の質が向上したと回答しています。
  • 83% が、Copilot によってタスク完了に必要な労力が軽減されたと回答しています。
  • 86% が、Copilot によって生産性が向上したと回答しています。
  • 90% が、次回同じタスクを行う際にも Copilot を使いたいと回答しています。

ビジネスプロセスをAIで変革

ビジネスプロセスを根本的に変革する生成 AI の幅広い機会について理解を深めるため、12 ヶ国で 6 つの主要部門に勤める 1 万 8,100 人を対象に調査を実施しました。全体として、デジタル負債におぼれているとの回答を得ています。情報の作成 (1 日の 24%) や、コミュニケーション (1 日の 24%)、情報の消費 (1 日の 25%) よりも、情報検索 (1 日の 27%) に多くの時間を費やしているというのです。しかも、毎日消費する情報のうち、仕事に必要なものは半分 (50%) だけだといいます。

6 つの異なる職務に就く人に、生成 AI が仕事のパフォーマンスにプラスの影響を与える可能性があるのはどこかを尋ねたところ、トップとなったのは「必要な情報を見つけること」でした。そこから、職務別に独自のニーズが浮かび上がってきました。

  • 営業担当者は、営業機会の特定 (75%) と、マーケティングデータと販売データの統合 (74%) を挙げています。
  • カスタマーサービス担当者は、問題を適切な担当者にインテリジェントに引き渡すこと (70%) と、担当者と顧客のやり取り全体の傾向を検出すること (68%) を挙げています。
  • 財務部門では、財務報告の簡素化 (73%) と、データ品質の検証 (72%) を挙げています。

ビジネスプロセスを AI で変革

これらの結果は初期のものではありますが、時間が経てば Copilot によってより多くの商談が成立し、カスタマーサービスでより多くの問題が解決され、顧客満足度が高まることが期待されます。これは、仕事の満足度や充実感を高めるだけでなく、最終的に収益の向上にもつながる強固な手段となります。

今後の展望

Copilot は個人の生産性を実際に、しかも大幅に向上させていることがデータによって示されました。しかし、個人的な実験を超えてAIを活用する組織を構築するには、新しい方法で取り組む必要があります。最大限利益を得ることになるのは、Copilot を検索エンジンとしてではなく、非常に有能で、無限に忍耐強く、いつでも利用できるアシスタントとして扱う組織です。

Copilot で日々の習慣を築いてみましょう。運動や新しい言語の習得と同じように、Copilot の生産性向上を実現するには、意図的に毎日実行する必要があります。その習慣を早くから築くことで、先頭に立つことができます。

マネージャーの気持ちになって考えてみましょう。Copilot の可能性を最大限引き出すには、権限を委任し、適切な判断を下し、対象分野の専門知識を応用する能力が必要です。それが、機械化時代に欠かせない人間のスキルとなるのです。従業員は皆、それぞれが新しいアシスタントを管理し、AIにタスクを任せるタイミングと、独自の人間的知性を適用するタイミングを見極めなくてはならないのです。

取り戻した時間を無駄にしないでください。新しいリーダーは、すべての従業員が Copilot で節約した時間を意識できるよう支えなくてはなりません。マネージャーは、チームを指導して気遣うことにより多くの時間が割けるようになり、営業担当者はお客様との関係構築や商談成立により多くの時間が費やせるようになります。またマーケティング担当者は、新製品を考案する時間を捻出できます。今後は誰もが、組織にとって最もインパクトがあり、価値のあるやりがいのある仕事に、より多くのエネルギーを注ぐようになるでしょう。

1 データは Microsoft 365 サービス、受信したメール、Teams で送受信したチャットのそれぞれ上位 20% のユーザーから得られたものです。

2 マイクロソフト年間レポートWork Trend Index 2023「AI は働き方を改修してくれるのか?

調査方法

Copilot for Microsoft 365 アーリーアクセスプログラムのユーザーを対象とした調査

製品名称のアップデート: いくつかの製品名は、調査実施時から変更になっています。

  • Microsoft 365 Copilot は、現在 Copilot for Microsoft 365 と呼称されています。
  • Microsoft 365 Chat は、現在 Copilot for Microsoft 365 (または Copilot) と呼称されています。

統一性と正確性の観点から、本レポートでは最新版の名称を使用します。

職場における Copilot for Microsoft 365 の使用状況に関する調査は、マイクロソフトの MS Digital および People Science が連携し、アーリーアクセスプログラムに参加しているお客様の組織のユーザー 297 人を対象に実施されました。調査時間は 10 分で、2023 年 10 月 3 日~ 11 月 2 日に全世界で実施され、サンプルにはさまざまな部門の従業員が含まれています。調査は完全に匿名で行われました。このレポートには、297 人のお客様からの回答のみが含まれており、Copilot for Microsoft 365 の使用期間が3週間未満の人は最終分析から除外されました。

Copilot in Teams や Copilot in Word など、ひとつの Copilot アプリに特化した体験に関する質問については、回答者が毎日または毎週そのアプリを使用していると回答した場合のみ、そのアプリに特化した質問に回答しています。この手法で得た関連データは以下の通りです。

Copilot in Outlook

  • 64% が、Copilot によってメールを処理する時間が削減できると回答しています。

Copilot in Word

  • 85% が、Copilot によって優れた初稿がより迅速に作成できると回答しています。
  • 87% が、Copilot によって初稿に取り掛かることが簡単になると回答しています。
  • 72% が、文書作成中にアイデアを生み出す際、Copilot が役立ったと回答しています。

Copilot in Teams

  • 86% が、Copilot によって欠席した会議を挽回しやすくなったと回答しています。
  • 84% が、Copilot によって会議後に行動に移すことが容易になると回答しています。

Microsoft 365 Chat

  • 75% が、Copilot によってファイルの中から必要なものを見つけることができ、時間を節約できると回答しています。

1 日で節約できた時間の平均値は、「平均で、1 日あたり Copilot でどれくらいの時間を節約できていますか?」という質問に対する回答の平均を取って作成されたものです。ユーザーは、0 分、5 分未満、5 ~ 10 分、11 ~ 30 分、31 ~ 60 分、1 時間以上の中から 1 つを選択できるようになっていました。回答全体の平均を計算するため、それぞれの選択肢の最低値が使われました (例えば、「5 ~ 10 分」という回答の場合は 5 分)。そのため、1.2 時間という数値が 1 週間の節約時間を推定する際の基準となっています。

調査対象となった市場は以下の通りです。

アフリカ: 南アフリカ
アジア: アフガニスタン、中国、エジプト、ジョージア、インド、日本、カザフスタン、トルコ、アラブ首長国連邦
中米およびカリブ海諸国: ベリーズ
ヨーロッパ: アルバニア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、イギリス
北米: カナダ、アメリカ合衆国
オーストラリアおよびニュージーランド: オーストラリア
南米: ブラジル、コロンビア、メキシコ

調査対象となった業界は以下の通りです。

金融サービス、専門サービス (会計、コンサルティング、法律事務所など)、ヘルスケア、消費財、銀行、テクノロジ (情報技術など)、エンターテインメント、教育、製造、食品・飲料、自動車、政府 (州、地方、国)、エネルギー、建設、電気通信、運輸、小売 (実店舗のある小売店とオンラインのみの小売店の両方を含む)、メディア/報道

「調査 1: ある 1 日の生活」について
マイクロソフトのチーフエコノミスト室が、Copilot for Microsoft 365 の生産性の利点をテストするため、この外部調査機関での実験を実施しました。Upwork プラットフォームを使って被験者を募集し、一部には標準の Microsoft 365 を、一部には Copilot for Microsoft 365 を提供しました。ユーザーには、情報の検索や欠席した会議の把握、製品発表に向けたブログ記事の作成といったタスクを割り当てました。そのタスクを、見つけた情報の正確さや作成した記事の質によって採点したほか、完了までの時間を計測し、タスクや使用した製品についてどう感じたかを尋ねました。

「調査 2: 欠席した会議」について
Microsoft Teams による社内の Copilot 調査実験は、Aether および MS Digital と協力し、マイクロソフト社内の営業、財務、不動産、人事、エンジニアリング部門の従業員を対象に実施しました。この調査では、4 人の従業員がチームのオフサイトイベントについて 35 分間の Teams 会議を行うという台本を作成し、録画しました。Copilot in Teams が利用できる参加者 (事前のスクリーニングデータに基づいて判断) は、この会議に招待されるか会議を転送され、Copilot と録画データを使用しました。一方、Copilot が利用できない参加者には、録画データと文字起こしへの Stream のリンクが提供されました。次に、参加者に「欠席」した会議の詳細を要約した 200 ~ 300 ワードのメールを書いてもらい、その後タスクの印象について、また該当する場合は Copilot の印象についての質問に答えてもらいました。参加者は、自分の画面を録画しながら、モデレーションもなくオンラインで調査を完了しました。生産性の効果測定については、タスクにかかった時間を使って効率を評価し、ルーブリックを使って会議に関する15の詳細についてメールの内容を採点、品質を評価しました。タスク完了後、参加者がどの程度疲れを感じ、どの程度生産的だと感じたかは、タスク完了後に 1 点 (まったく生産的でない/まったく疲労感がない) から 5 点 (非常に生産的である/非常に疲労感がある) の 5 段階で評価しました。

「調査 3: メールの有効性」について
マイクロソフトのチーフエコノミスト室が、Upwork から米国英語のネイティブスピーカーを募集、さまざまなメッセージを読んで評価してもらいました。一部のメッセージは Fortune 誌が選ぶ 50 社のエグゼクティブが書いたもので、他のメッセージは同様の内容を Outlook Sound Like Me で生成したものです。被験者には、各メッセージをさまざまな要素で評価してもらいました。

「調査 4: 検索の負担」について
マイクロソフトのチーフエコノミスト室が、Copilot for Microsoft 365 の生産性の利点をテストするため、この外部調査機関での実験を実施しました。Upwork プラットフォームを使って被験者を募集し、一部には標準の Microsoft 365 を、一部には Copilot for Microsoft 365 を提供しました。ユーザーには、SharePoint の共有ファイルや、メール、予定表に基づいたタスクなど、一連の情報検索タスクを割り当てました。そのタスクを、見つけた情報の正確さや完了までにかかった時間に基づいて採点しました。また、被験者にはそのタスクや使用した製品についてどう感じたかを尋ねました。

 Dynamics 365 Customer Service における Copilot の影響に関する調査
マイクロソフトのチーフエコノミスト室と Dynamics 365 製品グループが協力し、商用ビジネスをサポートするマイクロソフトのサポート担当者の生産性に対する Copilot の影響について評価する調査を最近完了しました。

マイクロソフトの CSS チームは、2023 年 4 月に Copilot in Dynamics 365 Customer Service の導入を開始しました。ここで紹介した最初の結果は、2023 年 7 月時点の 1 万 1,500 人の結果を反映したもので、そのうち Copilot を活用した担当者は 6,500 人、Copilot を使用しなかった対照グループは 5,000 人でした。

この調査では、担当者の Copilot 導入のタイミングがチーム間で異なっていたことを利用し、担当者のサポートに対する Copilot in Dynamics 365 Customer Service の影響を、差分の差分法 (DiD: Difference in Differences) という経済学や社会科学で広く使われている統計手法で調査しています。DiD では、何らかの処置を受けたグループ (今回の場合は Dynamics 365 Copilot を使用したグループ) と、受けていないグループの間で、時間の経過に伴う結果の変化を比較します。DiD は、処置の前後で 2 つのグループの結果の違いを比較することで、実験調査デザインを模倣するものです。

Copilot for Sales の影響に関する調査
この調査は、Copilot for Sales 製品グループによって実施されたものです。調査の対象となったのは、現在 Copilot for Sales がサポートする主要言語 (英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語) が使われている地域で勤務し、使用データに基づき Copilot for Sales を最近使用した営業職のマイクロソフト従業員です。調査は 3 分間で、2023 年 10 月 24 日~ 10 月 31 日に実施されました。調査は完全に匿名で行われています。この調査は、繰り返しの使用による影響を把握することが目的のため、毎週または毎日の頻度で Copilot for Sales を使用していると回答したユーザーから得た 133 件の回答のみを対象としており、使用頻度の低いユーザーや、まだ学習中と回答したユーザーは除外されています。

Copilot for Security の影響に関する調査
ランダム化比較試験 (RCT) で 149 人を対象にテストを行い、Copilot for Security を使用したことによる生産性への影響を計測しました。本 RCT では、アナリストへの Copilot 提供有無を無作為に決定し、パフォーマンスとセンチメントを取り除いてベース効果を排除した Copilot の影響を算出しました。被験者は基本的な IT スキルはあるもののセキュリティ初心者であるため、Copilot が新人アナリストをどのように支援しているかを計測できています。

役割特有の問題点と機会に関するグローバル調査
この調査は、2023 年 7 月 21 日~ 11 月 1 日に、12 市場におけるフルタイムの従業員または自営業者 1 万 8,100 人を対象として、独立系調査会社の Edelman Data x Intelligence が実施したものです。調査時間は 20 分で、英語または各市場の言語に翻訳した上で実施されたオンライン調査です。各市場で少なくとも 1,000 人のフルタイムワーカーを対象に調査が行われ、グローバルな結果は全回答を集計して平均値を算出しました。各市場は、世界平均の中で均等に重み付けされています。各サンプルには、カスタマーサービス、財務・経理、情報技術・技術インフラ、マーケティング・広報、営業・事業開発、サプライチェーン・物流といった役割が均等に含まれています。また、このサンプルにはさまざまな職場環境 (対面、リモートと非リモート、オフィス環境と非オフィス環境など) が含まれているほか、業界や企業規模、勤続年数、職務レベルも多岐にわたります。

日本を含む市場別データはこちらを参照ください。

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